我が家のリビングのエアコンは設置してから10年余が過ぎます。
使用するのは夏の期間だけで、冬は石油ファンヒーターを使用しています。
これまで目立った不具合もなく、順調に動いてくれていました。
昨年の夏が来る前に、定額給付金という臨時収入が入った時に、妻がずっと手入れもせずに使用していたので、カビや汚れが気になるから業者に頼んで掃除をしてもらおうということになりました。
リビングと娘の部屋と2台のエアコンクリーニングを頼み、掃除している様子を見ていると、黒い水がバケツにどんどん流れこんでいき、こんなに汚れていたのかと驚かされたものでした。
それから1年が過ぎた先日、外出から私が帰ると、妻と娘がリビングにいて、バスタオルを敷いた上にバケツが置いてあります。
見るとエアコンから雨漏りのようにポタリポタリと水滴がたれています。
ネットで調べてみると、ドレンホース(内部の水を外に排出するための排水管)の汚れであることが大半だとあります。
排出口付近の虫や枯れ葉、ゴミなどで詰まることがあるとあるので、ホースの排出口を調べてみても特にそれらしき異物か確認できません。
エアコン本体のふたを開けてフィルターが汚れているかどうかも確認しましたが、汚れもほとんどありませんでした。
フィルター以外は精密機械のように様々なユニットが詰まっていますので、私では手の出しようがありません。
Jose Antonio Albaさんによるpixabayからの画像
仕方がないので、メーカーの相談窓口に電話をいれます。
しばらく待たされた後に、オペレーターにつながりましたので、状況を話し対応を依頼します。
幸いなことに明日には訪問できるとのことなので、1日我慢すれば対処してもらえそうです。
それからというもの、その日はタライやバケツ、バスタオルを使って水滴を受けながら過ごしました。
盛夏真っ盛りですので、窓を開けて扇風機で過ごすのは難しいので、背に腹は代えられません。
翌日私は仕事で出かけなければなりませんでしたので、妻に立ち会ってもらいました。
私が帰った時には、エアコンが正常に稼働していたのでホッとしました。
妻が、昨年業者に頼んで掃除をしてもらったことを話すと、「その割には、中がかなり汚れていますね」と言われたそうです。
いまエアコンの掃除業者が林立してしますが、メーカー側の人からみると、高額な掃除代金を支払って掃除をしても、細部まで汚れを取り除けるのは疑問だといいます。
10年以上も使用しているエアコンでしたので、そろそろ買い替えどきだと言われたらどうしようと冷や冷やしたのですが、幸い5千円を切る請求額でしたのでホッとしました。
自動で内部を掃除してくれる機能が付いているのですが、今までほとんど活用していなかったようで、クリーニングを自動で行ってくれるようセッティングをしてくれたようです。
これでもうしばらくは活躍してくれそうなので、やれやれです。
ほぼ年金頼みの生活に入ると、エアコン・テレビ・冷蔵庫などの故障は、我が家の生活を脅かす大事件なのです。