今日は旧盆の中日で、田舎では初盆(新盆)の家では親戚・知人や地域の人達の弔問で大忙しになることでしょう。
今年はお盆期間に帰省しません。とはいっても実家は新盆(7月)ですので、もう終わっています。
昔から夏の休みは8月のお盆の週でした。実家の7月のお盆の時には、仕事が忙しく休みは取れませんでしたので、8月の旧盆の時に帰省していました。
親戚の家は旧盆がほとんどでしたので、帰省すると親戚の家にお線香をあげに行き、従兄弟たちと久々に顔を合わせ近況を知らせ合うのがお盆の過ごし方でした。
しかしここにきて、親戚の親世代はほとんどが亡くなってしまい、両親ともに何とか無事なのは、我が家くらいです。
初盆が終わると、親のいない実家には皆帰ってこなくなりました。実家に帰っても親戚の家を訪れる機会も少なくなってしまいましたので、交通渋滞の中を無理に帰省する必要もなくなってきているのです。
しかし先祖の霊に無関心かというと、そうではなくお盆やお彼岸に限らず、帰省するたびに墓まで行き、掃除をして手を合わせるようにしています。
若い時にはそこまではやらなかったのですが、年を重ねてくると先祖の霊に向き合うことが大事に思えるようになってきたのです。
老い先短い両親を、先祖の霊が迎えに来る時が、刻々近づいているという思いも、お墓を気に掛けるようになった理由なのかも知れません。
数年前、定年後に「毎日が日曜日」生活に憧れて、7ヶ月ほど気ままな生活を送っていました。そろそろこのままではいけないと思っていた矢先、今お世話になっているNPO法人の理事長から声がかかったのです。
この時も実家に帰っていて、お墓参りをして帰ってきたところに、携帯に電話が入ってきました。
なにかご先祖様から「もうひと頑張りするように」と背中を押されたような気がしたことを覚えています😊。