団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

通りすがり人の親切に感謝

 昨夕居間で本を読みながら、いつの間にか舟をこいでいました。

 

 その間に雨が降り出したようで、玄関で妻の悲鳴のような声が聞こえて、飛び起きます。

 

 帰路の途中でいきなり雨が降り出したようで、全身ずぶ濡れの状態です。

 

 聞けば、駅で娘と一緒になり、買い物で寄り道しているうちに雨が降り出したようです。

 

 妻は一足先に帰ったのですが、娘はあまりの激しい雨で、途中で雨宿りをしているといいます。

 

 急いで車を出して、娘を迎えに行きます。

   Jose Antonio Albaさんによるpixabayからの画像

 

 激しい雨に加えて、雷が頻繫に鳴っているなかを、車のワイパーをフルにして、慎重に道路に出ます。

 

 近所の薬局の軒先に娘は佇んでいました。

 

 駐車場に車を入れると、娘は走って車に入り込みました。

 

 見れば幸い傘を持っていて、娘はずぶ濡れにならずに済みました。

 

 家に帰ってから聞けば、通りすがりの人が傘を貸してくれたようです。

 

 親切な人に感謝したいのですが、娘に傘を手渡すと、さっさと行ってしまったといいます。

 

 それからしばらくして雨は収まり、東の方に移動していきました。

 

 シャワーを浴びて落ち着いたところで、娘がスマホをチェックすると、最寄りの大きな駅の周辺では、マンホールから水が噴き出したり、店に雨が入り込んだりと大変な状態のようです。

 

 沖縄の近くにある強力な台風に、秋雨前線が刺激されて全国各地に豪雨災害が出ているようです。

 

 それにしても借りたといっても、名前も聞けずどこの人かも分からないのですから、お礼を言うことも、返却することも出来ません。

 

 近くに住んでいるであろう“親切な人”に只々感謝するばかりです。