団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

*[今後の生き方]

日本人が飢える日がやってくる!?

コロナ感染が落ち着きをみせて、世界各地から訪日客が急増しています。 彼らのお目当ての一つは日本の食を楽しむことにあるのでしょう。 和食が2013年12月4日に無形文化遺産に登録されて以来、世界中から注目されるようになり、ヘルシー志向の強まりとも相俟…

シニアの力は、人類生き残りの鍵だった

少子高齢化社会のなかで、何かと高齢者ばかりが優遇されすぎて、若い人たちが割を食っているとの不満の声を時折耳にします。 ここにきて少子化に歯止めがかからないことへの危機感か、子ども家庭庁などをつくり子育て世帯への応援施策も少しずつ動き始めまし…

残された時間はごくわずかとなりました

「年をとるにつれて、われわれは、時間の価値について、感覚を鋭くする。実際、ほかの何ものも、重要でないと思われる。そしてわれわれは『時間のけちん坊』になる」 19世紀に活躍した英国の作家、ウィリアム・ヘイズリットが残した格言です。 差しさわりな…

いつもやりくりに追われています

この週末は、次女の結婚式を一週間後に控え、最低限必要な買い物を除き、外に出ず、家の片付けなどをして過ごしました。 次女の結婚式は、すでに孫も生まれてからの遅ればせながらのもので、双方の親と兄弟姉妹だけが参加するものです。 ただ、それなりに費…

人生後半をどう生きるか

私は人生の後半戦に入ってから随分月日が流れています。 定年退職した後、しばし有り余る自由時間を謳歌はしましたが、再び社会復帰して、はや10年以上が経ちました。 いまでは定年まで働いた後の勤務延長制度が当たり前のように普及して、65歳あるいは…

海外に出稼ぎにいく若者たち

今年はやっと賃上げムードが浸透し、多くの企業でベアを含む賃上げが実現しています。 一方で、日本で働くことに見切りをつけ、高い報酬を求めて海外に飛び出す若者が増えているといいます。 人手不足の国では、同じ職種でも日本の賃金の倍の報酬が支払われ…

関西弁は直す必要あるの?

昔お世話になった職場の上司に大阪出身の方がいました。 彼は大学進学で上京して以来、30年近くになるのに、コテコテの大阪弁で通していました。 仲の良い他職場の同僚からは、ときどき冷やかされたりしていたのですが、一向に意に介しませんでした。 その…

スキーをする叔父に脱帽

先日、両親の様子を見に実家を訪れると、庭に一台の車が止まっています。 「来客かな?」などと妻と言いながら、傍の公園にひとまず車を停車させました。 荷物の一部を抱えながら、庭に入っていくと、その車には赤いヘルメットが積んであるのが見えました。 …

何も持たなければ、気が楽になる?

時おり江戸時代の長屋暮らしをしている人々を題材にした小説を読むことがあります。 落語に出てくる「ハッつぁん、クマさん」の世界で繰り広げられるようなドタバタ劇は、布団に入ってから眠りにつくまでの、ゆったりと心落ち着かせる時間をもたらしてくれま…

勤勉は美徳?

「日本人は勤勉だ」というのが海外から見た日本人評です。 “勤勉は美徳”と思っている日本人は、年配世代を中心に少なくないと思います。 コロナ禍が続く中で、エッセンシャルワーカーと呼ばれる職種の方々の活躍が称賛されています。 そんな中、昨年暮れの1…

人生100年と聞いて、憂鬱になる?ワクワクする?

年が明けて、また1年永らえたとしみじみ感じています。 私のように70の齢⁽弱い⁾を重ねる年齢になると、かつてお世話になった人の訃報に接することが多くなり、その度に寂しい思いに駆られています。 世の中では「人生100年時代」という言葉が定着しつ…

今年はどんなことが起こるのだろう

穏やかな天候のもと元日の初日が上がってきました。 この数年大晦日の夜は、除夜の鐘を聞く前に床に就いてしまっていますので、元日もほぼいつも通りの時間に目覚めました。 家族が起きだす前に、身支度を済ませ、散歩に出ました。 ホテルの前を通りかかると…

人間は見かけほど違わない

“多様性の尊重”という動きが、世界中の新しい潮流として注目されています。 しかし人類進化学者の海部陽介さんは、「たった1種の人類ホモ・サピエンスしかいない現在は、人類の多様性が失われた時代だ」といいます。 10万年以上前までは、旧人であるネア…

若者の農業への関心が高まっている

高齢化が進み、担い手不足に悩み続けてきた農業ですが、未経験の若い人たちが参入するケースが増えているといいます。 農業に興味はあっても、いきなり自力で農業を始めるとなればハードルは高いのですが、そういう若者の受け皿になっているのが「農業法人」…

 私の健康寿命はいつまで持ち堪えられるのだろう

毎朝散歩をする生活を、かれこれ10年続けています。 散歩からの帰りに、下の階に住む奥さんと時々出会うことがあります。 会うたびにその奥さんは、「今日もお散歩ですか、偉いですね」と褒めてくれます。 別に褒められるようなことではないのですが、「も…

賃金を上げていく決め手は「リスキリング」

1991年から2019年の日本の賃金上昇率は1.05倍です。 この間、イギリスは1.48倍、アメリカは1.41倍でしたから、かなり低いといえます。 ただ、この間日本は長くデフレ経済でしたので、給料が上がらなくてもなんとか生活していけたのです…

3万1千年前の人類は手術の技術を持っていた

この発表を大変な驚きをもって知りました。 インドネシアのカリマンタン(別名ボルネオ、Borneo)島で発見された人骨から、約3万1000年前に足の切断手術が成功裏に行われていたことが明らかになったとする論文が9月7日、豪グリフィス大学などの研究チーム…

よい出会いがもっと増えますように

毎年、8月の最後の週末に実施されている日本テレビの「24時間テレビ」が今年も実施されました。 今年は出かける用事もなかったので、家事をしながら番組を眺めていました。 番組の目玉とも言えるチャリティマラソンに自ら志願し、見事走り切ったお笑いコ…

平和に逆行する流れを止めよう

プーチン・ロシアのウクライナ軍事侵攻が勃発して半年が過ぎました。 領土をミサイルで破壊し続けている状況は、まさに消耗戦というに相応しいものがあります。 プーチン氏は、ロシア人とウクライナ人の民族や宗教などの「歴史的一体性」を挙げて正当化しよ…

不要不急は本当に“不要”なの?

またしてもコロナ感染者が急速に増えだしました。 さらに感染力が強いとされるBA.5への置き換わりが進んでいるようです。 またしても人々の感染への警戒は強まり、夏休みを前にして、旅行・観光関係者は気が気でないことと思います。 このまま感染者数が増大…

再び保険の見直しが必要になりそうです

結婚をした娘から一昨日妻のところに連絡がありました。 妊娠をしていて、暮れには子どもが生まれる予定になっています。 このところ週末ごとに“保険の相談”に行っているようで、私たちがどんな保険に入っているのかを聞きたいようです。 これから家庭を築き…

国によって、人の命の重さは違うのだなぁ…

北朝鮮で新型コロナの感染者が急増しているようです。 医療体制が脆弱なうえに、新型コロナウィルスへの対処法を持たない国ですから、このままにしておくと大きな悲劇を招きかねません。 人道上の立場から、韓国ユン新政権は、コロナワクチンの提供を申し出…

捨てない生き方

前回、私の父がモノを捨てられないという主旨のことを書きましたが、断捨離ブームが続く今、本当に断捨離に突き進んでいっていいのだろうかと、ふと考えました。 実は、私自身も捨てることが苦手な方ではないのかと思いいたったのです。 最近、父の行動を見…

年相応ってなんだろう?

先週、昔の仕事上でお世話になった方と会食することになりました。 共通の知人のお葬式で久しぶりに再会したのがきっかけです。 彼は今年73歳になります。 先日今は亡き宇野重吉さんの映画をみていて、宇野さんが亡くなった73歳に自分もなったのだと思い至っ…

笠地蔵の話に出てくる老夫婦のようになれたら

2月に石原慎太郎氏の訃報に接して間もなく、3月8日に妻典子さんが亡くなったとの報道がありました。 詳しいことは私にはわからないのですが、つれあいに先立たれて間もなく、後を追うように亡くなるというケースはよく聞く話です。 データは承知していません…

ロシア人は今何を思っているのだろう

同じ民族であるはずのウクライナを無謀にも攻撃し続けるプーチン率いるロシアの軍隊、イギリスの報道機関が入手したロシア軍内部の24時間にわたるやり取りが公表されたそうです。 そこには、上層部からのウクライナへの発砲命令に対して、「市民に何故銃を向…

幸せはお金で買えない

少数の大金持ちと、生きていくのがやっとという多くの人達を生み出してしまった資本主義。 衆議院選挙を乗り切って、岸田総理は新しい資本主義を目指すといいます。 所得の低い女性たちが自殺を選んでしまうといった不幸な状況を、何とか脱しなければなりま…

分配問題の是正、非正規雇用の廃止に期待しよう

31日の衆議院選挙を控えた日本で「分配」というキーワードが浮上しています。 19日に開かれた9政党の党首討論会では「分配」が45回も取り上げられ、「成長」の29回より1.5倍多かったといいます(日本経済新聞調べ)。 自民党は「分厚い中間層」…

ひとを褒めることが上手な人

昨日は家人が出払って一人で家にいました。 そんな折、ふと先日亡くなった元職場の先輩Aさんのことを思い出しました。 Aさんは、決して他人の悪口を言わない人でした。 そして、他人を褒めることがとても上手な人でもありました。 当時、仕事上での相談事…

今の若者は「欲望のコントロール」が上手なのか

イソップ寓話に次のような話があります。 【キツネとブドウの房】 「おなかがすいたよう」と、キツネが森の中を歩いていました。 すると、おいしそうなブドウがブドウ棚からたくさんぶら下がっていました。 キツネはなんとかして取ってやろうと思いました。 …