団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

環境

人類は「ゆでガエル症候群」に陥ったか

先日実家を訪ねたら、扇風機が1台増えていました。 実家は海抜数百メートルの山間地で、夏でも朝晩は肌寒いくらいの日が多い地です。 60年も前に買った1台の扇風機で夏の暑さを凌いできたのですが、今年は暑さが格別のようで、弟が見かねて新たに1台扇風…

社会に潜む適応の落とし穴

環境に適応できた者が生存競争を勝ち抜くという考え方を、私たちはわりと素朴に受け入れています。なるべく早く、よく慣れた方が有利に決まっていると。 しかし、その環境が、認識しづらいほど緩慢に変化しているとしたらどうなのでしょうか。 独創的な手法…

よい出会いがもっと増えますように

毎年、8月の最後の週末に実施されている日本テレビの「24時間テレビ」が今年も実施されました。 今年は出かける用事もなかったので、家事をしながら番組を眺めていました。 番組の目玉とも言えるチャリティマラソンに自ら志願し、見事走り切ったお笑いコ…

友達を作る機会

夏の甲子園が始まり、連日熱戦が繰り広げられています。 コロナ禍で選手が感染してしまったチームが複数出てしまい、運営側は感染校の試合日程をずらすなど、異例の措置をとっての開催となりました。 高校生活のほぼすべてを、練習に費やしてきた球児たちへ…

地球を熱波が覆う時代になりました

先月、異例の早さで“梅雨明け”をした日本では、数日間各地で40度に迫る気温の日々が続きました。 湿気を伴う日本の夏は、世界的にも“暑い国”として、もはや有名になっています。 しかしここにきて世界の各地では、連日40度に達する気温を記録しています。 ポ…

直前に中止になった夏祭り

コロナの発生以来2年間中止が続いた地元の夏祭り、今年は開催することが決まり、早々に盛り上がっていました。 祭りの二週間ほど前から、神社の会館を通りかかると、神輿が鎮座して関係者が準備に追われていました。 祭りの当日は、我が家は実家の両親の様…

やはり野に置け野草花

私が朝散策をするコースに、広い休耕田があり、そのあぜ道に小ぶりなスイセンが咲いていました。 可愛らしく咲く姿に、思わずかがみこんで、しばし眺めながら清々しい時間を持つことができました。 そして翌日のこと。 あのスイセンに出会うのを楽しみに、そ…

ついに感染者が出てしまいました

昨日久々に職場に行くと、メンバーの一人が25日の検査でオミクロン株の陽性が判明したと大騒ぎです。 彼は別の職場と掛け持ちで勤務していて、この職場では週2日勤務していました。 最後に彼が勤務したのが先週の木曜日(20日)でした。 別の職場では土…

今年は一体何が起こるのだろう

一昨日のトンガの大噴火に端を発した“津波騒動”は気象庁もメカニズムを解明できないような不気味な現象でした。 のちに噴火によって、“空振”という気圧が急激に上がる現象が発生したことが関わっていることが専門家から指摘されました。 この星に生きていな…

タイヤ交換を余儀なくされる

両親が元気な頃は、正月に実家を訪問した後、1月~3月は実家に寄り付きませんでした。 というのも降雪時の車の運転が苦手だからです。 ただ正月の帰省時に雪に降られることもありました。 そんな時には、ゴムのタイヤチェーンを前輪に巻きます。 2~3年…

服を買わない生き方

朝晩は少し冷え込むようになりました。 朝、散歩に出るのに長袖シャツだけでは寒いかなと思い、この時期にいつも羽織っているジャンパーを引っ張り出してきました。 それを見ていた妻が、すばやくジャンパーにチェックを入れてきました。 そして「あれ?ポケ…

オンライン授業は欠席扱い?

新型コロナ感染への不安や分散登校でオンライン授業を自宅で受けた子は、「出席」か、忌引きなどと同じ「出席停止」扱いか、一昨日より学校が各地で再開するなか、自治体によって判断が割れているようです。 私が驚いたのは、文部科学省が「出席停止」扱いと…

今の日本は「自分の身は自分で守る」状況に

我が家のそばの病院は、今日も朝から長蛇の列です。 コロナワクチン接種の予約をとるための列です。 感染急拡大をうけて、皆さん必死でワクチン接種を受けようとしているのでしょう。 先日までに比べて、列の長さが2倍近くになっている気がします。 そして…

森林の保水力強化に本腰を入れて取り組もう

熱海で起きた大規模な土石流災害を、一般人の映像提供で目の当たりにした私たちは、恐ろしさを目に焼き付けることができました。 流れた土石の大部分が「盛り土」だったこともわかり、宅地開発の際の経緯なども今後検証されることになります。 天気予報で「…

今の季節には青い花がよく似合う

梅雨入りに入ろうとする季節になりました。 一雨ごとに草花が元気になり、それを愛でる私の気持ちも上向きになっている気がします。 私の住む近くに神社があり、境内の裏手にそこそこ広い庭園があります。 春先に庭師さんが植えた草花が元気に成長しています…

リモートワークやオンライン授業によるストレス

コロナ禍のなかで、すっかり定着しつつある感のあるリモートワーク、緊急事態宣言下のなかで、国や地方自治体はさらなるリモートワークの徹底を求めています。 一方、大学ではオンライン授業が広く行われており、せっかく入学したのにキャンパスに足を運ばず…

不条理感と折り合いをつける日々

東日本大震災から10年の歳月が流れます。 毎年3.11が近づくと、思い出したように、メディアがこぞって被災地の復興の様子を取り上げます。 今回10年を迎えるにあたって気になるのは、あの震災が徐々に記憶から忘れ去られようとしているのではないか…

近場の魅力を掘り起こせ(2)

数年前に家のそばの神社の様相が一変しました。 これまで長い間手つかずの古木が何本も切り倒されて、境内裏の敷地がパッと明るくなりました。 鬱蒼とした古木の林は、それまで日が差し込まずジメジメしていて、雨の日が続いたりすると、あちこちに毒キノコ…

さらば東京

私が異変に気づいたのは昨年⁽2020年⁾の8月でした。 当時ブログにも書きましたが、前月の7月に東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県から他の道府県への転出が転入を上回ったとの報道を目にした時です。 そして東京だけをみると、2020年5月から転出超過がはじ…

温暖化防止にむけて、世界は足並みを揃えることができるのか

バイデン次期米大統領は、多国間主義と同盟重視を打ち出しています。 トランプ大統領の「米国第一」主義から、円滑に転換できるかが問われます。 選挙結果に不満を抱くトランプ信者が、かなりの数存在している現状をみても、分断された国内をまとめ上げるに…

年賀状にみる友人・知人たちの暮らしぶり

ことし初の入力です。 皆さん今年もよろしくお願いいたします。 元旦の昨日は、ゆっくり起きて、新年のおせち料理と祝い酒を楽しんだ後、再び好きなだけ惰眠を貪るという普段できない天国のような一日を過ごしました。 大雪が降り続き、除雪作業に大わらわの…

温室効果ガス排出量ゼロは実現するのか

政府は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする目標を法制化する方針を固めたようです。 政府の長期目標を法律で位置づけるのは異例なことです。 「2050年排出ゼロ」を国策として強力に推進する姿勢を国内外に示す狙いがあるようです。 「…