熟年夫婦が今感じている「若い時にやらなくてよかったこと」というヤフーのアンケート記事に興味をそそられました。
我が家も立派な⁽?)熟年夫婦ですが、私達が感じていることと、どの程度一致しているのかを検証してみたくなったのです。
結果は大きく3つの項目に集約されています。
「離婚」「資産運用」「暴飲暴食」です。
Jose Antonio AlbaさんによるPixabayからの画像
【離婚】
我が家も若い頃には、些細なことで言い争いになり、その勢いで「離婚」を口にした出来事が2~3度はあった記憶があります。
子供ができてからは、日常の夫婦のいざこざも、子供たちの存在によって紛らわしてきたような気がします。「子はかすがい」とはよく言ったものです😊。
子供の成長にあわせ、進学・進路問題やその他の心配事が次々と目の前に登場し、都度一緒に力をあわせて何とか乗り切ってこれた、というのが今の実感です。
厚生労働省が発表した「令和元年 <2019> 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、2019年に婚姻をした件数は、598,965組と7年ぶりに増加したことがわかりました。
しかし、令和元年の節目に結婚するカップルがいる中で、離婚件数も、208,489組と増加傾向にあることも合わせて報告されています。
子供をもうけてからの離婚は、母子家庭(あるいは父子家庭)を生み、特に母子家庭の場合は、経済的な問題が重くのしかかります。
離婚に伴う様々な困難を避けて、熟年まで到達できたことが、「離婚しないでよかった」という気持ちにつながっているのでしょうか。
【資産運用】
資産運用は実は「しておけばよかった」の1位です。
にも関わらず、「しなくてよかった」と思う熟年夫婦も多くいるのです。
熟年夫婦が働き盛りの頃は、昨今のように、NISAとかIDECOといった資産運用を後押しするような環境も整備されておらず、金融機関や証券会社の誘いに乗って運用をしてみたものの、損失してしまったケースも数多くありました。
それを横目でみながら、手堅くコツコツと貯蓄をしてきたことが、今をつくっているという自負があるのでしょうか。
我が家の場合は失敗もしなかったかわりに、お金も貯まらないまま熟年を迎えてしまいました。
「まあ、何とかなるさ」と楽観的に日々をおくる、危なっかしい夫婦です😊。
【暴飲暴食】
私も若い頃は、仕事帰りに仲間と飲むと、帰り道で不思議とラーメンが食べたくなり、仕上げのラーメンを食べて家路につくという生活を送っていました。
翌朝、洗面所で鏡をみると、顔がむくんでいるということがよくありました。
いまなら考えられないような食生活をしていましたが、週末に野菜中心の食を心掛けることによって、何とかバランスを保っていたような気がします。
一歩間違えれば、今頃、体のあちこちに、若い時の暴飲暴食生活のたたりが出てきただろうなと恐ろしくなります。
今では飲みすぎや食べすぎとは縁遠い生活をおくっていますが、食が健康の基本であることは、しみじみ実感しています。