団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

田舎のお正月は昔と変わらない

次女の里帰り出産というイベントで、しばらく実家の様子を見に行くのが疎かになってしまいましたので、今年の暮れは少し早めに実家に行き、お正月の準備を手伝おうと考えています。

 

 父は車の免許を返納してしまいましたので、買い物に行くのもままならない状態です。

 

 幸いにも日々の食料品については、“生協の宅配サービス”が利用でき、一週間に一度、注文した品を届けてくれます。

 

 ただカタログの中から細かい商品コードを選び出して、注文票に記入するという作業は、父には難しそうなので、妻が父の希望を聞き取って、スマホで遠隔注文をしています。

 

 ただ父は気分転換も兼ねて、街に一件しかない総菜屋やコンビニに歩いて行って買い物をしてくるようです。

 

 ただ、衣料品やドラッグストア、ホームセンターなどはありませんので、私たちが行った時に車で連れていって、必要な買い物をしてきます。

 

 しばらく行っていないので、暮れには必要な買い物をしに行きたいようなのです。

 

 高齢の父は、事前に連絡をしておかないと、何が必要かをすぐ思い出せませんので、先日電話をし、買い物に行く予定日を知らせておきました。

 実家の近くで以前は農業で生計をたてていた従兄弟が、季節ごとに野菜を実家に届けてくれていますので、毎年暮れにお歳暮を送っています。

 

 その従兄弟からお礼の電話がありました。

 

 その際に、餅をつくので実家に届けるといわれました。

 

 高齢夫婦なので、ほとんど食べないのでいいと辞退したのですが、毎年届けてくれるのです。

 

 毎年食べきれなくて、半分ほどはカビが生えてしまうことの繰り返しなのですが…。

 

 ほんの少しでいいからと伝えるのですが、従兄弟としてはそうはいかないようなのです。

 

 従って、毎年帰りに余った餅を我が家に持ち帰るのですが、正月が過ぎると“冷蔵庫の肥やし”状態になってしまいます。

 

 今は気の利いた食材に溢れていますから、昔乍らのおせち料理も三が日を過ぎると誰も手を付けようとはしません。

 

 毎年同じことの繰り返しですが、それでも田舎のお正月は変わりなく準備が進められます。