団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

捨てない生き方

前回、私の父がモノを捨てられないという主旨のことを書きましたが、断捨離ブームが続く今、本当に断捨離に突き進んでいっていいのだろうかと、ふと考えました。 実は、私自身も捨てることが苦手な方ではないのかと思いいたったのです。 最近、父の行動を見…

モノを捨てられない父

この連休に実家を訪れた際、妻は台所の食器を置くワゴンと、スポンジ・タワシ置きを購入して持っていきました。 父が洗った食器を置いているワゴンやスポンジ置きが、水切りが悪く、カビの温床になっていることが気になっていたようです。 以前にも、そのこ…

食料の自給率を高めることが急務となってきた

ロシアのウクライナへの軍事侵攻を機に、小麦の生産量6位のウクライナの生産減の影響を受けて食糧危機に陥っている国がいくつか出てきました。 のみならず、穀物、肉類、乳製品などすべての品目で騰勢が収まる気配はありません。 中国の需要急増や新型コロ…

山間地にも春がきた

週末に実家に行ってきました。 5月の連休前で、一般道も高速道路も比較的空いていました。 少し前まで異例の暖かい日が続いたせいか、4月の中旬にもかかわらず沿道にはハナミズキやツツジが花を咲かせています。 これからしばらくは、綺麗な花々や新緑が目に…

年相応ってなんだろう?

先週、昔の仕事上でお世話になった方と会食することになりました。 共通の知人のお葬式で久しぶりに再会したのがきっかけです。 彼は今年73歳になります。 先日今は亡き宇野重吉さんの映画をみていて、宇野さんが亡くなった73歳に自分もなったのだと思い至っ…

4割以上の若者が孤独感を感じている

新型コロナウィルスの感染拡大が長期化しています。 非接触型の生活様式も一部定着しているように見えますが、それは“接触を避ける”という生活時間が増えるということでもありますから、そんな中で孤独感を感じてしまったり、孤立しているという認識を持つ人…

今年もオンライン花見になってしまいました

長い間続いている“花見の会”が今年もオンライン形式になってしまいました。 主催者さんは「今年こそ、皆で集まって花見をしたい」とおっしゃっていただけに、残念がっていました。 この会はもう10年も続いている集まりです。 メンバーは主催者さんの旧職場…

やはり野に置け野草花

私が朝散策をするコースに、広い休耕田があり、そのあぜ道に小ぶりなスイセンが咲いていました。 可愛らしく咲く姿に、思わずかがみこんで、しばし眺めながら清々しい時間を持つことができました。 そして翌日のこと。 あのスイセンに出会うのを楽しみに、そ…

娘の結婚・出産を前に妻が気を揉んでいます

次女の結婚、そして妊娠と矢継ぎ早にうれしい知らせが続きます。 しかし、こんな時に親として何をしてあげればよいのか、妻が気を揉んでいます。 そこで同じ集合住宅に住む、子育ての先輩であるご夫婦に我が家に来てもらい、食事をしながら子供の結婚・出産…

ウォーターフロントでのひととき

娘夫婦に誘われて、観光客船に乗ってきました。 週末に横浜ふ頭から観光船に乗って、昼食をとりながら東京湾内を周航するというツアーです。 娘夫婦は車でいくので一緒に乗せていくと誘ってくれたのですが、遠回りになるので我々は電車で向かうと断りました…

笠地蔵の話に出てくる老夫婦のようになれたら

2月に石原慎太郎氏の訃報に接して間もなく、3月8日に妻典子さんが亡くなったとの報道がありました。 詳しいことは私にはわからないのですが、つれあいに先立たれて間もなく、後を追うように亡くなるというケースはよく聞く話です。 データは承知していません…

ロシア人は今何を思っているのだろう

同じ民族であるはずのウクライナを無謀にも攻撃し続けるプーチン率いるロシアの軍隊、イギリスの報道機関が入手したロシア軍内部の24時間にわたるやり取りが公表されたそうです。 そこには、上層部からのウクライナへの発砲命令に対して、「市民に何故銃を向…

回転焼き?今川焼き?それとも?

今放映しているNHKの朝ドラでは、主人公の家が「回転焼き」なるものを焼いて生計をたてています。 私も長い間生きてきて、今川焼きを「回転焼き」と呼ぶことを初めて知り、ビックリしました。 読売新聞編集部が、何と呼ぶかをツイッターできいたところ、今川…

娘との最後の旅行

先日妻と次女と3人で1泊の小旅行をしてきました。 娘の結婚を前にして、娘から旅行に行こうと提案があったのです。 まだオミクロン株の流行も収まらないなかで、少し躊躇したのですが、結婚してしまえばそうそう家族旅行もできなくなることもあり、思い切っ…

3回目接種は痛みもひとしおです

はやく受けたいと思っていた3回目のコロナワクチン接種を昨日うけてきました。 昨年の1回目の接種のような苦労もなく、接種券が届いたあと申し込みページにアクセスすると、家からすぐ傍の病院で予約することができました。 ただし父親の退院後の様子も気に…

「食べることの大切さ」を伝えたい

私は昔、帝国ホテルのスタッフの方々とある期間、仕事を通じてお付き合いをさせて頂く機会がありました。 先日「帝国ホテルから子ども食堂へ」という記事が目に留まり、見ると総料理長を長年務められた田中健一郎(71)さんの活動紹介記事です。 当時は、…

父の退院

3か月近く入院していた父が、先日退院しました。 蜂窩織炎(ほうかしきえん)という作業中のケガがもとで、右手指に生じた関節炎での入院治療でした。 最初はちょっとしたケガ程度に考えていた父も、医者の深刻な顔を見て、これは大変なことになったと慌てた…

ついに感染者が出てしまいました

昨日久々に職場に行くと、メンバーの一人が25日の検査でオミクロン株の陽性が判明したと大騒ぎです。 彼は別の職場と掛け持ちで勤務していて、この職場では週2日勤務していました。 最後に彼が勤務したのが先週の木曜日(20日)でした。 別の職場では土…

“サードプレイス”が幸せにつながる

長いコロナ禍のなかで、“非接触の生活様式”を強いられることにより、私たちは孤独感に陥ったり、人間関係が希薄になっていると感じて、閉塞感につながってしまうことがあります。 そんな中、家庭や職場・学校以外の第3の居場所「サードプレイス」が、幸せに…

今年は一体何が起こるのだろう

一昨日のトンガの大噴火に端を発した“津波騒動”は気象庁もメカニズムを解明できないような不気味な現象でした。 のちに噴火によって、“空振”という気圧が急激に上がる現象が発生したことが関わっていることが専門家から指摘されました。 この星に生きていな…

認知症3人組がFM生放送で大活躍

妻の妹から妻に「お母さんが施設のホームページに出ているよ」と連絡がありました。 早速パソコンでホームページを覗いてみると、1月の年始の催しを紹介するページに満面の笑みで出てきました。 それを見て、妻も娘も「元気そうだね」と喜んでいます。 コロ…

2022我が家の多難な幕開け

元旦の朝は、久しぶりに我が家で初日の出を拝むことができ、早々に身支度を済ませて、実家に向けて車で出発。 快晴の中、渋滞もなく快調に高速を走ることができ、予定より早く最寄りのインターを降りることができました。 そこまでは良かったのですが、大晦…

久々の“雪との闘い”に挑む

入院している父から電話がありました。 「長靴を買ってきてほしい」という用件です。 正月を迎え、年明けの2日から4日にかけて外泊許可がおりて、今から待ち遠しいようです。 私と妻は、それに合わせて当初暮れの内に実家に行こうと思っていた日程を変更し…

タイヤ交換を余儀なくされる

両親が元気な頃は、正月に実家を訪問した後、1月~3月は実家に寄り付きませんでした。 というのも降雪時の車の運転が苦手だからです。 ただ正月の帰省時に雪に降られることもありました。 そんな時には、ゴムのタイヤチェーンを前輪に巻きます。 2~3年…

父の戸惑い

父が入院して40日を超えました。 週末に予定していた訪問は、雪のために延期することを決め、その旨父に電話をしました。 ちょうどマッサージ治療を受けている最中でしたが、技師の許可をとったようで電話口に出てくれました。 「今日は凄い大雪のようだか…

非民主主義国家の方が民主主義国家より多いとは!

世界の国家は増え続けています。 東京オリンピックの開会式においても、「こんな名前の国があるんだ」などと何度も思いながら見ていたものです。 独立や民族自決などで、現在では196カ国の国家があるのです。 このうち、民主主義を採用する国家の人口は4…

雑談って必要ですよね

以前私が勤めていた職場には、「喫煙ルーム」というものがありました。 ガラス張りの部屋で、通りがかる職員が中を見て、「またアイツこんな所で油を売ってやがる」などと言う目で見られたものです。 そんなある日、中途入職で入って来た同僚の職員が、「喫…

利き手の使えない生活

父の入院生活が、早やひと月になろうとしています。 最初は右手の指のケガと聞いていたのですが、そこから菌が入り予想以上の重症になってしまいました。 今でも痛みが収まらず、右手にはギブスが付けられて、右指は固定されています。 とは言っても、面会は…

人生の最後まで、生き生きと過ごせる場所

私は今、某NPO法人で週に2日ほどお手伝いをしています。 そのNPO法人の創始者の元理事長が、生前「将来、年を取っても楽しく生き生きと暮らせるグループホームのような施設を作りたい」と言っていたものです。 しかし夢半ばにして、若くして他界してし…

飲みニケーションはいらない?

コロナ禍で長い間様子をみていた、旧職場の仲間との飲み会を12月に実施することになりました。 久しぶりの集まりに気持ちがウキウキする気分になっています。 そんな矢先に、飲みニケーションは不要と思っている人が6割に達したという調査結果を目にしま…