団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

*[老人力]

コロナ禍での敬老の日のできごと

21日は敬老の日でした。 義母がお世話になっている施設にお祝いのお菓子を届けに行きました。 コロナウィルス感染を避けるため、面会が一切できないので、久しく足が遠のいていました。 到着して妻だけが入館を許され、入り口から中に入ってスタッフの方に義…

コロナウィルスが人間の長寿を否定する?

海外ではまだまだ新型コロナウィルスによる感染拡大が続いています。 日本でも東京都をはじめとして、都市部では再び感染者が増えつつあり、予断を許さない状況になろうとしています。 ついこの間まで、人生100年時代などといわれ、あたかも自分も100…

88歳と87歳の女性の対談

先日久しぶりに樋口恵子さんの健在ぶりをテレビで拝見しました。 同年代の黒柳徹子さんの番組です。 樋口さんといえば、かつて定年夫を「濡れ落ち葉」と称して一躍注目され、1989年の流行語大賞新語部門・表現賞に選ばれた人です。 それからもユーモアに…

医者も生身の人間なんですね

1月11日のNHKスペシャルで放送された「認知症の第一人者が認知症に」葛藤と希望一年間の感動密着記録~人生百年時代のヒント~、を興味をもって見ました。 というのもこの医者の認知症のタイプが義母と同じ「嗜銀顆粒性認知症(しぎんかりゅうせいにんちし…

車のガレージが「秘密基地」に変身した

【実家のガレージに異変】 この年末・年始に実家に帰省しました。 着いて庭に車をいれた途端に、異変に気づきました。 父が車を入れているガレージの入口がふさがれているのです。 父は出かけているようで、車はありません。ふさがれたガレージの入り口から…

人生100年時代は病気もできない😢

【窓口負担が1割から2割へ】 国は団塊世代が75歳に差し掛かる2022年を目処に後期高齢者の窓口負担を現在の1割から2割に引き上げるつもりのようです。 なんとか今期の通常国会では見送りになったようですが、来年にはさらに具体的な詰めの議論が起き…

84歳の若宮マーチャンの活躍に脱帽

【ⅠTを使いこなす84歳】 私がブログを始めようとしたきっかけは、世界最高齢アプリ開発者の若宮正子さんの存在でした。 82歳のときにシニア向けのゲームアプリ「hinadan」を開発し、米国アップルの開発者イベントWWDCに招待され、注目を集めた方です…

ひとりで過ごすこと、孤独と向き合うこと

【孤独、ひとり】 「孤独」や「ひとり」という言葉は、どこか寂しげな響きです。 少子高齢化や晩婚化に伴って、確かに「ひとり」という言葉には、孤独な“独居老人”とか“寂しい独身”といった負のイメージがつきまとっていることも事実でしょう。 【独居高齢男…

働く高齢者の労働災害が増えている

【増える高齢労働者】 働く高齢者の労働災害(労災)が増えているようです。 2018年に労災に遭った60歳以上の働き手は前年よりも10.7%増え、労災全体の4分の1を占めました。 政府は70歳までの雇用の確保を努力義務として企業に課す方針を打ち出していますが…

独居高齢男性の深刻な会話不足

【会話する頻度が2週間に1回以下!】 私が住むマンションでも、奥様に先立たれて一人で住んでいる高齢男性が何人もいます。 皆さん気ままに暮らしておられるように見えるのですが、立ち入ったことまで訊くわけにはいきませんので、実情はよく分かりません。 …

時の経つのが早く感じています

【時がアレよアレよ!と過ぎていく】 年々時の経過が早く感じるようになってきました。 変化のない生活を送っているせいなのでしょうか。 この感覚は今に始まったことではなく、随分以前から感じていたことではあります。私だけでなく周りの同年代の人に聞く…

車の運転をやめる時期

【運転をやめるのをためらっている】 90歳になる父親が「車の運転をやめるかどうか」決めあぐねています。 2,3年前には、「90歳になったら車の運転をやめる!」と宣言していました。 先日実家に戻ってみると、最低限の運転は、もうしばらく続けたいと…

日の出とともに起き、日の入りとともに休む生活

【共同浴場が社交場】 山深い所にある実家の親の様子を見に行きました。一段と老いが進んできた両親に、心配が募ります。 寒の戻りで冬に逆戻りの天候に震え上がりました。 両親の生活サイクルは、まだ日の高い午後3時頃にはお風呂に向かいます。各町内に温…

「濡れ落ち葉」にはなりたくない

【周囲に退職した人が増えてきた】 私の近所でも65歳まで働いて、最近引退したと思われる方がちらほら目立ってきました。 平日の日中でも、外でよく見かけるようになったからです。 面と向かって聞くわけにもいきませんから、あくまで推測なのですが…。 退…

国の試算には無理がある?!

65歳から貰える年金を70歳まで遅らせると、月約10万円支給額が増えます!? 11月2日に初めて公表された「70歳からの年金受給額の試算」です。 自分の経験からすると、本当かな? と思ってしまいます。 調べてみると、その試算の前提となるのが2…

老人への手助けについて思うこと

昨日住まいのあるマンションの廊下を歩いていたら、階段を上がってくる高齢のご婦人を見かけました。 手押し車を持ちながら一歩一歩大儀そうに上げってきます。思わず近寄り、手押し車を廊下まで引っ張り上げてあげました。 そのまま行こうとすると、背中に…

年金生活と生活不活発病

生活不活発病とは家から外に出なくなったり、家の中でもほとんど動かずにいることで、心身の機能が低下して病を引き起こしやすくなる状態を言います。 しかしそこまでの状態まで行かなくても、不活発な状態を招く危険がいくつもあり得ます。例えばお金の余裕…

ウォーキングの仕方を学ぶ

今週はウォーキングの仕方について学びました。 講師はバルセロナ五輪の時に競歩選手として活躍した園原健弘さんという方です。連日の猛暑で、炎天下の屋外での実践は無理なので、屋内で行われました。 歩き方についての内容かと思ったら、体調の維持管理に…

90歳の運転

私の父が来年90歳を迎えます。周りの同級生や友達が次々となくなり、近所に話し相手は、一人か二人しかいません。なり手がなく、仕方がないので引き受けた、老人クラブの会長も、最近辞めたようです。 先日帰った時に、来年90歳になるのを機に、車の免許…

「おらおらでひとりいぐも」は老人力!?

「おらおらでひとりいぐも」を読んでいて、「老人力」という言葉を思い出しました。「老人力」とは、赤瀬川原平さんが1997年に提唱した言葉です。 「物忘れが激しくなった」など老化による衰えというマイナス思考を「老人力がついてきた」というプラス思…

「おらおらでひとりいぐも」を読んでみた

第158回芥川賞受賞の「おらおらでひとりいぐも」を本屋で手に取りました。本のタイトルに興味がわいたからです。また著者の若竹千佐子さんが遠野市生まれということも加えて、読んでみようという気になりました。 柳田國男の「遠野物語」に憧れて、遠野に…