団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

里帰りから家に戻り、次女の子育てが本格化

 次女が出産をして一か月以上が経過しました。

 

 帝王切開での出産でしたので、通常より長い一週間の入院生活を経て、赤ちゃんと我が家に戻って来て一か月余りが過ぎます。

 

 最初は戸惑っていた夜泣きへの対処なども、大分慣れてきたようです。

 

 夫さんが夜中の“ミルク作り”を担当するなど、夫婦で手分けしています。

 

 彼は当初、夜泣きでほとんど眠れない生活に悲鳴を上げそうになっていました。

 

しかし、この何日かはおむつ替えや授乳のタイミングなどにもなれてきたようで、夜は静かに寝てくれるようになり、大分落ち着いているようです。

 

産前産後のこれまでの期間、妻は仕事を休み、食事作りや洗濯を一手に引き受けていましたが、申請した休みも終わり、先週から仕事に出ていきました。

 

 夫さんも昼から仕事に出ていくようです。

 

 私も仕事やら雑用やらで、外出する機会が増えています(もっとも私はもともと赤ちゃんの世話に関しては戦力外なのですが…)。

 

 次女夫婦と赤ちゃんが、この週末に荷物をまとめて家に帰って行きました。

 

師走に入り、これからは夫さんも仕事が忙しくなるようです。

 

 これからは次女と赤ちゃん二人きりの時間が増えていくことになります。

 

 まだしばらく、夜は赤ちゃんのサイクルに合わせなければいけませんので、睡眠不足の生活が続くことでしょう。

 

 出産入院から退院してひと月、我が家でずっと過ごしてきたので、赤ちゃんがいなくなってみると、ちょっと寂しい気がします。

 

 ただ時折次女から近況に添えて、今の様子の動画を送ってくれます。

 

 生まれてたった一ヶ月余りなのですが、最初の写真と現在とを見比べてみると、随分と顔立ちが整ってきたように見えます。

 

 離れて暮らすようになって、妻はなにかと心配をしていて、明日は仕事が休みなので、様子を見に行ってくると言っています。

 

 我が家から電車で30~40分の距離に次女の家はあります。

 

 これから妻は、毎週のように出かけていくことでしょう。

 

 次女からは、私にも孫の顔を見に来いとのメールが届いています。

 

 

若者の農業への関心が高まっている

高齢化が進み、担い手不足に悩み続けてきた農業ですが、未経験の若い人たちが参入するケースが増えているといいます。

 

 農業に興味はあっても、いきなり自力で農業を始めるとなればハードルは高いのですが、そういう若者の受け皿になっているのが「農業法人」です。

 

 農業法人は、2020年の調査では国内に3万社あまりあって、10年間でおよそ1万社増えています。

 

 農林水産省によれば、新たに農業法人などに入って農業を始めた人は昨年1万1570人と過去最多を更新したといいます。

 

 親の後を継いで農業を営む人は年々減っているのに対して、農業と無縁だった若い人たちが農業法人に次々と就職しているのです。

      Dim Houさんによるpixabayからの画像

 以下、NHK農水省担当記者の保井美聡さんの取材記事から紹介させていただきます。

 

 埼玉県加須市にある「中森農産」。社長の中森剛志さんは34歳、農業系の大学を卒業し、1から農業法人を設立しました。

 

 耕作放棄地などを借り受け、今では東京ドームおよそ50個分の230ヘクタールの農地で作付けを行っています。

 

 ここでは10人の社員が働いていて、平均年齢は29歳です。

 

 多くが農業以外からの転職者で、毎年のように新たな従業員が入社していると言います。

 

 中森さんの農場では、コメや大豆、家畜のエサ用のとうもろこしなどを栽培しています。

 

設立から6年たち、売り上げは1億円を超えるまでになりました。

 

 中森さんが目指すのは、普通のサラリーマンにひけをとらない給与水準。

 

 数年以内には、部長級の社員の年収を1000万円に引き上げたいと考えています。

 

 そのポジションにいる農場長の佐藤康平さん(29)。

 

 大学卒業後、都内でシステムエンジニアとして働いていましたが、3年前に転職。

 

 その際、両親からは「苦労させるために大学に行かせたわけではない」と大反対されたそうです。

 

 しかし、そうした農業のイメージも含めて、佐藤さんは変えていきたいと考えています。

 

「僕は農家や百姓ということばがあまり好きではないんです。百の仕事ができるというものの、その分、労働時間が長くなったりすると思うので、しっかりスペシャリストが集まるような会社組織を作って、持続性のある農業法人を目指していきたい」といいます。

 

 このほか映像製作会社や電気工事会社、それに運送会社から転職してきたという人もいます。

 

 「休みは不定期だけど自分の休みたい時に休めるし、前より給料が高くなった」「新型コロナなど感染症の影響を受けにくく、生きる基本である食べ物を作るという意味では安定した仕事だ」など、農業の仕事に満足している様子が伺えます。

 

 「農業を始める」と聞くと、今までは実家の後を継いだり、退職後の趣味として行ったりするイメージでしたが、若者の就職先の選択肢になってきていると強く感じました。

 

 ロシアによるウクライナ侵攻などで食料安全保障が叫ばれる中、持続可能な産業として農業の価値を見直す若者が増えていることも背景にあると思います。

 

 若者の意識の変化に合わせて、国や農業界も適切な支援を行い、農業に従事する人を継続的に増やしていけるかが問われています。

 

 この追い風をものにできれば、10年後20年後の農業は大きく変わっているかもしれません。

 

 以上、保井美聡さんの取材記事から抜粋させていただきました。

 

 若い人たちの農業への挑戦に期待しつつ、応援していきたいと思います。

 

若者の農業への関心が高まっている

高齢化が進み、担い手不足に悩み続けてきた農業ですが、未経験の若い人たちが参入するケースが増えているといいます。

 

 農業に興味はあっても、いきなり自力で農業を始めるとなればハードルは高いのですが、そういう若者の受け皿になっているのが「農業法人」です。

 

 農業法人は、2020年の調査では国内に3万社あまりあって、10年間でおよそ1万社増えています。

 

 農林水産省によれば、新たに農業法人などに入って農業を始めた人は昨年1万1570人と過去最多を更新したといいます。

 

 親の後を継いで農業を営む人は年々減っているのに対して、農業と無縁だった若い人たちが農業法人に次々と就職しているのです。

      Dim Houさんによるpixabayからの画像

 以下、NHK農水省担当記者の保井美聡さんの取材記事から紹介させていただきます。

 

 埼玉県加須市にある「中森農産」。社長の中森剛志さんは34歳、農業系の大学を卒業し、1から農業法人を設立しました。

 

 耕作放棄地などを借り受け、今では東京ドームおよそ50個分の230ヘクタールの農地で作付けを行っています。

 

 ここでは10人の社員が働いていて、平均年齢は29歳です。

 

 多くが農業以外からの転職者で、毎年のように新たな従業員が入社していると言います。

 

 中森さんの農場では、コメや大豆、家畜のエサ用のとうもろこしなどを栽培しています。

 

設立から6年たち、売り上げは1億円を超えるまでになりました。

 

 中森さんが目指すのは、普通のサラリーマンにひけをとらない給与水準。

 

 数年以内には、部長級の社員の年収を1000万円に引き上げたいと考えています。

 

 そのポジションにいる農場長の佐藤康平さん(29)。

 

 大学卒業後、都内でシステムエンジニアとして働いていましたが、3年前に転職。

 

 その際、両親からは「苦労させるために大学に行かせたわけではない」と大反対されたそうです。

 

 しかし、そうした農業のイメージも含めて、佐藤さんは変えていきたいと考えています。

 

「僕は農家や百姓ということばがあまり好きではないんです。百の仕事ができるというものの、その分、労働時間が長くなったりすると思うので、しっかりスペシャリストが集まるような会社組織を作って、持続性のある農業法人を目指していきたい」といいます。

 

 このほか映像製作会社や電気工事会社、それに運送会社から転職してきたという人もいます。

 

 「休みは不定期だけど自分の休みたい時に休めるし、前より給料が高くなった」「新型コロナなど感染症の影響を受けにくく、生きる基本である食べ物を作るという意味では安定した仕事だ」など、農業の仕事に満足している様子が伺えます。

 

 「農業を始める」と聞くと、今までは実家の後を継いだり、退職後の趣味として行ったりするイメージでしたが、若者の就職先の選択肢になってきていると強く感じました。

 

 ロシアによるウクライナ侵攻などで食料安全保障が叫ばれる中、持続可能な産業として農業の価値を見直す若者が増えていることも背景にあると思います。

 

 若者の意識の変化に合わせて、国や農業界も適切な支援を行い、農業に従事する人を継続的に増やしていけるかが問われています。

 

 この追い風をものにできれば、10年後20年後の農業は大きく変わっているかもしれません。

 

 以上、保井美聡さんの取材記事から抜粋させていただきました。

 

 若い人たちの農業への挑戦に期待しつつ、応援していきたいと思います。

夫さんと銭湯に行く

 次女夫婦と生まれたての赤ちゃんが、我が家での共同生活を始めるようになり、はや一か月が過ぎようとしています。

 

 先日、長女が赤ちゃんを見に来ると、連絡がありました。

 

 次女の旦那(夫さん)が、狭い我が家で、一つしかないお風呂が込み合うことを気にして、私に一緒に銭湯に行かないかと誘ってきました。

 

 私も賛成して出かけることにします。

 

 普通の銭湯もあるにはあるのですが、以前から時折夫婦で利用している“スーパー銭湯”に案内することにしました。

 

 夫さんは大きなお風呂が好きなようで、うれしそうに銭湯に行く準備を始めます。

    Joschさんによるpixabayからの画像

 しばらく行っていないので、記憶が定かではないのですが、タオル・バスタオルは貸出しがあったと思うので、着替えだけを持っていくように伝えます。

 

 準備を終え、夫さんの車に乗り込み銭湯に向かいました。

 

 そのスーパー銭湯は、中央に大きな提灯がいくつも吊り下げられていて、よい雰囲気を漂わせているところですので、夫さんは大喜びです。

 

 服を脱いでお風呂場に向かい、身体をぬるま湯でざっと洗い流し、私はお気に入りの“温(ぬる)湯”に向かいました。

 

 夫さんは石鹼で体を洗ってから、お風呂に向かうと私に伝えて、まず洗い場に向かいました。

 

 週末ではなかったのですが、夕方の時間で若い人を中心に結構込み合っていました。

 

 それでもゆっくり足を伸ばす程度のスペースは確保出来ましたので、久々の温湯にゆったり浸かっていると、若い人が出たのと交代で、夫さんが入ってきました。

 

 彼は独立して商売をしているだけあって、人懐こく色々と私に話しかけてきます。

 

 話し込んでいるうちに、いつもの倍くらいの時間、温湯に浸かっていました。

 

 つぎに“薬草の湯”に彼を案内します。

 

 何種類かのハーブの入った袋が、湯船の隅に浮かんで良い匂いを漂わせていて、彼はこの湯が気にいったようです。

 

 ここでもしばし話し込んでしまい、私は先に湯舟から出てしまいました。

 

 しばらくぶりに長湯をしたせいか、“湯疲れ”を起こしてしまったようです。

 

 しばし外で風にあたっているうちに治まってきましたので、さっと身体を洗い着替え所で身繕いを済ませて外に出ると、私が湯疲れをしたことを、彼は心配しながら待っていてくれました。

 

 初めて“裸のつきあい”をしたことで、夫さんとの距離がぐっと縮まったような時間でした。

 

民主主義国家の分断が止まらない

先日行われた米国の中間選挙では、民主・共和両陣営の激しい論戦が繰り広げられ、上院は民主が多数派を堅持、下院は共和党が多数派を奪還するという結果になりました。

 

争点の一つである「人工妊娠中絶」の是非においては、6月に連邦最高裁が、人工妊娠中絶の権利を認めた1973年の判例を破棄したことに端を発しています。

 

 トランプ前大統領が保守派の最高裁判事を次々と任命するという巡り合わせになったことが大きく影響しているのです。

 

 女性や若者が反発をし、民主党支持に回ったことが、民主党善戦という結果を招いたのでしょうか。

 

 米国のみならず、僅差の選挙結果や世論調査での一時の多数派を「ただ一つの民意」が示されたかのように扱い、異論を切り捨てようとすることで、分断が深まる国が後を絶ちません。

      Joschさんによるpixabayからの画像

 

「リベラルな福祉国家」と見られがちなスウェーデンでは、ネオ・ナチ運動が源流の極右が影響力を持つ政権が10月に発足しました。

 

 首相は穏健党から選出され、右派さえ警戒するスウェーデン民主党は閣外協力となったものの、政策協定には「反移民」の同党の主張が色濃く反映されました。

 

 スウェーデンの投票率は80%超えが当たり前で、今回も84%でした。

 

 投票が義務で罰金もあり、直近の総選挙の91%を「低下傾向」と嘆くほど高いオーストラリアはともかくとして、罰金なき80%超えは、有権者の政治参加意識の高さを示すものでしょう。

 

 税金を含む国民負担率がG7(先進7か国)では最も低い米国は、大統領選の投票率が60%前後、中間選挙は更に低く、50%以上はこの100年で1914年と前回2018年の2度だけです。

 

 今回は20年に民主党のジョー・バイデン大統領が勝った選挙自体を否定する共和党候補や支持者も多いと聞きます。

 

 まさに民主主義の足元が揺らいでいるのです。

 

 米国並みに国民負担率が低い日本の投票率も、似た水準です。

 

 有権者の半数が投票しない状況での“民意”とは何なのでしょう。

 

 今年の参院選で自民党を圧勝させた民意と、旧統一教会の問題で岸田内閣の支持率を下げた民意をひと塊に扱えるのでしょうか。

 

 都合のよい時だけ「民意」を切り出すやり方はフェアではありません。

 

 

値引き品 買う派?買わない派?

値上げの嵐が吹き荒れる中、生活防衛の知恵を働かせながらでないと生き延びられない状況です。

 

 我が家は今、次女夫婦と赤ちゃんが新たに構成員に加わり、毎日のやりくりが大変です。

 

 次女は、さすがに気を使って生活費を入れると言っていますが、食費のみならず、水道光熱費などが、どれだけ跳ね上がるのか、次回の請求書を見るのが恐怖です。

 

 老夫婦二人の時には、つましい食卓でも済んでいたのですが、若いだけあって夫さんは食欲旺盛ですから、妻は毎食の献立を考えるのに四苦八苦しています。

 

 毎朝、新聞の折り込み広告のスーパーのチラシと睨めっこしながら、少しでも安い食材を手に入れようと必死です。

                    Lansa Koshkinaさんによるpixabayからの画像

 私も夕方の散歩が終えた後、スーパーに立ち寄るのが習慣化していて、一定の時間になると、肉・鮮魚・惣菜などの一部に値引きシールが貼られているのを目にします。

 

 特に妻に頼まれたわけではないのですが、自分の好きな食材がお買い得だと、つい手に取ってしまいます。

 

 ただ、今までにも何度か失敗しているのですが、安いからとつい買い求めてしまって、家で食して見ると鮮度が極端に落ちていて落胆したりしたことがありました。

 

 専門家は、見た目や臭いで分からないケースもあるが、菌のリスクは常にあるので、気をつけた方がよいと言います。

 

 そうはいっても値上げの嵐の中、慎重に選別したうえで、少しでも安いものを買い求めたい欲求に駆られて、一品・二品買ってしまいます。

 

 ただ、その分の出費は私の懐から出さないといけないのですが…。

 

 知り合いのスーパーの店員に聞くと、肉や魚やパンは買った当日か翌朝に食べる場合や、ソーセージなど加工食品の値引き品は買うと言います。

 

 また新商品の入れ替えなど、鮮度と関係ない理由で値引きされている時も買うとのことでした。

 

 また某食品缶詰メーカーの方に話を聞いた事があるのですが、「魚の缶詰などの場合、消費期限を過ぎたくらいのものの方がおいしい」といいます。

 

「ここだけの話ですが…」と付け加えて笑っていました。

 

 近年では食品ロスの問題が話題になっていますが、廃棄する前に、食べても問題がないものは、積極的に消費すべきなのかもしれません。

 

 

初めての出産・子育てに奮闘する次女夫婦

 出産を終えて一週間、退院の日がきました。

 

 夫さんは朝自宅を出発して病院に向かうようです。

 

 妻は赤ちゃんを迎えるにあたり、家の中の掃除に勤しんでいます。

 

 里帰りをしている次女は、これから我が家で一か月半ほど過ごす予定になっています。

 

 夫さんも当面、なるべく仕事を休んで我が家で過ごしたいといいます。

 

 10時過ぎには、次女夫婦が赤ちゃんを抱いて帰還しました。

 

 入院中も赤ちゃんの様子をSNSを通じて送られてきたのですが、初めてのナマでの対面です。

 

 しばらくはベットに寝かしていたのですが、スヤスヤと眠っているので、おとなしい子なのかと思って問うと、泣き出すと手が付けられないほど、けたたましく鳴くのだそうです。

 果たしてその夜、私たちは寝室の襖を閉め寝てしまいましたが、翌朝の早朝に起きると、夫さんが疲れた顔をしてダイニングに顔を出しました。

 

「昨夜は一睡もできませんでした」と苦笑いを浮かべます。

 

 断続的にずっと泣いていたようです。

 

 次女がミルクを飲ませた後、こちらで赤ちゃんを引き取り、妻と私で交互に抱っこしながらあやしました。

 

 幸いなことに、リビングで抱っこしている間は、時々ぐずったものの、概ね静かに寝てくれました。

 

 その後、夫さんはしばし眠れたようです。

 

 次女も部屋から出てこなかったところをみると、少し眠ったのでしょう。

 

 どうも昼間は概ね機嫌がよいのですが、夜になるとぐずり出すようです。

 

 生後一週間ですが、次女夫婦が今後どんな対策を取るのか、黙って見守ろうと思っています。

 

 昼前に私たちが買い物に出かけて戻ると、次女夫婦は初めての沐浴に挑戦したようです。

 

 私は古い人間なので、てっきりバスルームで行ったのかと思っていたら、小さなビニールのプールのようなものを、台所の流しにはめ込み沐浴させたとのこと。

 

 たしかにその方が沐浴させやすいし、夫婦も楽な姿勢でできるので、便利なようです。

 

 昼下がりから夫さんは、少し昼寝ができたそうで、明日の仕事を控えて、疲れも軽減できた様子です。

 

 夕食後、夫さんは明日の仕事に備えて帰っていきました。

 

 次女夫婦の子育ては始まったばかりです。