団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

*[生活]

街から銀行が消える

今回は少し長めの滞在予定で、実家に行ってきました。 8月の夏休み期間中は行くのを控えていましたが、コロナの収束が見通せませんでしたので、意を決して行くことを決めたのです。 父も母も高齢になり、身の回りのことをするのがやっとのような状態です。 …

今の日本は「自分の身は自分で守る」状況に

我が家のそばの病院は、今日も朝から長蛇の列です。 コロナワクチン接種の予約をとるための列です。 感染急拡大をうけて、皆さん必死でワクチン接種を受けようとしているのでしょう。 先日までに比べて、列の長さが2倍近くになっている気がします。 そして…

今後ワクチンを何回接種すればいいのだろう

インド型といわれる“デルタ株”が日本国内に相当広がっていて、若い人を中心に感染の急拡大が始まっていて、大変心配される状況です。 そんなところにペルーから入国した女性が“ラムダ型”に感染していることがわかりました。 ラムダ型は南米を中心に拡大して…

エアコンから水が漏れ出しました

我が家のリビングのエアコンは設置してから10年余が過ぎます。 使用するのは夏の期間だけで、冬は石油ファンヒーターを使用しています。 これまで目立った不具合もなく、順調に動いてくれていました。 昨年の夏が来る前に、定額給付金という臨時収入が入っ…

若い人たちへのワクチン接種を急がねばなりません

私は2回のワクチン接種を終えましたが、妻は今日2回目の接種を受けます。 2回目の接種後に、熱が出るなどの症状が出るのを警戒して、接種後は、家事はできないと予め宣言しています。 再び感染が急拡大していますが、感染者の中心は若い世代とのこと、彼…

高齢になってからの田舎暮らし

私の実家の隣は叔父の家です。 叔父は長い間仕事の都合で全国を転々とし、最終的には東京近郊に家を構えて、主たる住まいにしています。 定年を機に、何年か前から定期的に訪れるようになり、あちこち傷んでいる家を親戚の大工に頼み、補修をしたり、自らは…

父親が携帯を買うことに

前回実家に行った時に、私の帰り際に父がポツリと「やはり携帯電話を持っていないと不便なので、携帯が欲しいんだけど…」と言います。 その後、コロナワクチン接種の件で電話をした時、再びそのことを言いだします。 今度行った時に、実家の近くの販売店に行…

心安らぐ音

子供のころに、朝、微睡ながら聞こえてくる音でだんだん目が覚める。 母が味噌汁の菜をまな板の上で「トントン」と切る音です。 こんな懐かしい音に郷愁を感じるのは私だけではないと思います。 これもいわゆる「生活音」というものなのでしょうが、このよう…

カーナビの功罪

現在の住まいに住み始めた30年以上も前、私の住まいの前を通る道は、主要道路から外れた、いわゆる生活道路で、近所の人たちが通るくらいなので、車の行き来は本当に少ないものでした。 ところがその後、近くに高速道路の降り口ができたりしたせいもあって…

コメ余りの原因は高年齢層が食べなくなったから!

日本で完全に自給できている唯一の食料がコメです。 自給率は97%ですが、これは民間企業が米を安価に輸入できないように、関税非課税のミニマムアクセス枠を国家貿易で独占しているため、そのことを他国から非難されないために、実際に一定量の輸入をする…

娘の彼氏と初めて会うことに

少し前から下の娘に「会ってほしい人がいる」と言われていました。 いきなり家に連れてこられるのは妻が嫌がって、コロナの自粛期間中であることを理由に、先延ばしさせてもらっていたのです。 前から彼が出張に行くたびに、出張先で買ったいろいろなお土産…

今の季節には青い花がよく似合う

梅雨入りに入ろうとする季節になりました。 一雨ごとに草花が元気になり、それを愛でる私の気持ちも上向きになっている気がします。 私の住む近くに神社があり、境内の裏手にそこそこ広い庭園があります。 春先に庭師さんが植えた草花が元気に成長しています…

水道管の劣化問題に手をこまねくな

昨日、私の住む集合住宅の増圧ポンプの点検作業が行われ、作業中1時間ほど断水になりました。 断水の時間帯に外出していれば何の問題もなかったのですが、たまたま私も妻も、そしてリモートワーク中の娘も家にいる時間帯でした。 断水になる前に昼食を終わ…

上京しない大学生、息苦しい東京を逃げ出すテレワーカー

東京都への転入者が12か月連続、前年同月を下回っています。 進学や就職による引っ越しシーズンの今年3月は、前年比5714人減の9万7325人で、都内の大学に進学しても、対面授業の少なさなどを理由に、上京しない学生がいることも影響したとみられ…

お酒類を出せない飲食店はどうなるの?

母の日ということで、娘が食事に行こうと提案してくれています。 しかし私達の住む地区は飲食店への規制でアルコール飲料の提供が禁じられています。 私と妻は外で食事をする時にはビールか他のアルコール飲料を少々嗜みます。 娘はお酒類は全く飲みませんの…

安否確認のための帰省、行って良かった

ゴールデンウイークに入り、こっそり慎重に車を出し、実家に向かいました。 高速道路入り口までの一般道路も混み合っていましたが、高速道路下り線も大変な混雑です。渋滞で止まってしまうほどではありませんが、空いている時ほどのスピードは出せません。 …

後ろめたさを感じつつ、実家に向かいます

昨年末は、コロナウィルス感染拡大騒ぎで帰省を控え、その後も機会を逸してズルズルと5か月が過ぎてしまいました。 時折、安否確認を兼ねて電話をしたり、ケアマネジャーから報告を受けたりしていましたが、いかにコロナ禍とはいえ、さすがに帰省しない期間…

ネットで何にでも繋がれるわけではない

コロナ禍のなかで、食料品や日用品は以前と変わらず買い物に出かけますが、それ以外の買い物はほとんど出かけなくなりました。 どうしても必要なものがあれば、ほとんどネットを使って検索し、注文しています。 そんな生活を続けているうちに、最近気が付い…

水回りの不具合に備えておこう

私の住む集合住宅は出入り自由なので、玄関わきにある郵便受けには、郵便物に加えて、毎日のようにDM・チラシ類が入っています。 その中に「水のトラブルはお任せください」などと謳って水回りの修理業者のマグネットタイプの案内物が入ってきます。 以前…

給湯器交換と水回りの悩みの解消

我が家も築30年以上が経過して、あちこちに修理や取り換え時期を迎えたりする箇所が後を絶ちません。 先日、玄関の外に配置されている各種メーター類が集まっている箇所から水が流れ出していました。 最初は寒さで水道管にヒビが入ったかと思い、管理人さ…

「山育ちの私の血」が騒いでしまいました

今朝も一日のルーティーンのひとつである朝の散歩に出かけました。 家を出て今朝の暖かさを感じた瞬間、ふと「今年は暖かい日がつづくので、もしかすると」と思い立ち、いつもの散歩ルートを変えてみることにしました。 目指すのは「タラノ木」です。 近くの…

居眠りは心地の良い時間

朝晩ぐっと過ごしやすく気持ちの良い季節になりました。 何も出かける用事のない日には、朝起きると、パソコンにしばし向かった後、ストレッチをしてから散歩に出かけます。 朝食を済ませてソファに身を預けているうちに、居眠りをしていることがしばしばあ…

スマホ利用の光と影

私は普段スマホをサイレントモードにしています。 というのは、日頃あまり重要な知らせや電話が入ってこないし、余計な通知ばかり入ってきて鬱陶しいからです。 すると家人から、肝心な時に連絡が取れないといつも叱られてばかりです。 どこでも連絡ができ、…

「移動スーパー」が見直されている

私の実家のある町は温泉地です。 温泉地の一角に昔は湯治客専門だった旅館がいくつかあります。 近隣の農家の人達が農閑期になると、一年間働いた身体を癒すために毎年やってきて、二週間以上も当時旅館に滞在して、湯に浸かっては部屋での休憩を繰り返して…

あと何回桜を見ることができるのだろう

「梅は咲いたか、桜はまだかいな」という江戸端唄・小唄の有名な一節がありますが、今はまさにそんな桜の開花が待ち遠しい時期になりました。 桜の開花を待ち焦がれるこの季節は、1年のなかでも最も好きな季節です。 10年以上も前から、毎年花見に自宅に呼…

社会の片隅に追いやられた人達~車中生活者~

昨年11月、アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に選ばれた作家の柳美里さん、対象となった作品は『JR上野駅公園口』でした。 彼女は、「居場所のない人のために魂の避難所となるような物語をこれからも書いていきたい」と話してい…

リアルが駄目ならバーチャルで「仮想旅行」

一昨年(2019)年の世界の国際旅行者数は14億5800万人に上り、過去最高を記録したそうです。 それが昨年(2020)年上半期には65%減と落ち込みました。 観光収入でいうと、日本円で48兆円以上の損失となります。 当面は観光収入に頼る国、…

最強の食品「納豆」はコロナ感染予防食でもあった!

納豆は、私には幼い頃から慣れ親しんだ食べ物でした。 朝、我が家で朝食を摂ろうとしていると、近所の中学生が「納豆はいりませんか?」と玄関で呼びかけてきました。 すると母は必ずといっていいほど、納豆を買い求めます。 お互い貧しい同士の家でしたが、…

近場の魅力を掘り起こせ(2)

数年前に家のそばの神社の様相が一変しました。 これまで長い間手つかずの古木が何本も切り倒されて、境内裏の敷地がパッと明るくなりました。 鬱蒼とした古木の林は、それまで日が差し込まずジメジメしていて、雨の日が続いたりすると、あちこちに毒キノコ…

近場の魅力を掘り起こせ(1)

私が今の住まいに住み続けて、もうかれこれ30有余年になります。 現役で働いていた頃には、朝早く家を出て、夜暗くなって帰宅する生活を長い間続けてきました。 その頃は、家の近所のことには、ほとんど関心がなく、休日も家族と食事に行く場所程度にしか…