団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

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晴耕雨読 「毎日が日曜日」に憧れて(その3)

 晴耕雨読とは、広辞苑によると「晴れた日には外に出て耕し、雨の日は家にいて書を読むこと」という意味になります。田園に閑居する自適の生活を言います。
「晴耕雨読に憧れて」といっても我が家は、田園に閑居する住まいなどではなく、
郊外の集合住宅(分譲マンション)です。
ただ、都心とは違いまだあちこちに自然が残り、3年前までは初夏に水田が田植えを終えた後には、カエルの鳴き声が盛大に聞こえたものです。そんな思いでから「閑居の住まい」の雰囲気に憧れを持ったのかもしれません。
 前回、図書館に通い始めた話を書きましたが、若い頃の帰国子女だった友達との会話を思い出しました。彼女曰く「日本では、本を読むのにすぐ書店に行き購入する人が多いが、イギリスでは図書館が身近にあり、書籍の種類や蔵書数も多いので、買わずに図書館で借りる人が多い」とのことでした。

 調べてみると、人口 10 万人に対して図書館数を多い順に並べると、日本は世界で8位だそうです(① ロシア33.9館、②ドイツ 12.9館、③イタリア 10.5館、④UK7.0館、⑤フランス 4.8館、⑥ア メリカ3.2館、⑦カナダ 2.9館、⑧日本 2.1館、⑨韓国1.0館、⑩中国 0.2館;文部科学省 諸外国の公共図書館に関する調査より)。

確かに現役の頃は、仕事で必要な本はすぐに本屋で買い求めたものでした。今でも毎朝新聞に目を通す際に、新刊書の広告欄に目が行き、関心のあるタイトルの本と注釈文を眺めるうち、つい本屋に買いに行きたくなります。
しかし、我が財布の中味と相談すると、グッとこらえることが多くなりました。
年金生活者の身としては、欲求に任せるままに出費をするわけにはいきません。
よほど気になる新刊書は、本屋に行ってザっと立ち読み(斜め読み)をすることにしています。それでもじっくり読みたくなる本は、記憶にとどめておいて置いて、
ブックオフで値引き額と睨めっこです(笑)。
そんなわけで、「年金生活者は図書館通いを継続するのが正解だ。」と改めて思っているところです。

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