今年も残すところ二か月を切る時期になりました。
街中は早くもクリスマス・年末商戦に突入しようとしています。
コロナ感染者も落ち着いて今、飲食店さんはさぞやホッとしているのかと思いきや、浮かない顔をした飲食店さんが多いといいます。
規制は解除されていますから、客足が戻ってきてもいいはずなのが、以前の3割程度の売り上げになってしまった店が多いようなのです。
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私も今年亡くなった元職場の上司を偲んで、以前の職場仲間と年内には集まる場を持つ計画なのですが、人数が6人います。
そろそろ集まる段取りを計画しなければいけないのですが、人数の多い集まりをちょっとためらってしまっています。
私と同じような気持ちで様子を見ている人も少なくないのかもしれません。
また長い間の自粛期間中に、それまで頻繁に来店してくれた常連さんの足が遠のいてしまったのかもしれません。
自粛を拒否して、常連さんがそのまま足を向けているお店をみていると、恨めしく思ってしまいますと、ある飲食店の主人が漏らしていました。
ワクチン接種が進んだ英国や韓国が、再び感染が急増しているというニュースをみると、マスクを外して外で食事をすることには、やはり躊躇いがつきまとってしまいます。
コロナ禍の生活様式の変化により、それまでの外食の習慣を、調理済みの食材を買ってきて家で食べる、いわゆる中食とか、この間料理にめざめて、一から家で料理をする人も増えたといいます。
いつまでもつのかわかりませんが、本格的に自粛が解除され、支援金も断たれた飲食店が、いかに客足を戻していくのか、年末の“カキイレドキ”を前にして、飲食各店の真価が問われる時期にさしかかっています。