中国共産党・習近平政権の強権的な行動が止まりません。
対立する者を威圧し、時に力も行使する。
自らの非は認めない。
そんな今の中国・習近平政権をみていると、私はナチスドイツのヒットラーとダブらせて見てしまいます。
1940年、ヒットラーのドイツはイギリス以外の欧州をほとんど征服しつくしました。
そして1941年6月、ソ連に攻め込み、独ソ戦が開始されます。
わざわざ独ソ不可侵条約を破っての侵攻でした。
もう一つ、1941年12月、真珠湾攻撃の結果として、米独戦もはじまります。
この時、チャーチルは「これでイギリスは救われた!」と絶叫したと伝えられています。
1941年、ナチスドイツは、アメリカ、ソ連を敵にまわしたのです。
Hermann TraubさんによるPixabayからの画像
79年後の2020年、現代のナチスドイツである中国は、インドと欧州を敵にまわしました。
2020年6月から中印の国境紛争が再燃し、双方に死者がでています。
それまでインドは、「非同盟外交」が基本だったものが、アメリカにつくことになります。
インドは2030年に、世界第3の経済軍事大国になることが確実な国です。
中国は、アメリカとの覇権争いの最中に、インドを敵にまわしたのです。
もう一つは、欧州(英仏独)を敵にまわしたことです。
これは、英独戦中にソ連に攻め込んだヒットラーと同じ失敗ということになるのでしょうか。
もう一つは、欧州(英仏独)を敵にまわしたことです。
それまで欧州諸国は、チャイナマネーが目当てで、基本親中のスタンスをとってきましたが、香港問題で旧宗主国のイギリスが激怒、またウイグル人100万人を強制収容し、不妊手術を強要していることが暴露され、フランス、ドイツを敵にまわします。
「歴史は繰り返される」とはいいますが、79年前のナチスドイツ・ヒットラーの足跡と、現代の中国・習近平政権は同じ道を辿っているのかと思ってしまいます。
これだけの世界の主要国を敵にまわしてでも「世界の1強」を目指し、孤高の道を歩む中国・習近平政権の行く末はどうなるのでしょうか。