妻の妹の夫の兄の子どもが突然亡くなったとの報を受けました。
就職をして一人暮らしをしていましたが、家でなくなったとのことで、職場の人が出社しないのを不審に思い、家に訪ねてきて発覚したようです。
妹の義兄は出張先で知らせを受けて、そのまま駆け付ける途中から弟に連絡したとのことです。
家で突然亡くなると、警察が検死を行いますが、大動脈解離がもとでの死亡のようです。
第一線で活躍していただけに、突然の訃報の知らせをうけて、妹の義兄夫婦や親族の皆さんはさぞ驚かれたことでしょう。
身近でこのようなケースに遭遇したのは初めてのことですが、聞けば私の次女と同年齢だといいますから、30歳を少し過ぎたばかりです。
私は幸いなことに、これまで身近な家族の不幸に遭遇したことがないのですが、このような時の親の気持ちは如何ばかりかと同情の気持ちが湧いてきます。
Jose Antonio Albaさんによるpixabayからの画像
人生100年時代を迎え、親が長生きをしていくようになれば、病気や不慮の事故などで子供に先立たれるケースも珍しくはないのかもしれません。
そうなれば、残された親は、生まれてからずっと見守って来た子どもとの思い出を胸に秘めて生きていかざるを得ないのでしょう。
子どもの小さい頃の写真を眺めたりすると、一緒に生活をしていた頃の様々な思い出が蘇ってきては、切ない気持ちに苛まれるのです。
一方、最近は若い人が自殺で亡くなるケースも増えていると聞きます。
病気や事故で亡くなるならいざ知らず、自ら命を断ったとなれば、親の悲しみは計り知れないものになるのでしょう。
自殺を防ぐために国も民間の協力も受けて、電話相談窓口を設置しています。
残された親の気持ちを考えると、若くして自らの命を絶つことは、何としても踏みとどまってほしいものだと思います。