団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

飲みニケーションはいらない?

 コロナ禍で長い間様子をみていた、旧職場の仲間との飲み会を12月に実施することになりました。

 

 久しぶりの集まりに気持ちがウキウキする気分になっています。

 

 そんな矢先に、飲みニケーションは不要と思っている人が6割に達したという調査結果を目にしました。

 

 日本生命保険が2017年から毎年調査をしていますが、昨年までは「飲みニケーションは必要」と考える人の方が上回っていたのですが、今年逆転したのです。

 

 長期のコロナ禍のなかで、リモートワークなど働き方も大きく変化し、お酒に頼らない親睦の在り方を模索する人が増えているのではと見ているようです。

f:id:dslownin:20201204091733j:plain

   Josch13さんによるpixabayからの画像

 

 内訳は「不要」が37%、「どちらかといえば不要」が25%で、不要と考える理由は「気を使う」が37%、「仕事の延長と感じる」が30%です。

 

 非接触型の生活様式が求められる中、働く人達の意識も大きく変わりつつあるのかもしれません。

 

 忘年会シーズンを前にして、客足の増加を期待する各飲食店が聞いたら、店主の表情が曇るようなニュースではあります。

 

 一方でリモートワークが定着したかに見える働き方は、再び出社して働く方向に傾いているようです。

 

 経営者や管理職からすると、やはり直接働く様子を見ながらのマネジメントの方がしっくりくるようです。

 

 日本企業の人事評価は、様々な評価項目をできるだけ数値化するという流れが定着してきたとはいえ、働く様子をみながらの定性的な要素がまだまだ残っているような気がします。

 

 そして管理職者の中には、就業後に部下を誘い、飲みニケーションを通じて、部下との気持ちの距離を近づけようというスタイルをとっている人もまだまだいると思われます。

 

 今年の各職場の忘年会は、“飲みニケーション要論”をめぐって、古い意識と新しい意識の間で議論が盛り上がるのかもしれません😊。