30年前も前に購入したダイニングの椅子が、最近グラグラするようになり、座り心地がよくありません。
以前にも同様の不具合があり、ネジを締め直して、何とか使い続けてきたのですが、その時よりさらに調子が悪くなり、いよいよ買い直さないとダメか、などと妻と話していました。
近くのホームセンターに、食料品の買い物ついでに立ち寄り、家具のコーナーを眺めてみました。
年金生活者の世帯にとっては、なかなか手の出せない価格の椅子が並んでいます。
昨年から今年にかけて、キッチンの蛇口回りの器具の交換や食洗器の買い直し、そしてボロボロになったリビングのカーテンの新調と、立て続けに大きな出費が続きました。
月々の収入だけでは、とてもやりくりが出来ませんので、仕方なくなけなしの貯蓄を取り崩す状態が続きます。
年金生活に入ってからの、こういった出費は、予め想定をしておかないと、生活設計に大きなダメージを与えかねません。
Dim Houさんによるpixabayからの画像
そこに追い打ちをかけるように、次女が出産予定日が近くなったため、戻ってきました。
妻は次女とともに、出産準備に必要なものを買いに、連日のように出かけていきます。
そんな状況ですので、ダイニングの椅子の買い替えは諦めて、私が修理して乗り切ることにしました。
重い椅子をひっくり返して、座る部分と脚を繋いでいる接続部分の金具とネジを点検しながら、緩んでいる箇所を締め直したりしてみます。
しかし一部の箇所は、ネジがバカになってしまっていて、新たなネジでしっかり固定しなければならなかったり、一脚の椅子は、ネジが取れてしまっていて、部品が見当たらないような状況です。
正常に締まっているネジを一本はずして、同型のネジ穴のネジを探しに、業者が出入りする専門店を訪ねます。
サービスコーナーの店員に相談すると、様々なネジが並ぶコーナーに案内されました。
店員さんは、持って行ったネジをいくつものネジ穴が並ぶところで、ネジを差し込みながら、サイズを確認してくれます。
同型のネジで長さの近いものを探し出してくれました、有り難い!
家に戻って、ネジ穴に差し込んでみると、うまい具合にネジが入っていきます。
バカになったネジの箇所は、少し長めのネジを用意し、今までより深いところまでネジをまわし、しっかりと締め付けます。
不器用な私でも何とかグラグラしていた不具合を解消することができました。
これでしばらくは椅子を買い直さずに済みそうです。