団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

気温差についてゆくのが大変です

  先週までの季節外れの高い気温の中、いつまでも残暑が続いているかのような気持ちで生活していました。

 

 先週末から寒気が下りてきたことで、様相は一変、関西では“木枯らし1号”が観測されたようです。

 

 金曜日から実家に行っていた私は、土曜の朝に気温が急降下し、早朝から強風が吹き荒れる天気に、身が竦む思いで過ごしました。

 

 気温が4度を示す朝、一番先に起きてストーブをつけ、コーヒーを飲みながら木々が強風で揺れている窓を眺めます。

 

 紅葉した山々は、朝日に照らされ、赤と黄色と緑のコントラストを映し出して私の目を楽しませてくれました。

 

 完全武装で外に出てみると、冷たい風が私の身体のぬくもりを、一瞬のうちに奪い取ります。

 

 完全武装とはいっても、つい先日まで残暑のような日々でしたから、風を跳ね返すような真冬の支度は間に合いませんでしたから、首元から風が入り込んで、震え上がる寒さです。

 

 あとひと月もすると、路面が凍結してむやみに歩き回るのは危険なのですが、まだ足元は滑る心配はありません。

 

 ホテルの前を通りかかると、紅葉シーズンだけに、沢山の宿泊者の車が駐車場に並んでいます。

 

 今日は強風が吹き荒れる一日になりそうですから、色づいた葉がかなり落ちてしまいそうです。

 

 せっかく紅葉狩りに訪れたのですから、観光客の皆さんには満足して帰ってもらいたいものです。

 

 川の方に降りてみると、いつもなら川原を散策する人や釣り人の姿が目にとまるのですが、この強風ではさすがに人影は見当たりません。

 来週には色づいた葉もほとんどが落ちて、寒々しい冬山に姿を変えることでしょう。

 

 これから何か月かは、天気予報に気を配りながら、チェーンを用意するかどうかを思案しながらの実家通いになりそうです。

 

 寒さに体を慣らしていかねばなりません。