団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

「不要不急の外出」にはより強い意味がこめられていた

 早朝はかなり冷え込みましたが、今日は雲ひとつない青空が広がっています。

 

何も用事がないので、久しぶりに公園に出かけてみました。

 

天気に誘われてか、園内は人が結構やってきています。ただ敷地は広いので、蜜が気になるといった状態ではありません。

 

季節になると目を楽しませてくれるバラ園も、今は枝を切り落とされ、今日は係員が消毒作業を行っています。

 

日光浴も兼ねての園内散策は、とても快適です。

 

ビタミンDの生成のためにも日光浴は大切で、冬場は1日に合計1時間の日光浴が必要だと言われます。

 

ただ寒い季節は顔以外は全て衣類をまとい、顔もマスクで覆っていますから、せめて手袋を外し、手のひらを太陽に向けて歩くようにしています。

 

晴れた日のこうした日光浴は、健康維持のためにも大事な時間です。

 

家にこもっていると、なかなか意識して日光浴の時間を作るのは難しいものです。

 

しばらく歩いていると、園内のスピーカーから放送が流れてきました。

 

緊急事態宣言が出されたのを受けて、自治体の長が「不要不急の外出は控えて、命を守りましょう」と訴える内容です。

 

 いま公園をうろうろしているのは、不要不急の外出なのかなと思わず自問自答してみました。

 

f:id:dslownin:20201030101048j:plain

 Ronny OverhateさんによるPixabayからの画像

 

 記憶では「密にならない場所を選んでのウォーキング・散歩などは、健康維持をはかるうえで実施してもよい」となっていたと思うのですが…。

 

 気になって家に帰って調べてみると、専門家が「命にかかわらない外出すべてが不急の外出です」と述べています。

 

 とにかく家にいてください、とのことのようです。

 

 他人との接触の有無にかかわらず「本当にその外出が必要なのか」を改めて検討して下さい、とも述べられています。

 

 今回の感染の急拡大をうけて、以前より強い意味を込めて「不要不急の外出」といっているのです。

 

 しかしいつ収束するのか先が見えないなかでの外出自粛は、よくいわれる「高齢者の不活発病」を招く恐れがあります。

 

健康を保つためには日々の努力の積み重ねが大事で、また晴れた日の日光浴はビタミンDを補ううえで大事な行為です。

 

緊急事態だからやむをえないのかもしれませんが、老人にとって、家に閉じこもったままで「いかに健康を維持するか」は難しい課題です。