団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

白内障の手術をうけました

 

 私は、生来視力はよい方でした。

 

 30代を迎えるころまで、目に関してはあまり不自由を感じませんでした。

 

 40代半ばになって、休みの日にショッピングがてら、大型商業施設を散策しているときに、ふと目に留まったメガネ屋さんで、メガネを手にとって試しにかけてみると、10メートルほど先の光景がはっきりと見えるのに驚きました。

 

 知らず知らずのうちに、目の衰えは進んでいたのです。

 

 その後、検眼をしてもらいメガネを作ったのが初メガネでした。

 

 今日に至るまで、何度かメガネは作り替えたものの、眼科に駆け込むようなことはありませんでした。

 

 しかしついに目の渇きを感じたことから、3~4年前に眼科を訪ねて“ドライアイ”と診断されました。

 

 「まばたきの回数が少ないことが原因です」とのこと。

 

 点眼薬を処方され、しばらくつけ続けましたが、眼科に行くのが面倒になり、市販の目薬でお茶を濁しながら今日に至っています。

 

 その後日常生活に支障を感じないこともあり、生活を続けてきましたが、私が運転をしている際に、妻から「まわりが見えてない」と再三注意を受けるようになりました。

 

 自分ではあまり自覚はないので、聞き流してきましたが、今年は免許の更新があり、視力検査にチェックが入ってはまずいと思い、眼科に相談に行きました。

 

 「年齢的にもそろそろ白内障の手術を受けた方がよいのかもしれませんね、その気があるのなら、紹介状を書きます」との眼科医の話があり、思い切って手術を受ける決断をしました。

 近くにある総合病院を紹介され、様々な検査をした後、一か月後に手術となりました。

 

 右の目を手術して、その一週間後に左目の手術を受けましたが、2~3日すると遠くの景色がはっきり、そしてくっきり見えるようになりました。

 

 いまは日に4回の点眼を義務付けられた生活ですが、運転には全く支障はないようです。

 

 そんな折、以前に白内障の手術を受けたことのある友人から電話がありました、友人曰く「よく見えるようになると、家の中のあちこちの汚れや塵が見えるようになり、自分はこんな汚い所に住んでいたんだと、愕然とした覚えがあるよ」

 

 なるほど、何でもよく見えるのも、考えものなのかもしれません。