3月18日の参議院の財政金融委員会で、麻生財務大臣は「1940年に札幌で冬期五輪が開かれる予定がパーになった。
その次に1980年のモスクワオリンピックは、日本を含め多くの先進資本主義国が参加をボイコットした歴史がある。
そして40年後の今年、新型コロナウィルス問題で開催が危ぶまれている。
呪われたオリンピックって、マスコミの好きそうな言葉でしょう。40年ごとに問題が起きたんだから、事実でしょうが」と発言しました。
開催にむけて準備を進める関係者の気持ちに配慮を欠く「不適切な発言」と批判を呼ぶことになるでしょう。
これまでも度々不適切な発言を繰り返している麻生さんですが、うちの妻などは以前から、この麻生さんの発言内容や態度をみていて、嫌悪感を露にしています😊。
しかしヨーロッパを中心に、感染拡大が続いている現状では、東京オリンピックの今年度開催が危ぶまれる懸念は高まる一方になりつつあります。
予定通りに開催しようとしているIOCの姿勢に対して、海外の出場予定選手やオリンピック関係者から、中止や延期を求める声が強まっているのです。
実施か中止か延期を決めるのは、もはや世界中の声かもしれません。
すでに日本国内の経済活動は、少なからぬダメージを受けていますが、オリンピックの中止ともなれば、予想以上の経済的損失が発生するのは必至です。
今回の「呪われたオリンピック発言」は、事実に基づいたウンチクを披露したものかもしれませんが、なんとも後味の悪いいやな印象を与える発言だと思います。
これまでオリンピック開催にむかって機運が盛り上がりつつあった日本経済ですが、新型コロナウィルス騒動の長期化やオリンピックの中止が現実のものとなれば、まさに「呪われた2020年」となる可能性が…。
そうならないことを祈るばかりです😢。