団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

2023-01-01から1年間の記事一覧

ゼロ歳児を保育施設に預けることの不安

私の孫(次女の長男)もすくすくと成長しているようです。 定期的に次女から日頃の孫の様子が動画や写真で送られてきますので、成長具合がよくわかります。 先日次女夫婦と一緒に食事をする機会が設けられ、直接孫と会うことができました。 会うたびに表情が…

スマホはどこまで子供達の脳に悪影響をもたらすのだろうか

スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンが著した「スマホ脳」では、スマホの便利さに溺れているうちに、あなたの脳が確実に蝕まれていくという恐ろしい現実が提起され、話題を呼びました。 しかし相変わらず若者を中心に、「だらだらスマホ」や「ながら…

人生後半をどう生きるか

私は人生の後半戦に入ってから随分月日が流れています。 定年退職した後、しばし有り余る自由時間を謳歌はしましたが、再び社会復帰して、はや10年以上が経ちました。 いまでは定年まで働いた後の勤務延長制度が当たり前のように普及して、65歳あるいは…

最近何かと気になる国、インド

最近何かと話題になるインド。 人口が近く中国を上回り、世界最多となることや、今年の主要20カ国・地域いわゆるG20の議長国としても世界の秩序の再建をはかるうえで期待されています。 そしてモディ首相は、グローバル・サウス諸国をとりまとめようとし…

車の維持費は大変です

先日、駐車場が隣の住人の方が「前輪のタイヤの空気がかなり抜けていますよ」とわざわざ言いに来てくれました。 すぐに行ってみると、確かに助手席側のタイヤの空気が抜けて半分ほど沈み込んでいます。 これまでほとんど利用したことのないJAFのロードサ…

お粗末なマイナ保険証のひも付けミス

マイナンバーカードと一体化した健康保険証(マイナ保険証)に、誤って別人の情報がひも付けされたケースが2021年10月~22年11月に7312件確認されたことが公表されました。 そしてこのうち5件で閲覧されていたといいます。 ひも付けミスの被害者の一人は…

愛国心とはなんだろう

自分を含めて、日本の戦後世代は愛国心が希薄だといいます。 第二次世界大戦で敗戦国となった日本の為政者たちは、教育の方向性を見失い、義務教育における歴史教育にいたっては、近代史にほとんど時間をかけず、走り抜けるように教科書をなぞってお茶を濁し…

だんだん車の運転に自信がなくなる

週末に食料品の買い出しのため、車を運転しますが、助手席に座る妻が心配して、いろいろと口出しをしてくるようになりました。 昔に比べて、不注意が目立つようになったといいます。 最初のうちは「そんなことはない」と反論したのですが、確かにブレーキを…

夫さんが私の実家を訪ねたいといいます

次女のパートナー(夫さん)が、私の実家を訪ねたいと前から希望していました。 夫さんは自営業で普段は日曜日しか休みが取れないのですが、年に何度かまとまった休みを取っているようです。 この4月は引越しや車検などもあり、まとまった休みを取れたことも…

マスク外す? 続ける?

脱マスクが宣言されて一ヶ月が過ぎました。 マスクをつけた生活から開放されて、以前の日常を取り戻しつつあります。 ただ私の場合、花粉が飛ぶ季節であったり、中国から黄砂が飛んできたりで、これまでマスクをなかなか外せませんでした。 テレビを見ていた…

保育施設の4割が定員割れ!?

つい最近まで「子どもを預けようにも保育施設に空きがない」とニュースで取り上げられて、問題となっていました。 しかし今度は「県庁所在地や政令市など保育の需要が大きい103自治体の保育施設の少なくとも約4割が、今年4月入園の1次選考終了時点で定…

海外に出稼ぎにいく若者たち

今年はやっと賃上げムードが浸透し、多くの企業でベアを含む賃上げが実現しています。 一方で、日本で働くことに見切りをつけ、高い報酬を求めて海外に飛び出す若者が増えているといいます。 人手不足の国では、同じ職種でも日本の賃金の倍の報酬が支払われ…

関西弁は直す必要あるの?

昔お世話になった職場の上司に大阪出身の方がいました。 彼は大学進学で上京して以来、30年近くになるのに、コテコテの大阪弁で通していました。 仲の良い他職場の同僚からは、ときどき冷やかされたりしていたのですが、一向に意に介しませんでした。 その…

社会に潜む適応の落とし穴

環境に適応できた者が生存競争を勝ち抜くという考え方を、私たちはわりと素朴に受け入れています。なるべく早く、よく慣れた方が有利に決まっていると。 しかし、その環境が、認識しづらいほど緩慢に変化しているとしたらどうなのでしょうか。 独創的な手法…

憧れの相手を乗り越える

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催されたここ2週間は、日本チームの戦いに魅了された時間でした。 にわか野球ファンも含めて、日本中がテレビに釘付けになり、アメリカチームに勝利した光景は、長く私たちの記憶に残ることでしょう。 決…

育児休業制度改革も賃上げ奨励も大企業のためのもの?

私の次女のパートナー(夫さん)は自営業です。 休みは日曜日のみで、年に何度かはまとまった休みを取るようにして、バランスをとっているようです。 政府は少子化の克服を目指し、育児休業制度を抜本的に改革するとの方針を打ち出しました。 私の現役の頃、…

久しぶりのリアル花見

花見の季節が近づいてきました。 この3年、コロナの影響でオンライン花見に甘んじていた“花見の会”の幹事さんから、お誘いのメールが届きました。 いつもこの季節になると、開花のタイミングにあわせて開催候補日を決めて打診の連絡がくるのです。 今年は実…

別れと出会いの季節がやってきた

職場の若いスタッフが4月から転職することになりました。 私は時々しか出勤しないので、久々に会って尋ねたら、某社グループ内の派遣社員の異動にまつわる支援や相談の仕事に就くことが決まったとのことでした。 行政からの委託をうけた事業を中心に行って…

新生児の子育て環境が良くなることを願う

昨年生まれた新生児は、ついに80万人を切ってしまったようです。 少子化に歯止めがかかりません。 私の孫は昨年11月に生まれたのですが、貴重な新生児となりました。 先週も夫さんが休みの日に、我が家の近くまで来てくれて、一緒に食事をしたばかりだと…

スキーをする叔父に脱帽

先日、両親の様子を見に実家を訪れると、庭に一台の車が止まっています。 「来客かな?」などと妻と言いながら、傍の公園にひとまず車を停車させました。 荷物の一部を抱えながら、庭に入っていくと、その車には赤いヘルメットが積んであるのが見えました。 …

中国の農村部老人の貧困が深刻

中国では高齢者の自殺率が高いことが問題となっています。 特に農村部の老人の自殺率が高いようです、若い人が出稼ぎのため都市部へと移り住み、老人だけが農村部に取り残されているのです。 しかも都市部で働く若い人達も十分な所得を確保できる層ばかりで…

お食い初めに呼ばれなかった事に妻が不満

次女夫婦から“お食い初め”を行いました、とのメールが妻のところに届きました。 お食い初めは生後100日を記念して行われる行事です、平安時代頃から行われている伝統的な行事で、一生食べることに困らないように、と赤ちゃんの健やかな成長を願うものです…

何も持たなければ、気が楽になる?

時おり江戸時代の長屋暮らしをしている人々を題材にした小説を読むことがあります。 落語に出てくる「ハッつぁん、クマさん」の世界で繰り広げられるようなドタバタ劇は、布団に入ってから眠りにつくまでの、ゆったりと心落ち着かせる時間をもたらしてくれま…

衰退する町に子供の声を取り戻す

実家に行った時に、朝はやく近くを散歩することがよくあります。 観光地なので、ホテルや旅館は営業していて、それなりに活気はあるのですが、それ以外は、高齢者ばかりが住んでいる“限界集落”のようなところです。 近所の人が亡くなって、そのまま家が残っ…

納豆が最後の砦

2月に入り、これまでの値上げに追い打ちをかけるように、食品や身の回りの商品が相次いで値上げされています。 我が家も生活防衛のため、買い物に行く回数を減らしたり、買い物に行った際には必要なもの以外には手を出さないなどの努力をしています。 値の…

非正規公務員の待遇改善は実現できるのか

物価高騰の現状を踏まえ、また日本再生の決めてと位置付け、政府や労使は「賃金の上昇」に向かって機運を盛り上げようとしています。 民間の賃金が上がれば、人事院の勧告を受けて公務員の給与も上昇することでしょう。 しかし以前から問題になっている非正…

勤勉は美徳?

「日本人は勤勉だ」というのが海外から見た日本人評です。 “勤勉は美徳”と思っている日本人は、年配世代を中心に少なくないと思います。 コロナ禍が続く中で、エッセンシャルワーカーと呼ばれる職種の方々の活躍が称賛されています。 そんな中、昨年暮れの1…

今回も優秀な人材が辞めていく

私が非常勤で関わっている職場で、年が明けてから職場のマネージャーに、一昨年から勤務している若手の男性職員から3月いっぱいで退職したいと申し出があった旨の報告を受けました。 彼は母親との二人暮らしをしていますが、母も高齢になり、将来のことを考…

人生100年と聞いて、憂鬱になる?ワクワクする?

年が明けて、また1年永らえたとしみじみ感じています。 私のように70の齢⁽弱い⁾を重ねる年齢になると、かつてお世話になった人の訃報に接することが多くなり、その度に寂しい思いに駆られています。 世の中では「人生100年時代」という言葉が定着しつ…

今年はどんなことが起こるのだろう

穏やかな天候のもと元日の初日が上がってきました。 この数年大晦日の夜は、除夜の鐘を聞く前に床に就いてしまっていますので、元日もほぼいつも通りの時間に目覚めました。 家族が起きだす前に、身支度を済ませ、散歩に出ました。 ホテルの前を通りかかると…