団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

宿のクチコミ・評価をどう判断するか

【急な旅行計画】

  今夏に私のマンションに大規模工事が入り、日中水が使えない日が3日間ほど発生することになりました。

 

  そこでその間、旅行にでも出かけようという事になり、宿探しを始めました。

 

  丁度夏休み期間のトップシーズンにあたりますので、希望する日が予約できない可能性があります。

 

 昨日慌てて検索を始めたのですが、第1希望の宿は既にいっぱいです。

 

 他の宿を調べていると、まあまあの宿の空きを見つけました。

 

 

【宿の評判に悩む】

 予約を決める前に、評価・口コミ情報をチェックしたところ、いきなり悪い評価が2件出ています。先月と先々月の投稿ですから、比較的新しいものです。

 

 内容は「部屋の掃除が行き届いていない、髪の毛があちこちに落ちていた」「夕食の際に、いくつか追加注文をしようとしたら、露骨に嫌な顔をされた」というものです。

 

 さらに以前の書き込みを見てみると、まあまあ好意的な内容の書き込みがいくつかあります。ここで予約をすべきかどうか悩んでしまいました。

 

 不満の書き込みがあると、宿側が反論や弁明の対応をしたりしますが、この宿の場合は、それもありません。

 

 他の宿にしたいとも思ったのですが、残りの候補はどれも目的地から離れてしまい、移動の時間が必要になります。

 

 妻が兼ねてから行ってみたい所だったので、旅を満喫するためにも、中心に近い宿がいいと言います。

 

【改善されていることに期待】

 そこで悪評の書き込みを知り、宿側が改善施策を行っていることに賭けてみることにしました。

 

 部屋の掃除は少しの努力ですぐ改善に向かうでしょうし、従業員の態度も指導・教育をすれば少しは改められるはずです。

 

 私たちが泊まるのは、いわゆるトップシーズンですから、スタッフの補充も期待できます。

 

 多少の事には目をつぶってでも、好立地の宿の方を選択してみます。

 

 あとは「二度と行きたくない」という感想にならないよう、祈るばかりです😊。

 

 

 

8050問題に目を逸らしてはいけない

【今回の川崎殺傷事件で思うこと】

   今回の川崎殺傷事件は、世間を震撼させる出来事でした。

 

 そこで改めて思い起こしたのが「8050問題」でした。

 

 8050問題と名付けたのは大阪府豊中市社会福祉協議会の勝部麗子さんで、現代日本に発生している家族に関する問題です。

 

 以前から「引きこもりの若者」の存在が問題視され、支援活動も官民をあげて行われてきました。

 

 しかしこれが長期化すれば親も高齢となり、収入に関してや介護に関してなどの問題が発生するようになります。

 

 これは80代の親と50代の子の親子関係での問題であることから「8050問題」と呼ばれるようになったのです。

 

 そして今回の川崎殺傷事件の岩崎容疑者の場合も、同居相手は親ではありませんでしたが、「引きこもりの50代」が80代の高齢者の家にパラサイトするという点では親の場合と変わりはなく、典型的な「8050問題」なのではないでしょうか。

  

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【今後にむけての検証が必要】

  岩崎容疑者に対して川崎市が間接的に接触しようとしたところ、「引きこもり」という言葉に本人が反発したため断念したという報道もありますが、厚生労働省の仕事や学校にいかず、家族以外の人とほとんど交流せず、6ヶ月以上続けて自宅に閉じこもっている状態を『引きこもり』と定義している点と照らし合わせれば、りっぱな引きこもりです。

 

 今回の事件については、容疑者の住んでいた家に対して、福祉や医療などの観点からの「支援」がどの程度行われていたのか、何が可能だったのか、今後検証する必要があります。

 

 容疑者の生活の背景に日本で広がる「8050問題」が横たわっているといったからと言っても、それだけで今回の無慈悲な犯行の説明にはなりませんし、今回の犯罪を正当化することになるわけでも同様の問題の解決や防止につながるわけでもありません。

 

 とはいえ、こうした残虐事件が起きるたびに「犯人憎し」だけだと、ややもすると軽視されがちなこうした「社会問題」についても私たちは目を背けることなく正視していく必要があるのではないでしょうか。

 

 また「ひきこもり=悪」といった社会のイメージ形成に陥らないよう、注意する必要もあります。

 

時の経つのが早く感じています

【時がアレよアレよ!と過ぎていく】

年々時の経過が早く感じるようになってきました。

 

変化のない生活を送っているせいなのでしょうか。

 

 この感覚は今に始まったことではなく、随分以前から感じていたことではあります。私だけでなく周りの同年代の人に聞くと、皆同じだと言います。

 

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【感動することが少なくなる】

   この原因は「感動がなくなってきた」ことのようです。

 

 子供の頃は、日々新たな体験・経験に満ち溢れていて、感動や感激をする時間がたくさんありました。

 

 その時間は自分にとって、とても貴重な時間で、一日が充実した時間の経過でしたから長く感じられたのです。

 

 ところが歳を取ると「新しい経験」というのは少なくなっていきます。

 

 感動したり、新しいことに触れる経験が少なくなっていきます。

 

 そのため人間は、その時その時の目の前のことに意識を向けることがなくなり、時間は進んでいますが、ぼんやりしていたりして、脳は自動処理を行っている状態になります。

 

 その結果、時間が経っているとか自分が何かをしているという感覚がないままに生活するようになります。

 

 それにより時間があっという間に過ぎるという感覚が生まれるようなのです。

 

【新たなことに出会うこと】

 感動するまでいかなくても、新たな体験をしたり、行ったことのない場所に旅行に行くといったことは大事なようです。

 

 そういうことが無くなるとメンタル面にも悪影響が生じて、60代を超えて新しい経験が減ってくると、普段から本を読んで新しい知識を入れるなど新たな経験を意識的にしている人とそうでない人を比べると20年後の生存率はおよそ2倍も違ってくるというデータもあるようです。

 

 そんなに長く生きていたいわけではありませんが、私もなるべく新たな出会いや新たな経験・体験をしていきたいものだと肝に銘じているところです。

 

 そこで感動を覚えることに出会えたら「生きていてよかった」となることでしょう😊。

 

 

 

資産寿命を伸ばせって言われても😢

【国が国民の自助を求める】

   人生100年時代に向け、長い老後を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすか。

この問題について、金融庁が5月22日、初の指針案をまとめました。

 

   働き盛りの現役期、定年退職前後、高齢期の三つの時期ごとに、資産寿命の延ばし方の心構えを指摘。政府が年金など公助の限界を認め、国民の「自助」を呼びかける内容になっています。

 

   とうに分かっていたことではありますが、年金だけに頼ることは無理な状況になっていることに対し、国は強いメッセージを出し、自分で何とかしないと大変なことになると呼びかけていることになります。

 

   70歳までの雇用延長の義務化も現実味を帯びてきました。

 

  このままいけば、健康で文化的な最低限度の生活を送る権利としての「生活保護」を受ける高齢者は益々増えていくことが予想され、その意味でも国は強い危機感を持っているのでしょう。

 

 

【高齢者は投資に消極的?】

 資産を増やせといっても、安全な預金として金融機関に預けても、恐ろしいほどの低金利では増えませんから、家に「タンス預金」として現金を保管している高齢者も多いのです。

 

その挙句、「アポ電後強盗やオレオレ詐欺」の被害に遭う高齢者は後を絶ちません。

 

 またIDECOやNISAのような税を優遇する施策を打ち出してはいますが、投資のリターンはそう都合よく得られるものではありません。

 

 過去に痛い目に合った経験から、手数料ばかり欲しがる金融機関に対する不信感を持っている高齢者も多いと聞きます。

【ますます不安だらけの老後】

 このように人生100年時代の日本を取り巻く「老後の生活環境」は不安だらけと言わざるを得ないのではないでしょうか。

 

 資産寿命を伸ばす議論をする前に、そもそも資産(ストック)がほとんど無い人は、フローでカバーするしかありませんから、わずかな年金の不足分を補うために、70歳はおろか、倒れるまで働き続けなければならないことになり兼ねません😢。

 

 また既に不安や危機感を抱いている、現役世代の節約志向は益々進み、消費が上向かない社会になるのでしょうか。

 

 

写真愛好家のマナー

【三脚が通路を塞いでいる】

バラが綺麗に咲き誇る時期になりました。

 

先日、バラ園で有名な公園に出かけてみると、多くの人で賑わっています。

 

 漂う香りを楽しみながら歩いて行くと、見物人が先に進めず渋滞している箇所がありました。

 

 渋滞の先には三脚を立てて熱心にバラを写真におさめている写真愛好家がいます。

 

 天気も良かったので光を浴びた満開のバラを撮るには、またとないチャンスなのでしようが、三脚で道をふさがれて見物人の往来に支障がでてしまっています。

 

 さすがに暫くして事態に気付いたのか、慌てて三脚をたたみました。

 

 よい写真を撮ることは、写真愛好家にとって大事なことなのでしょうが、今回のようなケースで、他の人といざこざが起きなければいいがと心配になりました。

 

 

【急増している写真愛好家】

 デジタルカメラの性能も進歩し、誰でもよい写真が簡単に撮れるようになり、団塊の世代を中心に「写真愛好家」が急増しているといいます。

 

 それに合わせてトラブルも増えているようです。

 

 いい写真を撮ろうとする場所で、木の枝が邪魔していたりすると、それを切ってしまったりという事件も発生しています。

 

 写真を撮る際には、やはりマナーは守ってほしいものです。

【新たなビュースポットの紹介】

 プロの写真家が新しいビュースポットを写真におさめて紹介すると、そこに写真愛好家が殺到したりします。

 

 その結果自然が破壊されたりすると、地元の人たちに迷惑をかけることになります。

 

 しかし新たなビュースポットが知られることで、観光客が増え、地元が活性化するといった効果も期待できるかもしれませんから、メリットもあるでしょう。

 

 プロの写真家の菊池哲夫さんが、白馬の青鬼集落での地元の人と撮影愛好家のお互いが良好な状態を保とうと模索しているケースを取り上げていますのでご紹介します。

 

 

 

 

車の運転をやめる時期

【運転をやめるのをためらっている】

   90歳になる父親が「車の運転をやめるかどうか」決めあぐねています。

 

 2,3年前には、「90歳になったら車の運転をやめる!」と宣言していました。

 

 先日実家に戻ってみると、最低限の運転は、もうしばらく続けたいと心変わりしているのです。

 

 最低限の運転とは、病院への往復と母親のお風呂への送り迎えが主なものですが、たまには気分転換も兼ねた近くへの買い物もしたいといいます。

 

 さすがに自分の運転技術の衰えは自覚しているらしく、遠方への運転はしたがりません。

 

 そこで病院に行くには「福祉タクシー」などを利用すること、母親にはデイサービスでお風呂に入って来てもらうこと、買い物は歩いていくこと等を提案してきました。

 

 しかしすぐに実行に移してもらえるかは、疑問符がついたままです😢。

 

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【高齢ドライバーの事故が多い】

   毎日のように、アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故のニュースが報道されています。以前はこんなに多くなかった気がします。

 

 そこで調べてみると、ペダルの踏み間違い事故は、やはり75歳以上のドライバーに特に多いというデータです。

 

   ただその事故率は10年前と変わっていないようです。

 

 しかし10年前に比べて、高齢ドライバーの免許証保有数が約2倍になったといいますから、ペダルの踏み間違い事故の件数が目立っているという事のようです。

 

 交通事故分析センターの情報によりますと、平成25年にはペダルの踏み間違えに起因する事故は年間6500件に迫る勢いです。

 

 その特徴として、75歳以上の高齢者が他の年齢層の2~5倍と高い割合となっています。

 

 状況別では「発進時」が、また場所では「サービスエリア」や「店舗の駐車場」といった道路以外が高くなっています。前述の高齢者では「後退時」の事故割合が高いのも特徴です。

 

 私の父親が運転をしなくても済むように、色々工夫して「免許証の自主返納」にまで漕ぎつけたいと思っています。

 

 

テレワークという働き方

【なかなか普及しなかったテレワーク】

ここにきて「テレワーク」という働き方が、やっと普及しつつあるようです。

 

 随分昔から総務省がテレワークの普及に力を入れ、広報もしてきたのですが、なかなか本格的な普及には至りませんでした😢。

 

 情報技術の進展によってやっとテレワーク的働き方が現実のものとなってきたのでしょう。また今年4月に施行された「働き方改革関連法」も後押ししているのかもしれません。

 

 テレワークは「tele=遠い・遠距離」と「work=仕事・労働・働く」という二つの言葉を組み合わせた造語です。ICT(情報通信技術)を使って時間や場所を選ばずに働く方法を指し、勤務スタイル・場所によっていくつかの名称に分類されています。


 テレワークは1970年代にアメリカで発祥した働き方で、交通量の増加による道路混雑や大気汚染問題が発端だったといわれています。


 日本においては1980年代から実験的に導入されはじめ、ノートパソコンの普及などによって浸透していきました。

 

 

【本格的にテレワークを導入した会社】

 先日ソニックガーデンというシステム開発の会社が「オフィスを持たない経営」を実践して、成果もあげていることを知り、テレワークもここまで来たかと感心してしまいました。

 

 この会社は3年前に渋谷にあったオフィスを廃止し、社員は自宅で働くという徹底したスタイルを導入しました。

 

 社員同士は年に数回程度しか直接会うことはなく、毎日の仕事の連絡はチャットやテレビ会議で行っています。

 

 創業以来一度も赤字になったことはない、といいますから驚きです。

 

 普通の会社で行われている「飲みにケーション」も「リモ飲み」というテレビ電話を通じた飲み会を時々行っているそうで、社員のコミュニケーションもばっちり行われています😊。

 

 会社の業種・職種によっては、ここまで徹底したテレワークを導入しずらい会社もまだ多いのかも知れませんが、新しい働き方が現実のものになってきたなと改めて感慨深い思いをさせられました。