12月に入り、神社の煤払いのニュースなどがテレビから流れ、お正月を迎える準備が各地で着々と始まっているようです。
我が家は母の特養への入所やらなりならで、慌ただしく時が流れるばかりで、お正月の準備等、何も手についていません。
年賀状作成は、一昨年に“筆じまい”の案内を出しましたので、作業が随分楽になりました。
おせち料理に関するアンケートの記事が、新聞紙面に載っていました。
それによると、おせち料理を作らないと答えた人が、86%にのぼっています。
RUSTU BOZKUSさんによるpixabayからの画像
我が家は毎年暮れから年始にかけて、実家で過ごしているのですが、7~8年前から通販を利用した「おせち料理セット」を注文しています。
どうせそんなに食べないだろうと思い、少人数用を注文していたのですが、昨年父が「もう少し豪華なおせち料理が食べたい」と言い出しました。
仕方がないので、これまでより豪華なおせちを注文したのですが、母は固いものは食べられないといって、ほとんど手を付けず、豪華なおせちを希望した父も、それほど箸が進まず、結果、大量に余ってしまいました。
今年はどうしようかと思案したのですが、老い先短い父の希望する正月イメージを壊したくないと思い、無駄を承知で、昨年同様のおせちを注文しています。
余った分は、年明けに挨拶に来るであろう次女夫婦のために、持って帰ろうと思っています。
食べても食べなくても、多少の華やかさを演出して、お正月気分を味合わせてあげようとの気持ちからです。
実家の近くのホテルでは、この年末年始は予約でいっぱいのようです。
手間暇かけておせち料理を作ったり、高いおせちセットを買い、家で正月を迎えるよりは、温泉に浸かり、ゆっくりと正月を迎えたいと思う人達が、この温泉地にも殺到するのでしょう。
時代とともにお正月の過ごし方も、若い人達を中心に変化しています。