北朝鮮で新型コロナの感染者が急増しているようです。
医療体制が脆弱なうえに、新型コロナウィルスへの対処法を持たない国ですから、このままにしておくと大きな悲劇を招きかねません。
人道上の立場から、韓国ユン新政権は、コロナワクチンの提供を申し出たようですが、それを断ったといいます。
その後、国民がパニックに陥ることを恐れ、慌てて中国から大量の医薬品を買い求めたようです。
一方で相変わらず、金正恩は、ミサイル開発には余念がないようです。
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また、プーチン・ロシアの軍事侵攻後、ウクライナ軍と人民の勇敢な国を守る戦いぶりに比べ、ロシア軍の前線部隊の士気の低下が著しいといいます。
前線の兵士に食料も装備品も行き渡らず、投降や脱走する者も多く出ているようです。
たった一人の独裁者のために、命を軽んじられる国民はたまったものではないと、傍から見ていて、つくづく思ってしまいます。
また、長引くロシア侵攻によるウクライナでの戦闘により、小麦などの穀物の輸出が滞り、世界的な食糧危機が深刻化しています。
はやく手を打たないと、食糧不足が引き金になり、命を落とす人々が出てくることも懸念されます。
国の事情や世界情勢によって、一般市民が命の危険にさらされる懸念がこれまでになく高まっていることを感じます。
時の宰相によって、国民の命が“吹けば飛ぶような”軽んじられた扱いをされてはならないでしょう。
そういえば、“一人の人間の命は、地球より重い”と言った日本のリーダーがいたのを、思い出しました。
日本赤軍ハイジャック事件の時に、時の首相、福田赳夫氏が言った言葉でした。
世界で唯一、原子爆弾を投下された日本が、平和を希求するメッセージを、これまで以上に、世界に発信し続けなければならない状況が訪れています。