団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

スキーをする叔父に脱帽

 先日、両親の様子を見に実家を訪れると、庭に一台の車が止まっています。

 

「来客かな?」などと妻と言いながら、傍の公園にひとまず車を停車させました。

 

 荷物の一部を抱えながら、庭に入っていくと、その車には赤いヘルメットが積んであるのが見えました。

 

 若い人が実家を訪ねてくるのは珍しいなどと、怪訝に思いながら玄関を開けます。

 

 すると近くの都市部に住む叔父が訪れていて、父と談笑していました。

 

 この叔父は何かにつけてよく父の所に来てくれます。

 

 聞けば、スキーに行った帰りに立ち寄ったといいます。

 

 いつもは仲間と行くのだそうですが、今回は一人で行ってきたそうです。

 

 よく喋る叔父で、お互いの近況報告にしばし花が咲きました。

 

 父の兄弟は、以前は時折実家の近くの旅館に集まっては、兄弟会を催していました。

 

 しかし齢を重ねるにつれ、末弟が亡くなり、隣の家の叔父や私の父も相当に老け込んでしまっています。

 

 この叔父は80歳になるのですが、普段はパソコン教室の先生をしたりして、活躍しているといいます。

 

 その合間に冬の季節はスキーを楽しんでいるようです。

 

 季節がよくなると山登りにも出かけていて、そういえば私が中学生時代の仲間と山登りをした帰りに、ドライブインのようなところでバッタリ会ったことを思い出します。

 

 最近は実家通いを頻繁にしているせいもあり、私は山登りもスキーもご無沙汰してしまっています。

 

 体を動かす趣味から一旦ご無沙汰してしまうと、再び始めようという気には、なかなかなれません。

 

 寒さが厳しいこの季節に、山に踏み込んでスキーをしようとなれば、なおさら行ってみようなどと言う気にはならないのです。

 

 またスキーをして疲れたあと、老いた兄の様子を見に立ち寄ってくれることにも感謝です。

 

 80歳まで生きられるとしたら、私も叔父のように活発に動き回れるでしょうか?

 

 忙しさにかまけて、体を動かすことをサボって老け込まないよう、私も叔父を見習わなければならないと思っています。