【三脚が通路を塞いでいる】
バラが綺麗に咲き誇る時期になりました。
先日、バラ園で有名な公園に出かけてみると、多くの人で賑わっています。
漂う香りを楽しみながら歩いて行くと、見物人が先に進めず渋滞している箇所がありました。
渋滞の先には三脚を立てて熱心にバラを写真におさめている写真愛好家がいます。
天気も良かったので光を浴びた満開のバラを撮るには、またとないチャンスなのでしようが、三脚で道をふさがれて見物人の往来に支障がでてしまっています。
さすがに暫くして事態に気付いたのか、慌てて三脚をたたみました。
よい写真を撮ることは、写真愛好家にとって大事なことなのでしょうが、今回のようなケースで、他の人といざこざが起きなければいいがと心配になりました。
【急増している写真愛好家】
デジタルカメラの性能も進歩し、誰でもよい写真が簡単に撮れるようになり、団塊の世代を中心に「写真愛好家」が急増しているといいます。
それに合わせてトラブルも増えているようです。
いい写真を撮ろうとする場所で、木の枝が邪魔していたりすると、それを切ってしまったりという事件も発生しています。
写真を撮る際には、やはりマナーは守ってほしいものです。
【新たなビュースポットの紹介】
プロの写真家が新しいビュースポットを写真におさめて紹介すると、そこに写真愛好家が殺到したりします。
その結果自然が破壊されたりすると、地元の人たちに迷惑をかけることになります。
しかし新たなビュースポットが知られることで、観光客が増え、地元が活性化するといった効果も期待できるかもしれませんから、メリットもあるでしょう。
プロの写真家の菊池哲夫さんが、白馬の青鬼集落での地元の人と撮影愛好家のお互いが良好な状態を保とうと模索しているケースを取り上げていますのでご紹介します。