穏やかな天候のもと元日の初日が上がってきました。
この数年大晦日の夜は、除夜の鐘を聞く前に床に就いてしまっていますので、元日もほぼいつも通りの時間に目覚めました。
家族が起きだす前に、身支度を済ませ、散歩に出ました。
ホテルの前を通りかかると、宿泊客がいそいそとスキー道具を車に積んで、スキー場に出発する光景を目にします。
コロナの規制が解除されたせいか、ホテルも旅館も活気を取り戻しています。
しばらく歩いていくと小さな神社があります、観光客と思しき家族連れが初詣に来ていて参拝していました。
私も通り過ぎるわけにはいかないので、家族連れの方々が参拝を済ませるのを待って、参拝することにしました。
家族の方々に「おめでとうございます」と挨拶をされ、心温まる思いがします。
再び歩き出しましたが、寒い早朝でもあって誰も歩いていません。
徐々に山々に日が差し始めて、少しずつ寒さが緩んでいきます。
RUSTU BOZKUSさんによるpixabayからの画像
山に囲まれたこの地では、穏やかに新年を迎えることができていますが、この時間もウクライナでは、インフラ施設を標的にしたロシアのロケット攻撃が続いているようです。
暖を取れずに寒さに震えている子供達のことを考えると不憫でなりません。
神社で手を合わせる時に「平和で穏やかな一年になりますように」などと念じはするものの、現実世界はきな臭い紛争が後を絶たちません。
そろそろ私たち人類は、愚かしい行為に気付かなければならない時がきているのではないのでしょうか。
日本国内では、エネルギー危機に端を発した価格高騰の嵐が吹き荒れています。
日銀が重い腰を上げて、金融緩和から舵を切り直す動きに反応して、為替も急速な円安から円高となり、やや落ち着きを取り戻すかのような動きになっているようです。
企業活動においては、賃金を上げることを実現させ、日本経済の復活をめざして独自の新機軸を打ち出してもらいたいものです。