団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

値引き品 買う派?買わない派?

値上げの嵐が吹き荒れる中、生活防衛の知恵を働かせながらでないと生き延びられない状況です。

 

 我が家は今、次女夫婦と赤ちゃんが新たに構成員に加わり、毎日のやりくりが大変です。

 

 次女は、さすがに気を使って生活費を入れると言っていますが、食費のみならず、水道光熱費などが、どれだけ跳ね上がるのか、次回の請求書を見るのが恐怖です。

 

 老夫婦二人の時には、つましい食卓でも済んでいたのですが、若いだけあって夫さんは食欲旺盛ですから、妻は毎食の献立を考えるのに四苦八苦しています。

 

 毎朝、新聞の折り込み広告のスーパーのチラシと睨めっこしながら、少しでも安い食材を手に入れようと必死です。

                    Lansa Koshkinaさんによるpixabayからの画像

 私も夕方の散歩が終えた後、スーパーに立ち寄るのが習慣化していて、一定の時間になると、肉・鮮魚・惣菜などの一部に値引きシールが貼られているのを目にします。

 

 特に妻に頼まれたわけではないのですが、自分の好きな食材がお買い得だと、つい手に取ってしまいます。

 

 ただ、今までにも何度か失敗しているのですが、安いからとつい買い求めてしまって、家で食して見ると鮮度が極端に落ちていて落胆したりしたことがありました。

 

 専門家は、見た目や臭いで分からないケースもあるが、菌のリスクは常にあるので、気をつけた方がよいと言います。

 

 そうはいっても値上げの嵐の中、慎重に選別したうえで、少しでも安いものを買い求めたい欲求に駆られて、一品・二品買ってしまいます。

 

 ただ、その分の出費は私の懐から出さないといけないのですが…。

 

 知り合いのスーパーの店員に聞くと、肉や魚やパンは買った当日か翌朝に食べる場合や、ソーセージなど加工食品の値引き品は買うと言います。

 

 また新商品の入れ替えなど、鮮度と関係ない理由で値引きされている時も買うとのことでした。

 

 また某食品缶詰メーカーの方に話を聞いた事があるのですが、「魚の缶詰などの場合、消費期限を過ぎたくらいのものの方がおいしい」といいます。

 

「ここだけの話ですが…」と付け加えて笑っていました。

 

 近年では食品ロスの問題が話題になっていますが、廃棄する前に、食べても問題がないものは、積極的に消費すべきなのかもしれません。