団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

2022-01-01から1年間の記事一覧

魚の「あら」の思い出

実家に行くと、毎朝皆が起き出す前に、散歩に出かけます。 実家のある場所は温泉地です。 今でこそ“ひなびた”佇まいの温泉地になってしまいましたが、私の小さい頃は、かなりの数の旅館がひしめきあって、隆盛を誇った時期の名残を残していたものでした。 散…

地球を熱波が覆う時代になりました

先月、異例の早さで“梅雨明け”をした日本では、数日間各地で40度に迫る気温の日々が続きました。 湿気を伴う日本の夏は、世界的にも“暑い国”として、もはや有名になっています。 しかしここにきて世界の各地では、連日40度に達する気温を記録しています。 ポ…

直前に中止になった夏祭り

コロナの発生以来2年間中止が続いた地元の夏祭り、今年は開催することが決まり、早々に盛り上がっていました。 祭りの二週間ほど前から、神社の会館を通りかかると、神輿が鎮座して関係者が準備に追われていました。 祭りの当日は、我が家は実家の両親の様…

次にこの国を率いるリーダーに何を求める?

参議院選挙が終わり、与党自民公明は衆参両院ともに、過半数を超える安定基盤を作り上げました。 しかし安部元総理が選挙応援の最中に凶弾に倒れるという、前代未聞の事件が起き、今後の政権運営にも混乱の種を残した再スタートとなりそうです。 海外の安倍…

不要不急は本当に“不要”なの?

またしてもコロナ感染者が急速に増えだしました。 さらに感染力が強いとされるBA.5への置き換わりが進んでいるようです。 またしても人々の感染への警戒は強まり、夏休みを前にして、旅行・観光関係者は気が気でないことと思います。 このまま感染者数が増大…

資源の乏しい日本を、政治はどう再生できる?

今度の週末は参議院議員選挙です。 早くもマスコミは、自民・公明の政権与党の過半数確保は確実、と伝えています。 こんな報道が先走って伝えられると、結果が分かっているのなら選挙に行かずともいいか、などと白けた雰囲気になってしまうのは私だけでしょ…

灼熱の日本列島、今年の夏を乗り越えられるか

毎日暑い日が続きます。 年齢を重ねると、暑さは本当に身に応えます。 少し出歩いただけでも、家に戻るとぐったりしてしまい、しばし頭が回りません。 日本は、湿気が高いこともあって、海外の人からも敬遠されるほど“暑い国”とみなされているようです。 海…

 小さな楽しみを見つけながら生きる

妻の口癖に「私は目の前に人参をぶら下げられないと頑張れないのよ」があります。 私の定年後、時間だけは余るようになってからというもの、あちこちの“おいしいもの屋さん”を見つけてきては、行こうと誘ってきます。 最近ではコロナが収束した後、観光振興…

再び保険の見直しが必要になりそうです

結婚をした娘から一昨日妻のところに連絡がありました。 妊娠をしていて、暮れには子どもが生まれる予定になっています。 このところ週末ごとに“保険の相談”に行っているようで、私たちがどんな保険に入っているのかを聞きたいようです。 これから家庭を築き…

父の免許証返納に付き添ってきました

父は6月30日に93歳の誕生日を迎えます。 昨年末に手に怪我をし、2ヶ月間入院してからというもの、車は全く運転していませんでした。 私や妻から、危ないから運転はしないようにと、再三注意していましたし、本人も運転に自信がなくなっていたようです。 次…

長い間続いたデフレからインフレへ ~年金生活者はどうなる~

このところ毎日のように商品値上げのニュースが報じられています。 生活者の身としては、誰にとっても辛い状況には違いないのですが、とりわけ年金を頼りに生きている人達には、不安ばかりの時代がやってきそうです。 デフレの状態が長く続いたせいか、経済…

“声をかける”こと、心がけたいと思います

一昨日、近所での用事を済ませて帰宅する際、宅急便のお兄さんが沢山の荷物を抱えてエレベーターホールに立っていました。 エレベーターが降りてきて、ドアが開くと、遠慮がちに私の方を見ました。 コロナ禍以来、他の人とエレベーターに同乗することを避け…

観光に改めて力を入れよう

このゴールデンウイーク中に、ひなびてはいますが、温泉地でもある実家に滞在していて、コロナ自粛期間とは違う変化に気づきました。 感染者の数が落ち着いている状況をみて、政府・各自治体が観光振興策を打ち出しました。 最初に打ち出された県民割、そし…

国によって、人の命の重さは違うのだなぁ…

北朝鮮で新型コロナの感染者が急増しているようです。 医療体制が脆弱なうえに、新型コロナウィルスへの対処法を持たない国ですから、このままにしておくと大きな悲劇を招きかねません。 人道上の立場から、韓国ユン新政権は、コロナワクチンの提供を申し出…

捨てない生き方

前回、私の父がモノを捨てられないという主旨のことを書きましたが、断捨離ブームが続く今、本当に断捨離に突き進んでいっていいのだろうかと、ふと考えました。 実は、私自身も捨てることが苦手な方ではないのかと思いいたったのです。 最近、父の行動を見…

モノを捨てられない父

この連休に実家を訪れた際、妻は台所の食器を置くワゴンと、スポンジ・タワシ置きを購入して持っていきました。 父が洗った食器を置いているワゴンやスポンジ置きが、水切りが悪く、カビの温床になっていることが気になっていたようです。 以前にも、そのこ…

食料の自給率を高めることが急務となってきた

ロシアのウクライナへの軍事侵攻を機に、小麦の生産量6位のウクライナの生産減の影響を受けて食糧危機に陥っている国がいくつか出てきました。 のみならず、穀物、肉類、乳製品などすべての品目で騰勢が収まる気配はありません。 中国の需要急増や新型コロ…

山間地にも春がきた

週末に実家に行ってきました。 5月の連休前で、一般道も高速道路も比較的空いていました。 少し前まで異例の暖かい日が続いたせいか、4月の中旬にもかかわらず沿道にはハナミズキやツツジが花を咲かせています。 これからしばらくは、綺麗な花々や新緑が目に…

年相応ってなんだろう?

先週、昔の仕事上でお世話になった方と会食することになりました。 共通の知人のお葬式で久しぶりに再会したのがきっかけです。 彼は今年73歳になります。 先日今は亡き宇野重吉さんの映画をみていて、宇野さんが亡くなった73歳に自分もなったのだと思い至っ…

4割以上の若者が孤独感を感じている

新型コロナウィルスの感染拡大が長期化しています。 非接触型の生活様式も一部定着しているように見えますが、それは“接触を避ける”という生活時間が増えるということでもありますから、そんな中で孤独感を感じてしまったり、孤立しているという認識を持つ人…

今年もオンライン花見になってしまいました

長い間続いている“花見の会”が今年もオンライン形式になってしまいました。 主催者さんは「今年こそ、皆で集まって花見をしたい」とおっしゃっていただけに、残念がっていました。 この会はもう10年も続いている集まりです。 メンバーは主催者さんの旧職場…

やはり野に置け野草花

私が朝散策をするコースに、広い休耕田があり、そのあぜ道に小ぶりなスイセンが咲いていました。 可愛らしく咲く姿に、思わずかがみこんで、しばし眺めながら清々しい時間を持つことができました。 そして翌日のこと。 あのスイセンに出会うのを楽しみに、そ…

娘の結婚・出産を前に妻が気を揉んでいます

次女の結婚、そして妊娠と矢継ぎ早にうれしい知らせが続きます。 しかし、こんな時に親として何をしてあげればよいのか、妻が気を揉んでいます。 そこで同じ集合住宅に住む、子育ての先輩であるご夫婦に我が家に来てもらい、食事をしながら子供の結婚・出産…

ウォーターフロントでのひととき

娘夫婦に誘われて、観光客船に乗ってきました。 週末に横浜ふ頭から観光船に乗って、昼食をとりながら東京湾内を周航するというツアーです。 娘夫婦は車でいくので一緒に乗せていくと誘ってくれたのですが、遠回りになるので我々は電車で向かうと断りました…

笠地蔵の話に出てくる老夫婦のようになれたら

2月に石原慎太郎氏の訃報に接して間もなく、3月8日に妻典子さんが亡くなったとの報道がありました。 詳しいことは私にはわからないのですが、つれあいに先立たれて間もなく、後を追うように亡くなるというケースはよく聞く話です。 データは承知していません…

ロシア人は今何を思っているのだろう

同じ民族であるはずのウクライナを無謀にも攻撃し続けるプーチン率いるロシアの軍隊、イギリスの報道機関が入手したロシア軍内部の24時間にわたるやり取りが公表されたそうです。 そこには、上層部からのウクライナへの発砲命令に対して、「市民に何故銃を向…

回転焼き?今川焼き?それとも?

今放映しているNHKの朝ドラでは、主人公の家が「回転焼き」なるものを焼いて生計をたてています。 私も長い間生きてきて、今川焼きを「回転焼き」と呼ぶことを初めて知り、ビックリしました。 読売新聞編集部が、何と呼ぶかをツイッターできいたところ、今川…

娘との最後の旅行

先日妻と次女と3人で1泊の小旅行をしてきました。 娘の結婚を前にして、娘から旅行に行こうと提案があったのです。 まだオミクロン株の流行も収まらないなかで、少し躊躇したのですが、結婚してしまえばそうそう家族旅行もできなくなることもあり、思い切っ…

3回目接種は痛みもひとしおです

はやく受けたいと思っていた3回目のコロナワクチン接種を昨日うけてきました。 昨年の1回目の接種のような苦労もなく、接種券が届いたあと申し込みページにアクセスすると、家からすぐ傍の病院で予約することができました。 ただし父親の退院後の様子も気に…

「食べることの大切さ」を伝えたい

私は昔、帝国ホテルのスタッフの方々とある期間、仕事を通じてお付き合いをさせて頂く機会がありました。 先日「帝国ホテルから子ども食堂へ」という記事が目に留まり、見ると総料理長を長年務められた田中健一郎(71)さんの活動紹介記事です。 当時は、…