我が家のそばの病院は、今日も朝から長蛇の列です。
コロナワクチン接種の予約をとるための列です。
感染急拡大をうけて、皆さん必死でワクチン接種を受けようとしているのでしょう。
先日までに比べて、列の長さが2倍近くになっている気がします。
そして、医療ひっ迫の状況が毎日報道されます。
東京都のモニタリング会議において、国立国際医療研究センターの大曲氏が、「もはや自分の身は自分で守る行動が必要」との発言がありました。
もはや医療提供体制が「深刻な機能不全に陥っている」とのこと。
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一方、感染者数が膨れ上がる東京都の知事は「買い物は3日に一度」「お盆の帰省自粛」「県を跨ぐ移動の自粛」「テレワークの更なる徹底」と呼びかけ、コロナ感染症対策分科会の尾身会長は、今後2週間は東京都の人流を「7月前半の5割にする必要がある」と訴えています。
これらの危機感を伝えるメッセージは、若者にどれだけ届くのでしょうか。
またコロナ感染だけでなく、線状降水帯の発生が長く続く気象状況によって、数十年に一度の水害危機が迫っているのです。
「少しでも命の助かる選択を」と何度も呼び掛けています。
今の日本は、もはや国や自治体ではコントロール不可能な状態に陥っているようです。
いつどこで災害が起きてもおかしくない状況と、気象情報を伝えるアナウンサーが連呼しています。
コロナ対策といい水害危機といい、命を守るのは、「あなた自身ですよ」と脅しとも取れるメッセージが発せられている、と受け止めるのは私だけでしょうか。