長く同じ職場でお世話になった先輩の訃報の知らせがありました。
定年退職後も、何かにつけ、会っては青臭い議論をしながらお酒を酌み交わした先輩でした。
今年も年明けに会う約束をしていたのですが、当日に連絡があり、体調が思わしくないので、延期しようとのこと。
それから心配はしていたのですが、コロナ禍のなか連絡するのも控えていました。
長く痛風で苦しんではいたのですが、年明けの時点では、足に腫瘍ができて入院治療をしていたとのことだったのです。
それが急に亡くなった原因が、肺がんを患い、それがもとで脳出血を引き起こし、急逝されたと知らされました。
肺がんを患っていたことは知りませんでした。
しかしこの時期に肺がんと聞くと、コロナウィルスとの関連に結びつけたくなります。
Lee Seonghakさんによるpixabayからの画像
ワクチン接種がもとで死亡した事例は、厚労省によると7月30日までに919人に上るようです。
内訳はファイザー製912人、モデルナ製7人ですが、部会に参加した専門家はその大半について、「接種との因果関係は評価できない」と判断しています。
つまり、ワクチン接種と死亡の関係について、何もわかっていないということです。
ちなみに7月25日までにファイザー製を接種して亡くなった828人のうち、最も多かった死因は心不全で、虚血性心疾患、肺炎、出血性脳卒中、大動脈疾患が続いています。
また接種後の死亡報告事例の約7割が、接種から1週間以内に集中しています。
血液内科医の中村幸嗣さんによると、注意したいのは「接種後の過ごし方」だといいます。
「ワクチンを打つことでショック状態などになって直接的に亡くなるケースは少ないですが、接種が死につながる引き金になる可能性は否定できません。特に持病がある人や高齢の人などは、ワクチンの副反応による体調不良が最後の一押しになってしまう恐れがあります。
さらに気をつけてほしいのは、ワクチン接種後の行動に問題があり、接種で弱った体にさらなる負荷をかけてしまうケースです。自覚症状のないケースもある。そうしたリスクを避けるためにも、ワクチンを接種するすべての人は、接種前後の過ごし方に注意を払うべきです」とのことです。
実際にワクチン接種後に亡くなった人々は、何をしていたのかを調査した結果によると、無酸素運動が心臓に負担をかけて死に至るケースが多いといいます。
今回のワクチン接種後に亡くなった人達の、接種と死亡との因果関係は全く掴めていないようなのですが、先輩の場合も、肺がんを患ったことを考えると、ワクチン接種が引き金になった可能性もゼロではないような気がしてきます。
ただ悲しみにくれるご家族に、根掘り葉掘り訊くわけにはいきませんので、私の胸のうちに留めておきます。
コロナ禍のなかで、大事な人たちが亡くなっていっても、葬儀に参列することも出来ず、自分のなかで、別れのケジメもつけられないのは、とても歯がゆい思いがしています。
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