団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

母の脚力が弱ってきました

 長女と二人で実家に行って来ました。私の運転が心配だと、付いてきてくれたのです。

 

 長女の仕事の都合もあり、今回は1泊だけの予定です。

 

 出かける時は雨模様の天気でしたが、高速に乗る頃には雨も上がり、一部晴れ間も見えてきました。

 

 その日は母がデイサービスに行かずに家にいる日でした。 現在母は週3日のデイサービスの日に入浴をさせてもらっています。それ以外の日は入浴はしていません。

 

 長い間、家の近くの共同浴場で入浴する生活をしてきました。家にも浴槽はあるのですが、深い作りになっており、自宅の浴槽は使っていません。

 

 私が行く時には、慣れ親しんだ共同浴場に行きたがります。

 

 父はすでに運転免許を返納していますので、普段、車に乗せての共同浴場での入浴はしてあげられないのです。

             yamachinさんによるpixabayからの画像

 

 その日も共同浴場に連れていこうとして、車に移動させるのに車椅子をセットします、そして母を車椅子に座らせようとすると、いつもなら玄関の手摺につかまりながら自分で座れたのが、立ち上がることが出来ません。

 

 直ぐに手を貸さずに、何度も立ち上がろうとする様子を観察します。

 

 何度か挑戦しているうちに疲れてしまった様子でしたので、思わず抱きかかえるようにして、車椅子に乗せました。

 

 車まで移動して、扉を開けて車に乗る動作を見守ります。

 

 ここでは何とか自力で車のシートまで移動することができました。

 

 長女は近くの温泉ホテルに“もらい湯”に行きますので、車で長女を送った後、父母を連れ共同浴場に向かいます。

 

 共同浴場で入浴を済ませ、母は立ち上がろうとするのですが、再び立ち上がることが出来ません。

 

 腰を完全に落としてしまった姿勢からの立ち上がりは容易ではないようです。

 

 手を貸して脱衣場まで移動させると、母が「もう湯にくることは無理かね~」とつぶやきました。

 

 できるだけ慣れ親しんだ家での生活を続けさせたいと色々な工夫をしてきたのですが、あとどれだけ今の生活が送れるやら…。

 

 幸いにも、父は足腰はまだ元気を保っています。

 

 引き続きケアマネジャーと連絡を取り合いながら、家での老夫婦の生活を注視していきます。