渋谷の若者向けワクチン接種会場に大行列ができたことが話題になっています。
昨日も早朝からできた行列が、会場から1キロほど離れたJR原宿駅近くまで伸びています。
このところの若者への感染急拡大をうけて、彼らの必死さぶりがみえてきます。
しかし都が初日に用意した接種数は200,早くから並んでいても大半の若者が並び損に終わりました。
昨日の2日目からは、抽選方式に切り替えしましたが、それでも2226人分の抽選券を配り、当選者は約6分の1で、受けたくても受けられなかった若者からは不満の声が上がっているといいます。
「東京のど真ん中に接種会場を用意しているのに、1日200人しか受けられないというのは、桁が1桁ちがうのではないか!」という声もあります。
ごもっともな不満だと思います。
それにしても若者を相手にして、先着順方式・抽選方式といったやり方はアナログに過ぎるような気がしています。
若者の大半はスマホを持っているのですから、早朝から並ばせて密な状態を作らなくても、気の利いた捌き方ができそうなものだと思います。
今回の問題は、日本一感染者の多い「東京」に、接種を希望する若者が沢山いて、彼らは感染に不安を感じていることを示しています。
台湾の天才デジタル担当大臣・オードリータン氏のような人材を見つけ出して、若者の早期のワクチン接種と同時に、接種を終えた若者達に協力してもらい、市中の感染状況をつかみ取るようなデータ収集を行っていくべきだと思っているのですが…。
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