団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

父のマッサージチェアが故障した

  先日実家に行ってきました。父親は相変わらず庭仕事に精を出していました。


今年の夏は、山の中でもさすがに相当暑かったようで、ピーク時には庭仕事を控えていたようです。

 

 庭の隅の方が掘り起こされて、土が盛り上がっているのに気づいたので、どうしたのかと尋ねたところ、水道管が破裂してセメントで固めている箇所に水が入り込み、大騒ぎをしたとの事です。

 

 水道管が何故か車庫の下を通っていて、長い間に車の重みなどの負担もあって劣化が進み、配管に亀裂が生じたようです。

 

 なぜ水道管が車庫の下を通っているのかと、疑問に思ったのですが、昔最初に家を建てた時のことを思い出しました。

 

 ここの土地に最初に家を建てたのは、私が小学生の頃でした。その時は現在の家とは違い、今の車庫がある場所のすぐそばまで家屋があり、昔の家の台所まで水道管を通すには、確かに現在の車庫の下を通すのが当然の流れだったのです。

 

 全面的に水道管を取り換えるのは大掛かりな工事となるので、応急処置で済ませたとのことです。

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   夜になってくつろいでいる時に、父親が愛用しているマッサージチェアに座り電源を入れたところ、最初は順調に動き出したのですが、途中で止まってしまいます。

 

 翌朝父に聞くと、少し前から調子が悪くなったとのこと、水道管の件といいマッサージチェアの件といい、悪いことが重なり「あっちもこっちもガタがきてしまったよ」と悲しそうに言います。

 

 水道管の件はしかたがないとしても、マッサージチェアの故障は、毎日動き回り、風呂上りに毎日マッサージチェアに座り、疲れをとるのを楽しみにしていただけに、故障してしまったのがショックで落ち込んでいたようです。

 

 山の中でネット検索もままなりませんでしたので、メーカー名・機種名をメモり帰ってから修理依頼の連絡を取りました。

   修理センターから各地域の支所に連絡を取るシステムのようです。地方では1県に1か所しかないようで、約50㎞ほど離れた県庁所在地から出向いてくるようです。

 修理代とは別に、出張料が5000円かかると言われましたが、とにかく依頼することにしました。

 

 何日か経った日の朝早く、父から明るい声で電話がありました。「直ったよ!ありがとう!」と第一声、状況から想定して必要と思われる部品を持ってきてくれたので、その場ですぐに直してくれたようです。

 

 父はとても喜んでいました。毎日庭仕事を終えて、湯に浸かった後にマッサージチェアに座ってくつろぐのを何よりの楽しみにしていましたから、直って本当に良かったとしみじみ思いました😊。