団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

2018-01-01から1年間の記事一覧

映画「空海」を見た

若き空海が唐に渡り、どのように知識吸収や人間形成を成したのかは以前からの興味でしたので、タイトルに魅かれて見に行きました。見る前に予備知識を身に着けなかったせいもありますが、私の期待した内容と違っていたので肩透かしをくらった感じです。 映画…

作家・内田康夫さんが亡くなった

前回のホーキング博士に続いて、連続して訃報記事になってしまい恐縮です。作家の内田康夫さんが、3月13日に亡くなりました。 丁度いま2015年に発表された「壺霊(これい)」を読みかけでした。最近体調を崩されていることは聞いていましたが、読んでい…

ホーキング博士が亡くなった

私は子どもの頃二つの素朴な疑問を抱えていました。一つは「人間は死んだら意識はどうなるのだろう?」というものです。夜中にこの疑問がふと頭をもたげ、しばらく考えてみるのですが、子供の頭で解を見出せるわけもなく、ただ恐怖感を感じたりしているうち…

言葉は無力?

先日「おらおらでひとりいぐも」の読後感想文を書きました。この著書は岩手県遠野市生まれの著者・若竹千佐子さんが身に着けた東北弁(岩手弁)で文章が綴られていましたが、同じ東北弁でも秋田弁で繰り広げられた熊谷達也氏による長編小説「邂逅(かいこう)の…

すごい「コンビニ人間」がいる

一昨年(2016年)の第155回芥川賞受賞は、村田沙耶香さんの「コンビニ人間」でした。読んでみて何とも不思議で、私にとっては理解できない面もありましたが、現代を描いた受賞に値する作品だったと思います。 私は毎朝、朝食前に散歩するのを日課にしています…

「おらおらでひとりいぐも」は老人力!?

「おらおらでひとりいぐも」を読んでいて、「老人力」という言葉を思い出しました。「老人力」とは、赤瀬川原平さんが1997年に提唱した言葉です。 「物忘れが激しくなった」など老化による衰えというマイナス思考を「老人力がついてきた」というプラス思…

「おらおらでひとりいぐも」を読んでみた

第158回芥川賞受賞の「おらおらでひとりいぐも」を本屋で手に取りました。本のタイトルに興味がわいたからです。また著者の若竹千佐子さんが遠野市生まれということも加えて、読んでみようという気になりました。 柳田國男の「遠野物語」に憧れて、遠野に…

年をとってもリカレント教育?そだね~😊

最近リカレント教育なる言葉をよく目にするようになりました。学び直しという意味だそうです。70代まで現役で活躍することを余儀なくされる時代になるそうですから、これまでずっと培ってきた職業能力だけでは最後まで通用しないのでしょう。 また今年は「…

80代まで働く時代がやってくる!?

人生100年時代には、80代まで働くことが普通になるだろうという文章を読んで衝撃を受けました。「LIFE SHIFT」(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット 2016年発刊)という本です。 著者はお二人ともロンドン・ビジネススクールの教授…

定年後も働くことで、年金はどれだけ増える?

再び働きはじめました。最初は働いていた時のペースに戻すのが大変でしたが、徐々に慣れてきました。今回は、その時に経験したお金にまつわる話をしてみたいと思います。 これまで健康保険は、もといた会社の健康保険組合で退職者枠の健康保険に入っていまし…

毎日が日曜日の終わり

毎日が日曜日生活は、定年後の4月から始まり、10月末で終わりを迎えます。計7か月間の夢のような月日でした。朝夕計2時間のウォーキング、読書のための図書館通い、船旅による北海道縦断旅行など、それまで出来なかったことの一部を実現できたことは、…

船の旅の経験

朝早く車で家を出発し、高速道路を走らせて新潟フェリーターミナルに出発の1時間30分前に到着しました。フェリーを利用するのは初めてなので、はやめに受付案内に向かい手続きの仕方を確認、車に乗って順番の列に並びました。新潟港からは佐渡島が大きく…

毎日が日曜日だからできた長旅行

毎日が日曜日人は、なにしろ時間があります。したがって先立つものの都合が折り合えば、実現させたかったのが長旅です。ときは東日本大震災が発生して四か月がたった、復興にむけての取り組みがやっと始まろうという時期でした。経済の停滞や復興支援の意味 …

毎日が日曜日のささやかな楽しみ

ソバは私の好物の1つです。昔から昼食に蕎麦屋に入ることが多く、旅行や出張に行った時などにも「美味しい蕎麦屋」を調べては、各地の蕎麦屋を食べ歩くのが楽しみでした。全国に蕎麦屋の数は24、924軒(2013年現在)あるそうです。 毎日が日曜日生活…

読み込んでいます...

毎日が日曜日生活の楽しみ(その1)

毎日が日曜日生活の楽しみ(その1) 金持ちではなく時間持ちの私が、ウオーキングの次にはまったのが銭湯通いです。銭湯といっても、最近あちこちにできているスーパー銭湯といわれるものです。風呂に浸かるだけでなく、岩盤浴とかサウナ、打たせ湯、炭酸湯…

団塊おんじ 人生100年時代を行く

晴耕雨読 「毎日が日曜日」に憧れて(その3) 晴耕雨読とは、広辞苑によると「晴れた日には外に出て耕し、雨の日は家にいて書を読むこと」という意味になります。田園に閑居する自適の生活を言います。「晴耕雨読に憧れて」といっても我が家は、田園に閑居…

晴耕雨読 毎日が日曜日に憧れて(その2)

晴耕雨読 毎日が日曜日に憧れて(その2) 晴耕雨読とは、広辞苑によると「晴れた日には外に出て耕し、雨の日は家にいて書を読むこと」という意味になります。田園に閑居する自適の生活を言います。 私には耕す畑などありませんから、晴耕は無理なのですが、…

晴耕雨読 毎日が日曜日に憧れて(その1)

晴耕雨読 毎日が日曜日に憧れて(その1) 私は定年(60歳)が近づいて「これからどうするか」を真剣に考えなければならなくなった時期に、以前から漠然と思っていた「晴耕雨読、毎日が日曜日」への憧れを何とか実現できないかと考えるようになりました。 同…