結婚をした娘から一昨日妻のところに連絡がありました。
妊娠をしていて、暮れには子どもが生まれる予定になっています。
このところ週末ごとに“保険の相談”に行っているようで、私たちがどんな保険に入っているのかを聞きたいようです。
これから家庭を築き上げていく娘たちと、そろそろ終活を迫られる我々とでは、保険に対する必要な要件は異なるので、参考にはならないのですが、妻はいろいろと聞かれたようです。
妻から確認を促されて、保険証券類の入っているファイルを引っ張り出してみると、ついこの間“保険の見直し”をしたばかりだと思っていましたが、もう5年も経っていました。
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最近何かとテレビCMなどでも注意喚起をされている「古いままの保険内容では、いざという時に保険金が下りない」と知り合いから言われて、見直しをしたのでした。
確かに以前の保険内容をみると、がん保険・医療保険は、入院時に保険が下りる内容だったのですが、現状は入院しての治療から通院中心になっていて、そのままにしておくと、いざという時に保険金が下りない事態になりかねないので、
妻の友達から紹介された保険外交員の方に、相談したのです。
特に医療保険の内容を見てもらい、入院・通院を問わず、いざ病気になった時にかかる費用を賄える内容のものに変えました。
近年、医療の進展はめざましいものがあり、どんどん新しい治療法も導入されています。
ある程度の先進医療も受けられる内容にしておかないと、驚くほどの高額な医療費を請求されることになります。
妻と私の医療保険を、それらに対応する内容に見直してみると、これまでの保険料に比べて高くなります。
死亡保険は、県民共済の安い保険に入っていたのですが、私が65歳になったのを機に、保険適用から外されたままになっていたので、「死亡保険はどうしますか?」と尋ねられたのですが、さらに保険料金がかさむのを恐れて、見合わせました。
妻はその時のやりとりを覚えていて、「やはり葬儀費用程度は賄える保険に入っておいた方がいいんじゃないの?」といいます。
娘たちの、万が一に備えた行動をみていて、自分達の今後に備える準備を万全にしたいと思ったのでしょう。
私は自分が死んだ後のことには、あまり関心がないのですが、新たに家族が増え、残された人たちのことを考える必要に迫られそうです。