団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

経済

“安い国日本”を抜け出そう

GDP(国内総生産)がドイツに抜かれて日本は第4位になりました。 色々な要因はあるのでしょうが、おしなべて日本経済の実力はじりじりと低下しているようです。 そんな中、先週日経平均株価は、1989年12月に記録した最高値3万9156円を34年ぶりに更新し…

日本人が飢える日がやってくる!?

コロナ感染が落ち着きをみせて、世界各地から訪日客が急増しています。 彼らのお目当ての一つは日本の食を楽しむことにあるのでしょう。 和食が2013年12月4日に無形文化遺産に登録されて以来、世界中から注目されるようになり、ヘルシー志向の強まりとも相俟…

迷惑な金融機関のシステム障害

私は月のうち何日間かは仕事をしています。 わずかではありますが、その報酬が毎月10日に振り込まれます。 これが年金生活をベースとした我が家の生活のうえで、わずかに余裕を持たせる収入になっています。 妻はこの収入をあてにして、10日になるとAT…

最近何かと気になる国、インド

最近何かと話題になるインド。 人口が近く中国を上回り、世界最多となることや、今年の主要20カ国・地域いわゆるG20の議長国としても世界の秩序の再建をはかるうえで期待されています。 そしてモディ首相は、グローバル・サウス諸国をとりまとめようとし…

納豆が最後の砦

2月に入り、これまでの値上げに追い打ちをかけるように、食品や身の回りの商品が相次いで値上げされています。 我が家も生活防衛のため、買い物に行く回数を減らしたり、買い物に行った際には必要なもの以外には手を出さないなどの努力をしています。 値の…

人生100年と聞いて、憂鬱になる?ワクワクする?

年が明けて、また1年永らえたとしみじみ感じています。 私のように70の齢⁽弱い⁾を重ねる年齢になると、かつてお世話になった人の訃報に接することが多くなり、その度に寂しい思いに駆られています。 世の中では「人生100年時代」という言葉が定着しつ…

値引き品 買う派?買わない派?

値上げの嵐が吹き荒れる中、生活防衛の知恵を働かせながらでないと生き延びられない状況です。 我が家は今、次女夫婦と赤ちゃんが新たに構成員に加わり、毎日のやりくりが大変です。 次女は、さすがに気を使って生活費を入れると言っていますが、食費のみな…

賃金を上げていく決め手は「リスキリング」

1991年から2019年の日本の賃金上昇率は1.05倍です。 この間、イギリスは1.48倍、アメリカは1.41倍でしたから、かなり低いといえます。 ただ、この間日本は長くデフレ経済でしたので、給料が上がらなくてもなんとか生活していけたのです…

食料安全保障というランク付けがあるとは知らなかった

日本の食料自給率をもっと高めなければならない、などと常々問題意識を持っている私ですが、こんな見方のランク付けがあることは知りませんでした。 英誌エコノミスト・グループが20日発表した2022年の世界の食料安全保障ランキングによると、日本は113カ国…

次にこの国を率いるリーダーに何を求める?

参議院選挙が終わり、与党自民公明は衆参両院ともに、過半数を超える安定基盤を作り上げました。 しかし安部元総理が選挙応援の最中に凶弾に倒れるという、前代未聞の事件が起き、今後の政権運営にも混乱の種を残した再スタートとなりそうです。 海外の安倍…

資源の乏しい日本を、政治はどう再生できる?

今度の週末は参議院議員選挙です。 早くもマスコミは、自民・公明の政権与党の過半数確保は確実、と伝えています。 こんな報道が先走って伝えられると、結果が分かっているのなら選挙に行かずともいいか、などと白けた雰囲気になってしまうのは私だけでしょ…

長い間続いたデフレからインフレへ ~年金生活者はどうなる~

このところ毎日のように商品値上げのニュースが報じられています。 生活者の身としては、誰にとっても辛い状況には違いないのですが、とりわけ年金を頼りに生きている人達には、不安ばかりの時代がやってきそうです。 デフレの状態が長く続いたせいか、経済…

観光に改めて力を入れよう

このゴールデンウイーク中に、ひなびてはいますが、温泉地でもある実家に滞在していて、コロナ自粛期間とは違う変化に気づきました。 感染者の数が落ち着いている状況をみて、政府・各自治体が観光振興策を打ち出しました。 最初に打ち出された県民割、そし…

食料の自給率を高めることが急務となってきた

ロシアのウクライナへの軍事侵攻を機に、小麦の生産量6位のウクライナの生産減の影響を受けて食糧危機に陥っている国がいくつか出てきました。 のみならず、穀物、肉類、乳製品などすべての品目で騰勢が収まる気配はありません。 中国の需要急増や新型コロ…

非民主主義国家の方が民主主義国家より多いとは!

世界の国家は増え続けています。 東京オリンピックの開会式においても、「こんな名前の国があるんだ」などと何度も思いながら見ていたものです。 独立や民族自決などで、現在では196カ国の国家があるのです。 このうち、民主主義を採用する国家の人口は4…

日本の食品・農産物を海外が求めている

アジア圏への農産物や食品の輸出が好調です。 コロナ禍で訪日旅行ができないことで、人気の日本産食品への需要が一段と高まり、今年の輸出額は過去最高を上回るペースで増えています。 私もかねてから、日本農業が元気になるために、食品・農産物を欲しがっ…

幸せはお金で買えない

少数の大金持ちと、生きていくのがやっとという多くの人達を生み出してしまった資本主義。 衆議院選挙を乗り切って、岸田総理は新しい資本主義を目指すといいます。 所得の低い女性たちが自殺を選んでしまうといった不幸な状況を、何とか脱しなければなりま…

キャッシュレス化のなか「小銭の確保」が大変です

最近買い物をするのに、現金での支払いをする機会がめっきり減りました。 切り詰めた生活をしていますので、高額の買い物はあまりしませんが、日常の食品や雑貨用品などは、近くのスーパーと薬局店で済ませています。 それらの店では、現金をチャージしてお…

デジタル化の遅れを取り戻せるか

自粛宣言の解除にともなって、各飲食店はこれまでの売上の大幅減少から抜け出そうと、祈るような気持ちで奮闘しているようです。 ただ、ピーク時に混雑したりすると、順番待ちの長い行列が「密」を招きかねません。 山梨県・河口湖近くにある」ほうとう専門…

睡眠時間と生産性

日本人の睡眠時間は他国と比較して非常に短いようです。 日本人の平均睡眠時間は7時間22分と、OECD加盟国27カ国中でワースト1位で、日本人の睡眠不足による経済損失は年間約15兆円という莫大な金額におよぶと試算されています。 日本の生産性が先進7か国の…

45歳定年制で解決する問題なの?

サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、経済同友会の夏季セミナーで「45歳定年制」を導入すべきと提言し、話題になっています。 予想通りSNS上では大炎上。 「どんだけ氷河期に厳しいんじゃ…ってかこれ言ってる社長さんが即引退して体現しないとね…

輸出に目を向けて、農家の増収を模索しよう

コロナ禍のなかで飲食業がダメージを受けています。 飲食店の不振の煽りをうけたり、学校給食の中止などで一部の農家も販路を断たれ、苦しい状況に追い込まれました。 地方で農業の果たす役割は大きいので、地域の活性化のためには農業が元気であることは大…

新たに独立を果たした国への支援

23日のオリンピック開会式を見ていて、自分の知らない国のあまりの多さに驚きました。 私が無知であると言ってしまえばそれまでですが、独立国の数がいかに増えているかに気付かされます。 かつて植民地支配もしくは信託統治取り決めのもとにあった100…

57年前の東京オリンピックと何が違う

今日、東京オリンピックの開会式が開かれます。 せっかくプレミアムチケットを手に入れた人達は、無観客が決まり残念なことでしょう。 昭和39(1964)年に開催された前回の東京オリンピックの映像をみると、超満員の国立競技場を、日本選手団が颯爽と…

日本はいまや「安い国」になってしまった

最低賃金が全国平均902円から930円に引き上げられるそうです。 28円の引き上げは過去最高とのことです。 28円だと、1日8時間で月20日とすれば、4、480円の増額になります。 低賃金にあえぐ労働者からすれば、ささやかな報酬アップとなりま…

AIで日本の食料自給率を上げる

懸案になっている日本の食料自給率をいかに上げるかという課題。 中国との関係が緊迫化を増すにつれ、いざという時に日本国民の「食の安全」と「健康を保つ上での、必要な栄養素の確保」を急ぐ必要があると思っています。 ひと昔前に、食を賄うために「コメ…

リアルが駄目ならバーチャルで「仮想旅行」

一昨年(2019)年の世界の国際旅行者数は14億5800万人に上り、過去最高を記録したそうです。 それが昨年(2020)年上半期には65%減と落ち込みました。 観光収入でいうと、日本円で48兆円以上の損失となります。 当面は観光収入に頼る国、…

電気料金が大変なことになっている!

この冬、電気料金が跳ね上がっていると聞いて、気になっていました。 12月の電気料金が通常5000円台だったものが、1月の請求額が5万円台と約10倍に跳ね上がった人がいると聞いてビックリ! このようなケースは、一部の小売事業者で採用している「市…

オリンピックの高揚感で始まり、コロナの恐怖で終わる1年

今日は大晦日です。 去年の今頃、こんな1年になるとは誰が予想したでしょうか。 いや中国では、昨年12月には新型コロナウィルスの感染者がじわりと増えつつあったようです。 中国の当局は1月に入って重症患者の存在を発表しましたが、それまでの民間のSN…

コロナの影響で中国が世界一の経済大国に

変異種のコロナ・ウィルス感染が注視されています。 日本国内への変異種コロナ感染を食い止めようとしましたが、あっけなく英国からの帰国者から感染が確認され、変異種コロナ感染の拡大が危惧されます。 これまでの感染者数をみると、1位のアメリカ(18,98…