団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

実家の冷蔵庫を遠隔操作でチェックする

 実家の父が90歳を過ぎて、いよいよ車の運転に支障がでてくる恐れがあるので、3年前に免許を返納しました。

 

 それまでは日中自分で運転して、必要なものを買いにいく生活をしていましたから、車の運転ができなくなると、何かと不自由を感じているようです。

 

 ただ私たちの提案で、週に1回届けられる生協の宅配サービスを利用するようになりました。

 

当初は父が自ら注文書に書き入れていたのですが、細かい注文書の文字を見るのが困難になり、今では妻が父の要望を聞きながら、毎週ネットで注文するように変更しています。

 

 月に一度実家を訪問した際には、妻が冷蔵庫をチェックして、賞味期限の過ぎたものを廃棄処分しています。

                                   Lukas jancickaさんによるpixabayからの画像

 

 以前は、ちょっとした調理はできたのですが、最近では食欲が落ちてきたこともあり、めんどうな調理は億劫になっているようです。

 

 母が家にいた時は、用意した食事を居間まで運んで一緒に食べていたのですが、母が施設に行ってからは、居間まで運ぶのが面倒になり、台所で食事を摂っているといいます。

 

 栄養の偏りが心配ですので、実家に行く度に野菜やたんぱく質を摂ることをくり返し言っていますが、せっかく生協に注文して届いているものも、かなりの食べ物が冷蔵庫に残っています。

 

 先日も卵が3パックも食べずに残っていましたので、持ち帰ってきました。

 

 今朝妻が父に電話を入れ、今週注文したものを報告していましたが、父から「卵が全然ないから、次回に注文してくれ」と言われたようです。

 

 全然手をつけていないから、いらないのかと思いきや、やはり冷蔵庫に入っていないと不安なようなのです。

 

 以前母が家にいた時に、週2回ヘルパーさんに来てもらい、食事を作るサービスを受けていましたが、母の施設入所により、そのサービスはストップしていました。

 

 ケアマネジャーに相談して、再びヘルパーさんの応援をお願いしようとしていますが、まずは父の介護認定を受けなければなりません。

 

 昨年までは、自分の身の回りのことを自分で行うことに、自信をもっていたのですが、母の入所以来、気弱になってきている気がします。