団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

娘との最後の旅行

先日妻と次女と3人で1泊の小旅行をしてきました。

 

 娘の結婚を前にして、娘から旅行に行こうと提案があったのです。

 

まだオミクロン株の流行も収まらないなかで、少し躊躇したのですが、結婚してしまえばそうそう家族旅行もできなくなることもあり、思い切って行くことにしました。

 

 混雑を避け平日を使い、娘が予約してくれた宿に向かいます。

 

 あいにくの雨の中、ラッシュアワーを避けて10時過ぎの遅い時間に家を出ました。

 

 娘は電車に乗る前に、仕事をしていると言って、待ち合わせの駅の喫茶店にすでにいるようです。

 

 いったん東京駅で降りて、弁当を買って特急列車に乗り込みます。

 

 ビジネスマンが雨の中を忙しそうに移動しているのを横目で見ながら、東京駅を出発します。

 

 娘がグリーン車をとってくれたので、周りを気にせず、ゆったりと過ごすことができますので、列車が東京を離れたあたりで、おもむろにお弁当を開きます。

 

 車中でお弁当を食べながらの旅行などは久しぶりの経験です。

 

今年は強い寒波が度々日本列島を襲ってくる寒い冬でしたので、この旅行で、春の訪れの兆しを感じられる時間を過ごせればと期待していました。

 

天気が良ければ、旅先の梅林にでも行こうと予定していたのですが、予報では終日雨が止まないようなので、それを諦めて駅周辺のお土産屋さんなどを冷かしながら時間を潰すことにしました。

 

 そしてチェックイン時間にあわせて、宿のある駅まで移動します。

 

 他の宿泊客も我が家と同様、雨の中ウロウロするよりも早く宿に入ろうと思ってか、小さなフロントはごったがえしています。

 

 しばらくして部屋に案内されましたが、大きな窓からは海が一望できる素晴らしい眺めです。

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 娘がグレードの高い部屋をとってくれたようです。

 

 早速に一風呂浴び、夕食までたっぷりと時間があるので、景観をつまみにビールを傾けます。

 

 妻も一度来てみたかったというホテルで過ごす時間に、ご満悦な様子。

 

 娘は思い出を残すためか、さかんに色々な写真を撮りまくっています。

 

 そんな光景をみながら、これからの結婚生活を仲良くおくってほしいものだと、心の中で思いながら、3人で過ごす時間を愛おしむ旅となりました。