団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

被爆国・日本から最後にメッセージを送ろう

 コロナ禍の中で行われた東京オリンピックも終わりを迎えようとしています。

 

 次々と台風がやってくる中、ぎりぎり影響を受けずに閉幕できそうなのは、幸いです。

 

 前回の東京オリンピック閉幕後に、市川崑監督による記録映画『東京オリンピック』が制作されました。

 

 子どもの頃に学校でこの映画をみました。

 

 活躍した選手達などの活躍ぶりなどを追いながら、選手たちの心臓の鼓動を、静かに大きな音で取り上げていたことが、妙に記憶に残っています。

 

 聖火に重ね「人類は4年ごとに夢を見る。この創られた平和を夢で終わらせていいのだろうか」というメッセージが流れました。

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   前回東京オリンピックの閉会式

 

 そして57年後の現在、オリンピック開催中の昨日、広島の原爆忌が行われました。

 

 広島市平和推進課によると、「閉会式で追悼する時間を設ける」と国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長から連絡があったといいます。

 

 はたして閉会式で原爆犠牲者への鎮魂と平和への祈りをどう演出するのか注目したいと思います。

 

 唯一の原爆被爆国「日本」の平和へのメッセージが、世界中に映像を通して伝わるとすれば、反対を押し切って開催したオリンピックにも意味があるのかもしれません。