父の入院生活が、早やひと月になろうとしています。
最初は右手の指のケガと聞いていたのですが、そこから菌が入り予想以上の重症になってしまいました。
今でも痛みが収まらず、右手にはギブスが付けられて、右指は固定されています。
とは言っても、面会は出来ませんので、父の話を聞いているだけで詳しくは把握することができません。
衣類の着脱をするだけでも一苦労だといいます。
12月に入り寒さが増す中で、例年だと父は家の周りの冬支度に動き回っているのですが、今年はそれができずに歯がゆい思いをしているようです。
一旦痛みが治まった時に、担当医に「退院したい」と訴えたようなのですが、強く止められたといいます。
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父の心配事の解消のために、この週末に実家に行ってきました。
水道管の凍結防止でテープを巻いて、その上から蓆を巻いて覆いました。
倉庫には親戚の農家から届いた白菜・ネギ・大根などが新聞紙に敷かれ、大量に置かれていました。
それらの野菜たちを、用意してきた発泡スチロールの箱に詰め込みました。
郵便物を整理し、請求書が入っていましたので、その払い込みをしたり、母のデイサービスの11月分の支払いをしたりと、金銭面での処理も済ませます。
母は父不在の実家に一人いるわけにはいかないので、ショートステイに預けましたので、その後の様子を聞きに施設を訪ねました。
契約関係の書類に署名をして、通常は面会禁止なのですが、特別に短時間面会することができました。
それらの措置を済ませた後に、入院している父に報告をしましたが、一安心のようです。
血液検査の結果は、まだ芳しい結果ではないようで、もうしばらくの加療が必要と言われ、父は落ち込んでいました。
その父に妻が「いま退院をして無理をすれば、利き手の右手が不自由なまま生活をしなければいけなくなります。我慢をしていましばらく入院を続けて完全に治してください。」と諭します。
父は私より妻のいうことをききます。
高齢の父母の入院生活とショートステイ生活、年内は続きそうです。
生活に支障がなくなるまで、父の利き手が回復して、ショートステイから母を戻して、穏やかな正月を迎えられればと願うばかりです。