団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

円安の荒波を何とか乗り切らねば

 円安が定着しそうな様相です。

 

 収入が上がらない中でのほぼ全ての日用品の値上がりは、私たちの生活を脅かしていることに間違いありません。

 

 特に私たちのような年金生活者においては、物価高騰の脅威は殊更です。

 

 今後も円安基調が長く続くのであれば、生活防衛策に知恵を絞って乗り切らざるを得ません。

 

 まずは普段の支出を一つずつ見直すことから始めてみたいと思っています。

 

 これまでも生活費に支出については、なるべく抑えるよう努力はしてきましたが、円安による影響を加味すると、少し発想を変えることが必要かもしれません。

 

 これまでの円高時代の消費は、国産ものは高く、輸入品が安いという状況が続いてきました。

 

 しかし円安基調になれば、輸入ものの値段が上がりますから、国産ものに目を向けることが大切になります。

        Lukas Jancickaさんによるpixabayからの画像

 

 日本人の朝食は、ご飯派よりパン派の方が多いと言われています。

 

 これ以上小麦の値段が上がるようであれば、パン派の方々が、ご飯に切り替えれば、出費が抑えられるかもしれません。

 

 また同じパン食を続けるのであれば、米粉を使ったパンに注目するのも一考です(ただ、米粉の値段はまだあまり安くないので、需要の高まりにより単価が下がることを期待したいものです)。

 

 海洋国家日本は、四方を海に囲まれていますから、四季折々の豊漁の魚などに目を向ければ、食卓を豊かにしながら食費も抑え込めるでしょう。

 

 野菜類については、天候による影響が値段に反映される要素があるのですが、フードロスに注意しながら、なるべく新鮮なものを食卓に載せたいものです。

 

 近年、冷凍技術の発展とともに、冷凍野菜は旬の時期に加工して保存できるようになりました。

 

 例えば、冬に旬の時期を迎えるホウレンソウですが、冬のホウレンソウを冷凍食品にしたものは、旬の時期以外の生のホウレンソウより、ビタミンCなどの栄養価が高いと言われます。

 

 冷凍野菜も今まで以上に、上手に活用したいと思います。

 

 国内産の食材を上手に活用することは、農家や漁業関係者の支援にもつながります。

 

 これを機に、食料自給率の高まりに本腰を入れて取り組み、円安を追い風にして、質の高い日本の農産物の輸出にも官民を挙げて取り組んでほしいものです。