団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

80代まで働く時代がやってくる!?

人生100年時代には、80代まで働くことが普通になるだろうという文章を読んで衝撃を受けました。「LIFE SHIFT」(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット 2016年発刊)という本です。

 著者はお二人ともロンドン・ビジネススクールの教授で、中でもリンダ・グラットン教授は、人材論、組織論の世界的権威で、「今後10年で未来に最もインパクトを与える ビジネス理論家」と賞され、 英エコノミスト誌が選ぶ「仕事の未来を予測する識者トップ200人」のひとりです。
また安倍政権の「人生100年時代構想会議」の有識者議員にも選ばれた方です。

 著書の中に、今の小中学生の世代は約50%の確率で100歳を超える長寿者になるだろうと書かれています。医学の進歩や必要な栄養摂取の研究などが進めば、そうなっていくのかなとも思います。

 

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さて我が身に戻って考えた場合には、ピンときませんし、自分がそこまで長生きできるとも思いません。私は現在67歳ですが、65歳を境にして、体力は年々衰えていくのを肌身で実感しています。まわりの同世代に聞いても、65歳くらいまでは、それまでとあまり変わりのない体力を維持できるが、65歳を超えたあたりから、衰えを感じてくるといいます。

 私は今、週2日仕事をしているのですが、これまでの延長線上で働けるのは、せいぜい60代までだろう、70代.80代になっても働き続けるのは、どんな状態を想像すればいいのだろうと思ってしまいます。

 ただ100歳近くまで生きるとすれば、老後のわずかな貯蓄もすぐ底をつくだろうし、年金もどんどん減額されるようなことになれば、働かざるをえないという理屈も分かります😢。

 仕事をし続けるには、健康維持が前提だし、健康維持のためには、ある程度のお金も必要だしとなるわけです。
残された人生をどう生きるか、「LIFE SHIFT」を参考にしながら、自分なりに考えてみようと思っています。