団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

*[歴史]

呪われたオリンピック発言が今後の日本を暗くする

3月18日の参議院の財政金融委員会で、麻生財務大臣は「1940年に札幌で冬期五輪が開かれる予定がパーになった。 その次に1980年のモスクワオリンピックは、日本を含め多くの先進資本主義国が参加をボイコットした歴史がある。 そして40年後の今年、新型コロナ…

コロナウイルス対応の台湾の素早さが注目されている

【正念場が続く日本】 各種イベントが次々に中止に追い込まれたり、スポーツの無観客試合での実施が決まったりと、いよいよ日本のコロナウィルス対策も正念場を迎えています。 専門家によれば、今の日本は、クラスター(小規模な患者集団)を発見し、経路を突…

おせち料理は1日食べたら飽きる

【手間ひまかけるおせち料理】 今年も残すところあと一週間となりました。 テレビでは盛んにおせち料理の特集番組が流れています。 近年では、おせち料理は完成したものをデパートや料亭、通販などで調達する家が6割近くにのぼるといいます。 材料を買ってき…

「ポツンと一軒家」にみる「昔気質」の精神

【思いがけない高視聴率】 TBS系列の「ポツンと一軒家」という番組が高い視聴率を維持し、好調です。 最初はスポットの番組でしたが、好評だったことからレギュラー番組に格上げされ、日曜日のゴールデンタイムに放映され、NHKの「いだてん」をのみこんで…

「中心(真ん中)」の魅力って何?

「中心」を広辞苑でひくと、➀まんなか。㋑周囲や両端から等距離にあるような点とそのまわりの部分(㋺以下省略)、②すべてがそこに集まり、そこから出るというような働きをするところ。その位置。③心の中。心の底。㋑内心、胸のうち(㋺省略)。とあります。 ふ…

反日種族主義が韓国で話題に

【異例のベストセラー】 韓国で「反日種族主義」という本がベストセラーになっているようです。 今年7月に出版され、韓国で通常売れた本がせいぜい1万部くらいのものが、10万部という異例の売行きだそうです。 副題は「大韓民国危機の根源」となっており…

隣国の対立は世界中で起きている

【隣国の対立は自然?】 毎日のように日韓対立のニュースがマスコミで報道されています。 文在寅大統領の顔がテレビに映し出される度にうんざりしてしまいます。 何故にこれほどまでに「こじれた関係」になってしまうのかと、ため息が出る思いです。 このよ…

ヒグラシの鳴き声を聞き、「はかなさ」を感じる

【しみいる鳴き声】 旧盆の少し前でしたが、実家を訪れました。 山峡の地といえども、今年の暑さは格別のようで両親ともに夏バテ気味の様子ですが、さすがに夕方になると涼しい風が流れ込みほっとします。 盛夏の季節に実家を訪れた時の楽しみの一つが、ヒグ…

旧盆と新盆(しんぼん)

【旧盆の陰に隠れた新盆】 8月に入ると「今年もお盆がやってくる」と話題にのぼります。 8月15日は正確には旧盆のことです。サラリーマンの大型夏休みが、この旧盆と時期が一緒の企業が非常に多いのは、夏休み=お盆休みという意味合いになるのです。 しか…

日本国民のバランス感覚

【選挙結果は国民のバランス感覚?】 今回の参院選の結果が出ました。 自民・公明両党で71議席を獲得し、改選議席の62を上回りましたが、憲法改正に前向きな日本維新の会と合わせても、改憲発議に必要な3分の2(164)は割り込みました。 選挙結果をみ…

男尊女卑という言葉

【健康被害が発生しているハイヒールの強制】 「ビジネスパンプス強制問題」が論議を呼んでいます。 海外では「性差別であり健康被害を生む」として企業を規制する国もあるようですが、日本には服装など労働条件の性差別を直接規制する法規定がありません。 …

ハナショウブはアヤメのことでした

【ハナショウブはアヤメ科】 6月限定で開園する花ショウブ園に行ってきました。 前から気になっていたのですが、なかなか都合がつかず、のびのびになっていたのです。 お天気も良く、絶好のお出かけ日和です。6月の花ですが、前日の雨でやや元気がない姿だ…

日本人の寿命

【鎌倉時代が一番短命だった】 いまや世界有数の長寿国となった日本ですが、これまでの日本人の寿命を振り返ってみるとどうなのでしょうか? 先日の報道(2019.6.5読売新聞)で、中世の日本人は、他の時代に比べて短命だった可能性が高いことが、聖マリアンナ…

お茶碗1杯のご飯はコメ何粒?

【今まで考えたこともなかった質問】 関東平野は日本一の広さです。茨城の海沿いの高速を走っていると、季節柄あちこちで田圃に水がはられ、田植えの準備が進んでいます。 ツアーガイドさんに「ご飯お茶碗1杯で米粒何粒くらいあるでしょうか?」と聞かれま…

全身全霊で打ち込むということ

【全身全霊で使命を全うする重さ】 平成時代の最後の1日になりました。 第125代・明仁天皇が今日を持って退位されます。 天皇は周囲に我々が知る数年前から80歳までは何とか全身全霊で使命を全うしたいと思うが、それからは自信がないので譲位したいと…

コタンの口笛とアイヌ新法

【コタンの口笛】 子供の頃に「コタンの口笛」という小説を読んだことがあります。石森延男さんの作で、映画化もされました。 アイヌを主人公とした物語で、日本人(和人)による差別と彼らとの和解などを描いた小説です。 送料無料 旅行 収納 ポーチ 6点セッ…

コーヒーが薬として利用されていた

【当時、薬としての効果を期待されたコーヒー】 コーヒーが江戸時代に薬として利用されていました。 江戸幕府が北方警備を命じた津軽藩士たちに、水腫病の予防策として和蘭コーヒー豆を配給したという記述が残されています。 日本にコーヒー豆が入ったのは、…

「まんが日本昔ばなし」の語り口の魅力

【まんが日本昔ばなしは大人のファンの方が多かった】 「まんが日本昔ばなし」を子どもと一緒によく見ていました。 仕事のストレスを癒すうえで、私にとってとても貴重な番組でした。 「むか~し、むかしのことじゃったぁ」の常田富士夫さんと市原悦子さんの…

タンゴの意外な歴史を知る

私は学生の頃、夜更かしをして深夜にFM東京の「ジェットストリーム」をよく聞いていました。城達也さんが低音で「夜間飛行のお供をするパイロットは城達也です」と語りかけるナレーションが好きでした。 日本航空がスポンサーの番組で、夜の上空を飛ぶジェッ…

江戸の人たちはどんなお酒を飲んでいたのか

公民館の歴史講座で「江戸の人たちはどんな酒を飲んでいたのか」というテーマだったので、興味をそそられて受講しました。 講師は元役人でお酒が好きな方のようで、退官後全国のお酒を飲み歩いているというから羨ましい限りです。 日本神話の話から始まり、…

昔の人は健脚だった

松尾芭蕉と随行者の曽良は出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)を一昼夜で踏破してしまったと何かの講演で聞いた記憶がありました。 その後私は月山に登る機会があり、その大変さを身に染みて感じたものでした。その体験から、芭蕉達の三山の短時間踏破の話は、本…

時代劇は健在なり

先日実家に行った時、父親に付き合ってBSで放映されている時代劇を見ました。ふた昔前の番組の再放送です。 すでに亡くなった役者が登場していたりして、懐かしい思いで見終わりました。 以前、午後3時から水戸黄門の再放送が放映されていた頃は、庭仕事…

林真理子の「西郷どん」を読んでみた

西郷隆盛はこれまでも林房雄、池波正太郎、海音寺潮五郎、小前亮の「西郷隆盛」、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」、一色次郎の「実録西郷隆盛」、津本陽の「巨眼の男 西郷隆盛」、童門冬二の「西郷隆盛 天が愛した男」、葉室麟の「大獄 西郷青嵐賦」などなど数多…

古道の話を聞きに行きました

公民会が開催する講座に参加しました。 テーマは「古道について」です。 私の住んでいる所は、移ってきた30年前に比べても、道路が整備され、車の通行量もかなり増えてきました。 しかしその昔、この辺にはどんな道があり、どんな人たちが往来していたのか…