数年前に家のそばの神社の様相が一変しました。
これまで長い間手つかずの古木が何本も切り倒されて、境内裏の敷地がパッと明るくなりました。
鬱蒼とした古木の林は、それまで日が差し込まずジメジメしていて、雨の日が続いたりすると、あちこちに毒キノコがはえてしまっていました。
古木が切り倒されたことにより、十分に日が差し込むようになって、敷地の土が乾き、神社で参拝をしたついでに散策をする人も増えてくるようになりました。
また気候の良い季節には、近くのボーイスカウトが、敷地にテントを張り、キャンプ訓練を行っています。
私も朝の参拝ついでに、敷地を散策していたのですが、地面が乾くとプラスチックゴミやガラスの破片とかが沢山落ちているのが目立ちます。
ここでキャンプなどをすれば、ボーイスカウトの子供たちが怪我をしてしまうのではと、気がかりになります。
そこで私は長トングとゴミ袋を携えて、合間を縫っては、敷地のゴミや危険物を拾い集め始めました。
誰に声をかけるわけでもなく、一人ボランティア活動です。
日々の合間を縫っての作業ですから、1回あたりせいぜい20分程度です。
それでも、7~8回作業を続けることで、目立つゴミ・危険物は大分少なくなりました。
couleurさんによるPixabayからの画像
それから半年ほどしたある日、何人もの植木職人らしき人たちが敷地に入って作業をはじめました。
どうやら紫陽花の苗木を植えているようです。
その年の梅雨入りの時期になると、紫陽花が見事に咲き誇りました。
敷地いっぱいに咲く紫陽花は、ちょっとした紫陽花の名所になろうとしています。
いまや、近所に口コミで広がり、大勢の人が紫陽花鑑賞にやってくるようになっています。
昨年秋から紫陽花の脇の敷地に、さらに何種類もの苗木が植えられました。
一本一本の苗木は囲いをしたり、添え木をしたりとしっかり保護されています。
苗木の根元には、それぞれの名前を記した小さなプレートが刺さっています。
ダッチアイリス、ハゼラン、アジュガ、ウツボグサ、シラユキゲシ、イキシア、アネモネ…等々
私が知っているのはアネモネくらい、あとは聞いたことのない名前です。
春になったら、どんな植物が育って顔を出してくるのか、今から楽しみです😊。
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