団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

若いって素晴らしい?

 私のように齢を重ねてくると、体力の限界を日々感じるようになります。

 

 階段を上がっている時、若者が二段ずつポンポンと軽快に駆け上がり、私を追い抜いて行く時とか。

 

歩いている時も、後ろから若者たちに次々に追い抜かれる時など、体の衰えを感じざるを得ません。

 

 また様々な分野で、夢に向かって挑戦しようとしている若者達の姿を見るたびに、「若いって、いいなぁ~」と思うことはしばしばです。

 

 また若者たちが楽しそうに、はしゃいでいる姿などをみると「自分が若い時はどうだったかなぁ」などと思い起こすこともあります。

 

 勿論、楽しかった思い出もたくさんあるのですが、今になって振り返ってみると、概して辛かったり孤独を感じたりしたことの方が多かったような気がします。

 

 30歳代になった頃に、職場の上司と飲む機会がありました。

 

その時、その上司が「君たちは若い時の方がいいと思っているかもしれないが、歳を重ねるごとに見えてくるものがある、僕なんかは、若い時に分からなかったことが見えてくる度に、歳を重ねることは悪いことじゃないし、今の方が精神的には充実しているよ」と言っていたことを印象深く記憶しています。

 

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  Hermann TraubさんによるPixabayからの画像

 

 子供や若者に対する支援を推進する狙いで、2010年度にできた「子供・若者育成支援推進大綱」は、5年ごとに見直されていて、今回3回目の見直し案が決定されるようです。

 

 改定案では、新型コロナを受けて、「多くの子ども・若者は不安を高め、『望まない孤独』の問題が顕在化している」と指摘しています。

 

 具体的な対策としては、SNSなどを活用した相談体制の充実や、SOSの出し方に関する教育の推進、孤立を防ぐための居場所づくりなどが盛り込まれています。

 

 私が関わっているオフィスでも、国からの委託事業で、若者の就労と自立に向けたお手伝いをしているのですが、従来直接会って相談に対応していたものを、ZOOMなどを使った「オンライン相談」になるべく切り替えるよう要請がありました。

 

 しかし、相談対象となる若者達がオンライン相談などに対応できるのか、と心配しています。

 

 

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あと何回桜を見ることができるのだろう

「梅は咲いたか、桜はまだかいな」という江戸端唄・小唄の有名な一節がありますが、今はまさにそんな桜の開花が待ち遠しい時期になりました。

 

 桜の開花を待ち焦がれるこの季節は、1年のなかでも最も好きな季節です。

 

10年以上も前から、毎年花見に自宅に呼んでくれている友人がいます。

 

この時期になると、張り切ってパーティーの企画を考えてくれて、何やかや連絡をくれます。

 

しかし、昨年から様相が一変、昨年の今頃は「いったい何が起きているのだろう?」と事態を理解できぬまま、友人は開花にあわせたパーティーの開催にこだわっていました。

 

 そして事態の深刻さを受け入れ、やむなく断念。

 

 しかし年に一度の集まりにこだわり、新緑の季節に集まろうとなったのですが、緊急事態宣言に入り、それも諦めざるを得ませんでした。

 

 今年も花見パーティーの開催は無理な状況となり、友人からの連絡も途絶えてしまいました。

 

 来年、コロナが収束した後、桜を見ながら、2年間の積もり積もった話をしたいものだと思っています。

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  CouleurさんによるPixabayからの画像

 

【あと何回桜を見ることができるのだろう】

 

 数年前、友人とトレッキングを兼ねて桜を見に行った時のこと、足下を見ながら山を登っていると、突然、大きなヤマザクラの木に出会いました。

 

 青空を背景に真っ白に咲き誇っているヤマザクラの姿に、友人と私は言葉を忘れて、しばし見とれていました。

 

 しばらくして、友人が桜を見ながら、「死ぬまでにあと何回、桜をみることができるのかなぁ…」とつぶやきました。

 

 その友人は、病み上がりの身だったのですが、健康を取り戻したのを機に、私が誘い出したトレッキングだったのです。

 

 若い時、あれほど元気だった友人でしたが、病の最中、齢を重ねてしまったことをつくづく感じたのだろうと思います。

 

 その友人とも、それ以来会っていないのですが、毎年桜が咲く時期になると、あの時の友人のつぶやきを思い出しながら、桜を見上げています。

 

 

 

社会の片隅に追いやられた人達~車中生活者~

 昨年11月、アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に選ばれた作家の柳美里さん、対象となった作品は『JR上野駅公園口』でした。

 

 彼女は、「居場所のない人のために魂の避難所となるような物語をこれからも書いていきたい」と話しています。

 

 彼女は現在、福島県南相馬市小高区に移り住み、書店を営みながら地元の人達と交流しながら、作家活動を続けています。

 

次は「JR常磐線夜ノ森駅」を舞台とした作品を手掛けていて、地元自治体の福祉担当者などを対象に、精力的に取材活動を続けているようです。

 

 仕事で東京に行った帰りの電車のなかで、「喧噪の東京を離れ、だんだん都市の風景から、田園が広がっていく車窓からの眺めの変化を見ていると、繁栄の都市と、いまだ被災の傷跡の癒えない地元福島とのギャップに考え込んでしまう」といいます。

 

 取材の中で、様々な困難を抱えたケースが浮き彫りになっていきますが、その一つのケースとして、車の中で生活をしている「車中生活者」がいることも話題になったようです。

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   Beth ThomasさんによるPixabayからの画像

 

【全国の道の駅の29%に車中生活者】

 NHKが日本全国に1160か所ある道の駅すべてに取材したところ、335か所、全体で29%の道の駅から「車中生活者とみられる人がいた」という回答が戻ってきたといいます。

 

 レジャー目的で車中泊している車の場合、トイレの近くや、夜でも比較的明るい場所に止まっています。

 

しかし車中生活者の車は、駐車場の隅っこや店舗から少し離れた第2駐車場などに止まっていることが多いのです。

 

日中はショッピングモールや公園などで過ごし、夜になると車を止めに来るといいます。

 

 何故車の中で生活をしているのか?

 

 トラック運転手の職を失い、亡き妻との思い出が詰まった車で、食うや食わずの生活を続ける60代の男性。幼少期の虐待が原因で対人関係がうまく築けず、各地を転々とする20代の男性。認知症の妻が徘徊をするため「誰にも迷惑をかけたくない」と高速道路のサービスエリアで車上生活を送る70代の夫婦。

 

 抱えている事情や理由は様々です。

 

 緊急事態宣言が出ている中、道の駅やサービスエリアでの飲食も制約があります。

 

 一部のNPO団体が支援の手を差し伸べようと努力しているようですが、国や地方自治体が問題視するまでには至っていないのが現状のようです。

 

 少なくても車を所有しているからといった理由で、生活保護の対象から外すことは、見直す必要があるのではないでしょうか。

 

 コロナ禍で職も住むところも失い、車中生活を余儀なくされる人が、これ以上増えないようにしないといけません。

 

 

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リアルが駄目ならバーチャルで「仮想旅行」

 一昨年(2019)年の世界の国際旅行者数は14億5800万人に上り、過去最高を記録したそうです。

 

 それが昨年(2020)年上半期には65%減と落ち込みました。

 

 観光収入でいうと、日本円で48兆円以上の損失となります。

 

 当面は観光収入に頼る国、地域では苦境が続くことでしょう。

 

 一方、旅行好きな人々にとっては、行きたくてもいけない日々が、これからもしばらく続くことを意味します。

 

 そこでいま話題になっているのは“オンラインツアー”、各旅行社などが色々な企画でバーチャル旅行を楽しんでもらおうとサービスを提供しています。

 

 イギリスのウェストミンスター寺院、フランスのモンサンミッシェル、スペインのバルセロナなどの無料のツアーもあります。

 

 有料ツアーの料金は、1000円から2000円のものから、1万円以上のものもあります。

 

 よくテレビで世界各地を紹介する番組がありますが、オンラインツアーは、一歩踏み込んで、自分が現地にいるかのような演出をするようです。

 

 現地の旅行ガイドが実際に各地を案内して史跡から市場までいろいろめぐります。

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 Lukas JancickaさんによるPixabayからの画像

 

 旅行社だけでなく、苦境に立つ航空会社「ANA」が最近仮想空間で旅行ができる新事業に乗り出しました。

 

 旅行社のオンラインツアーをさらに踏み込んで、3次元コンピューターグラフィックスで再現し、その場にいるような体験ができるようにして「新しい旅の形」を打ち出すそうです。

 

 飛行機に乗って目的地に向かう機内の雰囲気が味わえる航空会社ならではの演出も用意するほか、画面を通じて現地の特産品の買い物やイベントにも参加できたりすることも想定しているといいます。

 

 ANAホールディングスは「仮想旅行を世界展開して旅行の魅力を再確認してもらい、激減している訪日需要の喚起にもつなげたい」と述べています。

 

 新型コロナウィルスが猛威を振るう中での苦肉の策と言えなくもないのですが、私のように、もともと海外旅行に行くにも、先立つものもなく、また生身の身体を移動させてエネルギッシュに世界中を飛び回るパワーもない人間にとっては、居ながらにして海外旅行を味わえるという体験ができるのも魅力的な気がします😊。

 

 

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最強の食品「納豆」はコロナ感染予防食でもあった!

 納豆は、私には幼い頃から慣れ親しんだ食べ物でした。

 

 朝、我が家で朝食を摂ろうとしていると、近所の中学生が「納豆はいりませんか?」と玄関で呼びかけてきました。

 

 すると母は必ずといっていいほど、納豆を買い求めます。

 

 お互い貧しい同士の家でしたが、その中学生の子が、納豆売りで家の家計を助けようと、学校に行く前に近所をまわって納豆売りをしている少年を健気に思い、その納豆を買って応援していたようです。

 

 そのようなわけで、我が家の朝食には納豆がつきものだったのです。

 

 当時は、経木に包まれた納豆でした。

 

 いまは食育などという言葉があり、意識して食に納豆をはじめとした大豆発酵食品を摂るようにしている方も多いと思いますが、我が家の場合は貧しさと先ほどのような事情が相まって、毎朝納豆食だったのです。

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  Ronny OverhateさんによるPixabayからの画像

 

 いまや納豆は、健康に資する最強の食品と言われるようになりました。

 

 さらに先日、納豆は新型コロナウィルスの感染予防にも役だつ食品だという発表がありました。

 

 以下、その記事の内容です。

 

長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科の北潔教授の研究チームが、マラリアの薬を開発するために使っていた「ある物質」が新型コロナウイルスの増殖も抑えることを発見しました。

 

それが「5-ALA」、天然のアミノ酸の一種です。

 

長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 北潔 教授は次のように述べています。

「この中に本当に大切なものが入っていて、これが多くの人を新型コロナから予防したり救ったりできる。できるだけ早く実現したいと思っています」

 

「5-ALA」は「生命の根源物質」といわれ、私たち人間の細胞内でも作られています。

 

安全性が非常に高く、10年以上前から医薬品をはじめ健康食品や化粧品などにも使われています。

 

「5-ALA」は8つ集まると「プロトポルフィリンIX」という物質になります。

 

これが鉄と結合すると「ヘム」になります。

 

ヘムが新型コロナウイルスの表面にある「スパイクたんぱく質」に結合すると、ウイルスが細胞に侵入できないため、体内でウイルスが増殖するのを防ぐことができるというわけなんです。

                            (以上)

 

「5-ALA」は日本酒や納豆などの発酵食品に多く含まれているアミノ酸です。

 

ヒトや動物、それに植物など、あらゆる生命体の細胞の中で作り出されるもので、「生命の根源物質」とも呼ばれています。

 

今、期待が寄せられている理由は、長崎大学の研究で、新型コロナウイルス増殖を抑える効果が確認されたからです。

 

 欧米に比べると比較的感染者の数が少なく抑えられてこれたのは、納豆を始めとした発酵食品の摂取とかかわりがあるのでしょうか。

 

 研究の成果に注目です😊。

 

 

 

近場の魅力を掘り起こせ(2)

 数年前に家のそばの神社の様相が一変しました。

 

 これまで長い間手つかずの古木が何本も切り倒されて、境内裏の敷地がパッと明るくなりました。

 

 鬱蒼とした古木の林は、それまで日が差し込まずジメジメしていて、雨の日が続いたりすると、あちこちに毒キノコがはえてしまっていました。

 

 古木が切り倒されたことにより、十分に日が差し込むようになって、敷地の土が乾き、神社で参拝をしたついでに散策をする人も増えてくるようになりました。

 

 また気候の良い季節には、近くのボーイスカウトが、敷地にテントを張り、キャンプ訓練を行っています。

 

 私も朝の参拝ついでに、敷地を散策していたのですが、地面が乾くとプラスチックゴミやガラスの破片とかが沢山落ちているのが目立ちます。

 

 ここでキャンプなどをすれば、ボーイスカウトの子供たちが怪我をしてしまうのではと、気がかりになります。

 

 そこで私は長トングとゴミ袋を携えて、合間を縫っては、敷地のゴミや危険物を拾い集め始めました。

 

 誰に声をかけるわけでもなく、一人ボランティア活動です。

 

 日々の合間を縫っての作業ですから、1回あたりせいぜい20分程度です。

 

 それでも、7~8回作業を続けることで、目立つゴミ・危険物は大分少なくなりました。

 

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  couleurさんによるPixabayからの画像

 

 それから半年ほどしたある日、何人もの植木職人らしき人たちが敷地に入って作業をはじめました。

 

 どうやら紫陽花の苗木を植えているようです。

 

 その年の梅雨入りの時期になると、紫陽花が見事に咲き誇りました。

 

 敷地いっぱいに咲く紫陽花は、ちょっとした紫陽花の名所になろうとしています。

 

 いまや、近所に口コミで広がり、大勢の人が紫陽花鑑賞にやってくるようになっています。

 

 昨年秋から紫陽花の脇の敷地に、さらに何種類もの苗木が植えられました。

 

 一本一本の苗木は囲いをしたり、添え木をしたりとしっかり保護されています。

 

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 苗木の根元には、それぞれの名前を記した小さなプレートが刺さっています。

 

 ダッチアイリス、ハゼラン、アジュガ、ウツボグサ、シラユキゲシ、イキシア、アネモネ…等々

 

 私が知っているのはアネモネくらい、あとは聞いたことのない名前です。

 

 春になったら、どんな植物が育って顔を出してくるのか、今から楽しみです😊。

 

近場の魅力を掘り起こせ(1)

 私が今の住まいに住み続けて、もうかれこれ30有余年になります。

 

 現役で働いていた頃には、朝早く家を出て、夜暗くなって帰宅する生活を長い間続けてきました。

 

 その頃は、家の近所のことには、ほとんど関心がなく、休日も家族と食事に行く場所程度にしか近隣の情報を持ち合わせていませんでした。

 

 引退後、「毎日が日曜日」に憧れて半年ほど社会との関わりを断った時期があります。

 

その当時から、朝夕の散歩を日課にするようになりました。

 

 最初の頃は、1時間もかけて遠くまで足を運び、新しい発見をするたびに、新鮮な喜びを感じたものです。

 

 最初に魅力に取りつかれた散歩コースは、小川の周辺に何十本もの桜の木が植えられている長閑な田園地帯です。

 

 市街地を抜けると田んぼが広がる地帯に辿り着きます。あぜ道を歩いているとほっとする気分になり、そのまま小川のほとりを目指します。

 

 桜の咲く季節には、目を見張るような光景が広がります。

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 桜のピンクと下草の緑とすみれの花の紫のコントラストが見事なのです!

 

 桜を愛でながら堤を散策し、橋を渡って反対側の堤に出て、しばらく歩いていると桜を植えた時の経緯が記された由緒書きのプレートが目に留まります。

 

 見ると、これらの桜の木は何十年か前に、この地域の住民が桜の季節に周辺の人たちに、小川の辺に集まってもらって楽しんでもらったり、農作業をしながら桜を見てホッとしたいという思いから植えられたもののようです。

 

 桜の木は数百メートルにわたってつながり、楽しみながら歩いていると時を忘れます。

 

 そういえば途中に湿地が広がる場所があり、そこに一本の桑の木があります。

 

 最初に桑の木を発見した時には懐かしさを覚えました、50年以上も前、養蚕をしていた親戚の農家にいくと、蚕に食べさせるために、たくさんの桑の木が植えられていて、従兄弟と桑の実を採って食べたものです。

 

 ある時通りかかると、桑の実がなっていましたので、思わず一粒だけ頂戴して口に入れてみると、その懐かしい味に思わず感激!

 

 そういえば、この散歩コースはここ数年足が遠ざかっていることに気づきました。

 

 年齢を重ねるにつれ、片道1時間コースが億劫になってしまい、つい短時間コースの方を選んでしまっていたのです。

 

 もうすぐ桜の咲く季節、今年は久しぶりに行ってみようと思います😊。