【水への認識】
かつてイザヤ・べンダサンが、その著「日本人とユダヤ人」(1971.9.30発刊)の中で、「日本人は水と安全はタダだと思っている。」と述べ話題になりました。
当時学生だった私は、仲間たちと「イザヤ・べンダサンって何者?」「いざや、便出さん? ふざけた名前だよね」などと笑いあった記憶があります。
あとで分かったことですが、イザヤ・べンダサンとは山本七平さん(山本書店店主・著述家)のペンネームだったようです。
それはともかくとして時代は変わって、水と安全への認識も、当時とは少し変わってきているのかも知れませんが、まだまだ平均的日本人は、水も安全もそうコストをかけずに手に入れることが出来る、と思っているのではないでしょうか。
ほとんどの家庭では、安全な水を蛇口をひねるだけで手に入れることができます。
日本人の私達にとっては当たり前のことなので、水に対して特に意識せず使い続けているのが現状です。
我が家の娘などは、毎朝温かい湯になるまで洗面所の水を勢いよく出し続けています😢。
【水道料金は高くなってきた】
しかし水道事情も変化しつつあります。
人口減少が進み、供給する水道管の老朽化・劣化が進んでいる地域などは、一軒当たりの水道料金が非常に高くなっています。
もはや水がタダで手に入るなどと言っている場合ではありません。
12月6日に改正水道法が衆議院を通過しました。
水道事業を民間に運営権を与える道を開こうとするものです。
しかし、いかに民間のノウハウを導入するといっても、人口減と水道管更新という二重苦を抱える水道事業の立て直しは容易ではないと思います。
【安全確保にお金が要る】
今日では、世界的にテロの脅威に晒される時代となり、日本もその例外ではなくなりましたが、まだまだ諸外国に比べたら、安全がある程度確保できているのかも知れません。
以前ユダヤ人のビジネスマンは、色々な国で宿泊する際は、必ず五つ星(ヨーロッパ)とか六つ星(アジア)の最高ランクのホテルを選ぶと聞いたことがあります。
身の安全を確保するため、セキュリティにお金をかけているのです。
日本は比較的安全な国だといわれても、彼らは来日したら最高級のホテルに宿泊することでしょう。
日本人も安全なことが当たり前といった意識から、そろそろ卒業しなければならない段階にきているのではないでしょうか。
安全な国といわれ安穏としていると、テロリストや犯罪集団の標的になりかねないのです。
来たる2020年の東京オリンピック開催を前にして、テロ対策等も準備が進められていますが、今回のセキュリティ対策の経験を活かして、日本をより安全で住みやすい国にしていきたいものです。
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