団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

テレワークという働き方

【なかなか普及しなかったテレワーク】

ここにきて「テレワーク」という働き方が、やっと普及しつつあるようです。

 

 随分昔から総務省がテレワークの普及に力を入れ、広報もしてきたのですが、なかなか本格的な普及には至りませんでした😢。

 

 情報技術の進展によってやっとテレワーク的働き方が現実のものとなってきたのでしょう。また今年4月に施行された「働き方改革関連法」も後押ししているのかもしれません。

 

 テレワークは「tele=遠い・遠距離」と「work=仕事・労働・働く」という二つの言葉を組み合わせた造語です。ICT(情報通信技術)を使って時間や場所を選ばずに働く方法を指し、勤務スタイル・場所によっていくつかの名称に分類されています。


 テレワークは1970年代にアメリカで発祥した働き方で、交通量の増加による道路混雑や大気汚染問題が発端だったといわれています。


 日本においては1980年代から実験的に導入されはじめ、ノートパソコンの普及などによって浸透していきました。

 

 

【本格的にテレワークを導入した会社】

 先日ソニックガーデンというシステム開発の会社が「オフィスを持たない経営」を実践して、成果もあげていることを知り、テレワークもここまで来たかと感心してしまいました。

 

 この会社は3年前に渋谷にあったオフィスを廃止し、社員は自宅で働くという徹底したスタイルを導入しました。

 

 社員同士は年に数回程度しか直接会うことはなく、毎日の仕事の連絡はチャットやテレビ会議で行っています。

 

 創業以来一度も赤字になったことはない、といいますから驚きです。

 

 普通の会社で行われている「飲みにケーション」も「リモ飲み」というテレビ電話を通じた飲み会を時々行っているそうで、社員のコミュニケーションもばっちり行われています😊。

 

 会社の業種・職種によっては、ここまで徹底したテレワークを導入しずらい会社もまだ多いのかも知れませんが、新しい働き方が現実のものになってきたなと改めて感慨深い思いをさせられました。