父がショートステイ生活を始めるようになり、実家の様々な事務処理を肩代わりせざるを得なくなりました。
地域の自治会とのお付き合いは、近所の方に事情を話してストップさせてもらっています。
税金や光熱費の支払いは、ほとんどが父の口座からの引き落としになっているので、時々通帳をチェックするだけで済むので助かります。
先日、実家のお墓のあるお寺の住職から電話がきました。
父が施設にお世話になっているのを聞きつけて、近所のお寺関係のとりまとめをしている方から連絡先を聞いて連絡してきたのです。
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毎年、年の初めにお墓の管理費とお花代を各家から徴収していて、その支払いをどうするかと持ち掛けられました。
父に代わって私が支払いをするので、振り込みでよいかと尋ねると、後ほど書類を送るとのこと。
私の実家同様、空き家状態の家が増えているようです。
私はこれまでお寺さんとの付き合いが、全くと言っていいほどありませんでしたから、住職の顔もわかりません。
しかしそう遠くない先に、頻繁にお世話になることが出てくるのでしょう。
しばらくして、お寺からお札と振込先が記された書類が届きました。
お寺の1年間の様々な行事予定の記されたパンフレットも入っています。
涅槃会(ねはんえ)2月15日 …お釈迦様が亡くなられた聖日
彼岸会(ひがんえ)春秋2回
灌仏会(かんぶつえ)4月8日 …花まつり、お釈迦様の御誕生を祝う祝日
盂蘭盆会(うらぼんえ)7月13日~16日 …お盆、先祖の霊を迎え、
その冥福を祈る行事
成道会(じょうどうえ)12月8日 …お釈迦様が正覚(さとり)を得られた日
このような、仏教の主要行事が記されています。
実家のお墓は、両親がまだ若い頃にきれいに整備された場所に移されました。
最近では、節目節目に墓掃除に行くようにはしていますが、夏場などは雑草が生えて、取り除くのに一苦労です。
ただお墓の裏山から引かれた山水が豊富に湧き出ていますので、墓石を洗ったりするのに水の不便はありません。
そういえば、昨年のお盆の時にお墓の手入れをして以来、しばらくお墓の様子を見に行っていません。
このところの寒波により、お墓も雪に埋もれてしまっていることでしょう。
春になったら、お墓を訪れようと思っています。